Garneau Gennix R1 KUOTAクレヨン台湾限定モデル GIANT ENVIE ADVANCED 2 BASSO viper
みなさん自慢のロードバイク写真をアップしてください。
今回特別許可をいただき、関東のみなさんの自慢のロードバイクをアップします。
1.Garneau Gennix R1 所有者 リッツさん
リッツさんのコメント
「乗り心地抜群で、適当に流して走って3km/hアべレージアップ(Viper比較)」
「ジオメトリがいいのは2016、2017年度のみ、フレームセンターも狂いなしで作られていました。ケーブル露出部分もパーツ取り外しできたりと、相当な親切設計、 横向かい風で45km/h巡航できるとか、ただずるい、と(笑)。登りやアップダウンでViper みたいな失速感もないです。加速感も抜群で、シームレスな加速感。低速でもコントロールしやすいです」
2.KUOTAクレヨン台湾限定モデル 所有者 飛んでるNさん
まだ組み上げ中だそうです。ものすごく走りそう。Nさん、この自転車買うために、わざわざ台湾まで飛び、輪行して持って帰ってきました。ぶっ飛んでます!
3.GIANT ENVIE ADVANCED 2 所有者 クロモリ大好きさん
クロモリ大好きさんだけどカーボン。クロモリ大好きさんはviperも所有されています。
GIANTをよく知る飛んでるNさんのコメント
このニューマシンは、WB=965, RC=405だからジオメトリ的にはイイ感じです。ENVIEはカーボンのランクが3種類ありますが、一番下のグレードは、ちょっと柔いです。同じシリーズでアルミ最上級とカーボン一番下ランクの価格がほぼ同じで両方試乗して、わたくし(飛んでるNさん)はアルミを選択しました。カーボンのほうが乗り心地よいんだけどアルミと比べて走らない。
そういう意味で、クロモリ大好きさんのマシンは柔い素材なので、長距離もイケるんですよね。
ただ走らないのは面白くないので、クランクを9000デュラに変えて少し走るように味付け。
*注*クロモリ大好きさんの自転車は飛んでるNさんが味付けされています。
4.BASSO viper 所有者 リッツさん
ロードバイクの登竜門 定番BASSO viperです。リッツさんの写真が芸術的なのでアップ。
カーボンやアルミに比べると重いですけど入門には最適。
ここからみなさんステップアップしていって、自転車沼にどっぷり・・・ママチャリしか乗ってなかった人がカーボンロードに乗られたり・・・。
みなさんも自慢のロードバイクの写真をアップして、感想、自慢話、長所、欠点など、自由に書いてください。
これからロードバイクを買われる方の参考になれば幸いです。よろしく。
Austerlitzさん
パパさん、ご無沙汰しています。
>最近ロード乗ってないと反省(汗)
やはりミニベロ中心のライドでしょうか?(笑)パパさんのピナレロ、本当に精悍ですね! いかにも走りそう。ピナレロ×シマノ×オーシンメトリックという括りで言えば、クリス・フルーム仕様ですね(笑)。
楕円チェーンリングは、何気に僕も試してみたい機材です。
セッティング、がんばってください。
Viper×DURA、お褒めいただきありがとうございます。9000クランクは移してしまったので現在Viperは6800クランクです。これはこれでかっこいい、はず(笑)。
>関東組のカーボンロードのジオメトリ選択も勉強になります!
カーボンロードだと、製造段階の味付けでずいぶん性格変わるので、そこまでジオメトリに敏感にならなくてもいいのかもしれませんが、個人的にホイールベース短いほうが好きなのですよね。機敏に動くミニベロ好きなせいかもしれません。
(前後左右上下とも)バランスと精度が肝要ですが、そのなかでも機敏なほうが楽しく感じるのかな、と。
このあたりも人それぞれなので、おもしろいですよね。
クオリア44さん
誰にも参考にならない可能性が高い情報。私の所有する8台のロードバイクの内の1台。ケストレル エアロフォイル プロ SL 。ケストレルのアイコンだったシートチューブレスの最後のモデル。厳密に言うとロードバイクじゃなくて、トライアスロンバイク兼TTバイクの大改造車。海外通販のセールで半額くらいで完成車を購入して、一度も乗らずに大改造。残ってるのは、フレームとリアブレーキだけ。元々は6700アルテグラとマビック キシリウム エリートで組んであったが、現在の仕様は、7900デュラエースとGokiso ハブにエンヴィのリムで組んだホイールを履かせてる。
フロントディレイラー台座にリデアのスペーサーをかまして、フロントディレイラーのブレードがチェーンリングに沿う様にしてある。7900デュラエースは、セッティングがシビアだが、決まれば旧世代11速コンポと遜色無いレスポンスを示す。Gokiso ハブは最初期モデルの最初期ロットなので、特別に格安で買えたが10速しか使えない。特には困らないけど。
反則級のエアロフレーム、エンヴィのリムとあいまって、空気を切り裂く様に速度が乗る。
極太カーボンフレームなので、BB周りの剛性は十分。
フロントセンターが長い様に見えるのは、デザインによる錯覚。
BBハイトがピストバイク並みに高いので、ハンドリングも軽快。
実は、トライアスロンバイクのジオメトリーには定説が無くて、メーカーの設計思想によって大きく違う。私のとは真逆に、BBハイトが極端に低いモデルも存在する。DHポジションを実現する為に、ヘッドチューブが極端に短く、また太くて、特殊規格のヘッドパーツが使用されてる。コラム径は通常のオーバーサイズだが。
数年前にスペシャライズドが純粋なトライアスロンバイクのフレームを使用してロードバイクへと大改造した車体を公開してたけれど、私の方が先。と言う事が言いたい訳じゃなくて、フレームジオメトリーが特殊でも、大方は知恵と工夫で楽しく走れる。と、私は信じている。まあ、フレーム剛性が低い場合は取り返しがつかないが。
画像を追加
ヘラーマンさん
Basso VENTA 2018フレームセット510 この価格帯(税抜き定価158,000円)では珍しいメイド・イン・イタリーのフレームです。Bassoのカーボンフレームは、BPD(バッソプレミアムディーラー制)になってから、ほとんどインプレされていないのでVENTA紹介しておきます。
実測重量(510サイズ)
フレーム1055g(シートクランプ込)
フォーク415g(未カット時、カット後390g付近)
ホイールベース実測値約975mm
シートピラー径Φ27.2(JOBのサイトΦ31.8は間違いです)
付属品
・ヘッド小物(上下ベアリング、プレッシャーアンカー、トップキャップ)
・シートクランプΦ27.2用
・ワイヤー小物(アウターワイヤー用ゴム蓋)
・プロテクターシール(チェーンステー用、BB周り用の2種類)
フレームの精度は完璧。要所要所でエッジをきかせた造形や、ブレード形状のエアロフォーク(一応ラウンドフォーク)も凝った作りをしています。塗装の発色も良く塗膜も少々の衝撃では剥がれないぐらい強いです。これが値引き込みだと14万以下で買えるのだからいい時代になりました。ヘッドやBB周り、フォークコラムまでフルカーボンですが、きれいに整形されていて安心して組めます。
組立時の注意点としては、ワイヤリングに尽きます。
ワイヤー内蔵フレームなのでワイヤリングは手間がかかりますが、シフトワイヤーに関しては他社では見ないヘッドチューブからBBまで一直線に通る構造のため、ワイヤー外だしフレームなみに抵抗が少なく、ステンワイヤーで変速が簡単に決まります。その分ハンドルからのワイヤーの取り回しがきつく、ワイヤリングの腕の差がでるフレームだと思います。
リヤはチェーンステーの中を通る構造ですが、出口からRを描く角度がきつくなるので、RDに入るアウターワイヤーは通常より長めにする必要があります。硬いシフトアウターで短いとRDの横方向の動きに影響します。
シフトに関してはワイヤリングでどうにかできるので問題ないのですが、リヤのブレーキワイヤーの内蔵の仕方が唯一の不満で、左からトップチューブに入り左から出ます。通常この流れの内蔵フレームはフルアウターが多いのですが、VENTAはそうではないため、入り口と出口でワイヤーが擦れるようになります。この抵抗を抑えるためにはノーズ付きのアウターキャップが必須で、シマノだとこれだけを買うと結構高いので、結局ポリマーコートケーブルごと買ってしまいました。
私の基準だとインナーピカール磨きの裏技を使ったとしても、ノーズなしステンワイヤーだと引きが重すぎて乗ってられないぐらいの抵抗がありました。なので負けた感ありますが、ブレーキワイヤーのみデュラグレードのポリマーケーブルを使用しています。インナー+アウター+ノーズキャップのセットで3000円程度しますが、ブレーキワイヤーに関してはポリマーの悪影響を受けにくいため対費用効果は十分にあります。
次に、かなり主観の入ったインプレです。
私のフレーム選択の最重要項目はコントロール性能です。コントロール性能と言ってもハンドリングみたいな単純なことではなくて、ダッシュかけたときに思い通りに加速する反応や、高速から超低速時までの安定性も全て含まれます。レースに出るわけではないですが、ずっと走っていたいと思える気持ち良さを重視するとすべてがそれなりに高い次元でバランスする必要はあります。
道場で評判のクロモリViperはフレームの重さこそあれ、400mmのリアセンターと75度のシート角で意のままに操れるコントロール性能が魅力でした。伸びのある走りも魅力の一つですが、20km/h以下で手放ししながら楽々着替えできるほどの低速時のお尻コントロール性能は外せないポイントでした。
しかし、これをカーボンでとなるとなかなか良いのが見つからず、走るフレームは数多くあれど低速時のコントロール性能や安定性までとなると、フラッグシップモデルでもフラついたり、フラつかなくても微妙に芯に乗れていない感覚になるものが多く、なかなか乗りたいと思えるフレームに出あえませんでした。
それを含めて完全に置き換えできるのがVENTAです。リッツさんが「乗っていることすら忘れるような」と表現されていましたが、乗り味に癖がなくまさしくそれに近いです。普段歩いている感覚で自転車に乗れる感じで、20km/hどころかママチャリなみの速度11~12km/hで手放ししても全くフラつきません。この辺はやはりBassoジオメトリとフレーム精度によるものだと思いますが、完全に芯に乗れている感覚は本当に気持ちいいです。ワイヤリングが少々難しいですが、Viperを上回るコントロールのしやすさでViperからのステップアップや、初めの1台としてもオススメできます。
メカ的にはBB86が惜しいですが、今現在JIS-BBで縛ってしまうとほとんどのフレームが選べないので、比較的安くて耐久性の高いシマノBBが選べるだけ良かったとは思います。
スローピングフレームが多いなか、本国モデル(DIAMANTE,ASTRA,VENTA)はトップチューブが水平に近く見た目も良いですが、その分スタンドオーバーハイトがかなり高めなので、私みたいに足の短い方(汗)は要注意です。適正サイズフレームでも脚付きギリギリ・・(汗)
世間ではカーボンフレームの性能はジオメトリだけでは語れないと言われ、走りに関しては確かにそう思いますが、コントロール性能に関してはやはりジオメトリが最重要だと感じています。欲が出れば出るほどにベストな1台を見つけるのは難しいです。
クオリア44さん
多分、誰の参考にもならない情報。Zambikes バンブーバイク。
見たまんま、竹のフレーム。ただし、アフリカの竹で、日本の竹よりも肉厚が3倍以上。フォークはフレームに付いて来ないので、自分で好きなモノを付けるシステム。私は、近所の板金屋で、カーボンフォークを竹に見える様に塗装を依頼した。7800デュラエースのクランクの他は、6800アルテグラ。ホイールは、ゾンダ。リヤセンターが非常に間延びして見えるが、シートチューブがBBより前よりに接合され、無茶苦茶シートチューブ角が立ってる事からの錯覚。でもまあ、短い方でも無い。
現在では、ミドルクラスのカーボンフレーム程の値段だが、私のはほぼ最初期ロットで、半値近くで買えた。フレームに直線が一切無いので、精度が不明。だが、購入して1年後にタイヤの整列を確認したら、cm 単位でズレてたので、交換してもらった。交換されたフレームもタイヤの整列が完全じゃなかったが、おそらくはピシッと合ってるモノは無い。
ストレートエンドなので、最初はシングル固定ギア仕様で乗ってたが、フレーム交換を機会に多段仕様に組み直した。フレーム剛性は低い。ダンシングすると、フロントディレイラーのブレードがチェーンと干渉して異音が出る。ついでに、FSAのウィングハンドルも無茶苦茶にたわむ。乗り心地は、最高。ダンシングしなければ、ごく普通に走る。
ボトルがリアマウントだが、コレはボトルケージ台座が無いため。仕様書ではある筈だったのに。
フレーム精度なんて、ソコソコで大丈夫だと思えるようになる1台。ビルダーさんで使う定盤が無い限りは、精度が出てるか不明だが、多分出ていない。荒れまくったコンクリート舗装の堤防道路を潮風に吹かれながら、路面の凸凹をしなやかにいなして走ると、非常に気持ちが良い。
やすりおさん
皆さんの自転車、ただただ「すごい」の一言です。
もう、「戦闘機」ですね。(クオリア44さんの竹の自転車はちょっと違う感じがしますが、、)
私はラレーCRN乗ってて普段から抜かれっぱなしなのですが皆さんの自転車みてなんとなく納得。
乗り手も遅くて自転車も重い。。抜かれるのも当然です。せめてホイールくらいはカーボンと思っているのですが砂利道走れなくなりそうでなかなか手が出ません。。。。
クオリア44さん
多分、誰にも参考にならない情報。
というのも、この様なカーボンバックのフレームは、現在では非常に珍しく、選択肢が極端に少ないから。
加えて、多分、最新設計のカーボンバックにして既にメーカーが自転車事業から2年くらい前に撤退したGDRだし。というわけで、コレはGDRメテオハイブリッド。
GDRのメーカーコンセプトの『しなり を積極的に活かす』を誰にも入手しやすい価格で提供するための戦略商品だったが、カラーバリエーションを増やして売り込んでる途中に突然、撤退が決まる。で、実際に乗ってどうか?と言えば、コンセプトを実現出来てる気もするが、同じ様な値段でエントリーグレードのカーボンフレームが買えるので、微妙。
ただ、フォークとシートステーはフラッグシップモデルと同じだそうで、それなりの訴求ポイントはある。癖の無い操縦性だが、フレームをしならせる意図でフォーク角が少し寝てるので、私としては、もう少しクイックな方が良かったかも?。で、ハンドリングと加速のレスポンスを上げる意図でハンドル落差を大き目に、かなり前乗りなポジションセッティングにしてみたら、結構、好みに近付いた。
ステムは日本じゃ売っていないリッチーの260度クランプ、25度の取り付け角のモノ。現在、レーシンググレードの25度ステムの選択肢が極端に少ないので、このリッチーは貴重だが、260度クランプの所為で使えるハンドルが少ない。ハンドルは、イーストンEC90SLX3の旧モデル。新品がヤフオクで安定供給され、1~1.5万円で入手できる。カーボンハンドルでは格安だが、値段よりも、下ハンドルの絶妙な握り具合で価値と人気が今でも高い。ワイヤーガイドが控えめで超軽量で剛性が高いのが お気に入り。
ホイールは、現在は、マビック キシリウムSL。コンポは、最初は9000デュラエースのクランクに6800アルテグラだったが、今は変速系だけR 8000アルテグラ。
変速レスポンスが上がったので、気分的に操縦性もクイックになった気がする。もちろん、無関係だが、ロードバイクはモチベーションで走るので、意味はある。本来は、気軽に長距離を走れるロードバイクとして組んだが、結局は最初の目論見自体が消失したので、トレーニングで気が向いた時に選ぶ。
私がロードバイクを買う時の基準は、何か一つでも突出した特徴があるもの、なんだけど、コレは新世代カーボンバックに興味があった為。でも、買って分かったが、普通のアルミフレームの方が、走行感覚としては余程、特徴的。その意味で、逆にこのフレームは、広義のアルミフレームとして特徴的だが、積極的に選ぶ意味が希薄。だと今は思うので、尖ったセッティングを楽しんでる訳。
釣り好きジイさん
主旨は異なりますが、宜しくお願いします。ヘラーマンさん、BASSO VENTA 2018見た目にも良さそうなフレームですね。カーボン・フレーム欲しい欲しい病が再燃してきました、当方は相変わらずCRNに乗っています。ほかの素材の自転車に乗ったことがないので、今の自転車がどの程度の物か、自分が理想としている物がカーボン・バイクで叶えられるかが解らないですが、やっぱり生涯に一度はカーボン・バイクに乗ってみたいと思っています。
CRNも4~5年前に購入しました、道場生の方々と比べ乗っている時間は初級者に届かない初心者のままです、皆様の書込みを読み、写真を見ているとやっぱり一度は乗ってみたいと思っています。
ヘラーマンさんの様なベテランから見てBASSO NENTA 2018は初心者からでも乗れるフレームでしょうか。フレームとコンポーネント(R8000セット)を購入して組上げてみたいと思っています、そこで質問が有ります宜しいでしょうか、写真はコラムをはカットしてありますか、初級者でも自転車を組み上げる事は可能でしょうか、情熱はあります知識が有りませんのでこの縁側-自転車道場に質問しながら、勉強しながら組み上げたいと思っています。
ヘラーマンさん
釣り好きジイさんVENTA、横から見ると薄い楕円のトップチューブ、エアロを意識した逆三角形の極太ダウンチューブに詰まったジオメトリで惚れ惚れするフォルムです。実物はもっと繊細かつ迫力があるので、実店舗においてあるところあればご覧になってみてください。
初心者でも乗れるかという質問には、間違いなく乗れると断言できます。これほどコントロールしやすく安定しているフレームはなかなかないと思います。走りも軽いですし、乗り心地もウィリエールには劣るかもしれませんがViperよりは上です。乗っているときの気持ちよさと安全性も含めてイチオシできます。
>組み上げる事は可能でしょうか、情熱はあります知識が有りませんのでこの縁側-自転車道場に質問
>しながら、勉強しながら組み上げたいと思っています。
やる気あるなら可能だと思いますよ。私で良ければ時間の許す限りサポートしますし、そうでなくても道場長と常連さん達が寄って集って教えてくれると思います。あと組んだことある人しかわからないような箇所(ワイヤー内臓の仕方とか)は私がお答えします。
ただ、コンポのR8000は別スレでなぜか5800のクランクより重く感じるとのことや、未だ信頼の置ける詳しいインプレがないのでおすすめしかねます。私はR8000のFDのみ使っていて性能は68と変わらないと思ってますが、取り付けは6800以前のほうが簡単です。
もし今買うならR7000が出る前の5800コンポにFDをFD-5801、ブレーキはBR-6800を組み合わせるのがいいかと思いますが、これならVENTA105-5800の完成車買うのが安上がりですね。精度的にはフレームセット販売のほうが安心なのですが・・
コラムは購入時はかなり長いので、6~7cmぐらいはカットしたと思います。そのままだと長すぎて組めないので一度カットして組む必要があります。組める長さで少し長めにカットし、ポジション微調整してもう一度カットするといいです。コラムカットはソーガイドと金鋸でokなので両方で3000円くらいだと思います。
STRAIGHT/ストレート) ソーガイド 22-150
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金鋸は刃さえまともなら安物でも大丈夫です。高いカーボン用買わなくても金属用で問題なく切断可能です。
釣り好きジイさん
ご回答有難うございます 金鋸は持っています、ガイド・ソーだけ購入すればコラムは切ることが出来ると思います。精度的にはフレームセット販売のほうが安心なのですが・・との事ですが完成車は問題が有るのでしょうか?
フレーム・セットを組みあげた方が、ステムの長さを任意の長さにしたり・・・満足度はあると思いますが、普段ちょっとした家の中の修理事は自分で出来る程度の腕前で自転車を組み上げるのに何日くらい掛かるでしょうか。
やすりおさん
釣り好きジイさんこんにちは!私もラレーCRNに乗っています。ヘラーマンさんのレビュー見てventa病にかかった人はかなり多いと思います。私も非常に欲しくなりました(笑)
私自身、フレームセットからの組み上げはしたことありませんが私が釣り好きジイさんの立場だったら完成車購入します。恐らくですがフレームセットからの組み上げは、完成自転車に付属している 8割くらいの部品を自由に取り付け、取り外しできる整備能力や工具が必要な気がします。
何度も失敗できるものならよいですが、自転車のパーツにはネジ山やカーボン構成部品など一度の失敗で壊れてしまうようなものがかなり多いと思います。
フレーム精度についてはフレームセットにしろ完成車にしろ一定の割合で問題のあるものがありそうですから、過去ログ見てフレームの確認方法を学んで問題があった場合に交換対応してくれる信頼のできるお店で買うしか無いような気がします。
私が釣り好きジイさんの立場だったら整備はラレーで楽しみます(笑)
完成車しか乗ったこと無いので想像で書いています。。間違っているかも。。では失礼します。
ヘラーマンさん
完成者に問題があるわけではありませんが基本的に精度はフレームセット≧完成車になります。
同レベルのものもあるとは思いますが、自転車に限らず製品づくりの基本として全数検査するものは、精度の良いものを利益の高いフレームセットにまわし、正常品の中からばらつきの大きめものを完成車にまわすのが普通です。これは変速機などのコンポにも言えることですが、安い大量生産するものは抜き打ち検査になるためその限りではないです。
それと不良が出た場合の交換用のフレームもそこそこ精度の良いものを用意しているのが普通です。ただ、これも格安中華フレームなどのもともと精度が出ていないものは当てはまりません。
フレームセットといえど不良がないわけではありませんが、その確率は完成車より低いのでトラブルを考えると割高なフレームセット買いというのも選択の一つとしてありだと思います。私の場合は満足度というよりはできるだけ完璧な精度のものを手に入れたいということで、両方ある場合はフレームセットを買います。ハンドル周りや変速周りの整備にこだわるようになると、少しの精度の差が乗ったときの重心位置の違いとか気持ちよさの差になりかなり気になるようになります。
組み上げに関しては、やすりおさんの
>恐らくですがフレームセットからの組み上げは、完成自転車に付属している
>8割くらいの部品を自由に取り付け、取り外しできる整備能力や工具が必要な気がします。
これはある意味正解で、やったことなくてもなんとか乗れるようにはできますが、仕上がりは全く変わってきます。私は自転車整備で最も重要なところはワイヤリングだと思っていて、これで自転車の動きが決まると思ってます。これは経験によるところが非常に大きいので、1台や2台組んだ程度で極められるものではないです。
もし、CRNのワイヤリングや変速、ブレーキ取り付け調整をしたことがなければ、練習がてら一度整備し直してみることをおすすめします。できることなら一度全バラして組み直しするのが理想ですが、いきなり全バラすると元通りにするのも難しいので、1箇所ずつやってみてください。CRNはワイヤー外出しなのでワイヤリングや整備の練習にはもってこいです。
返品交換に関しては信頼のできるお店というより、代理店に強いお店を選ぶとスムーズかと思います。販売台数の多い店(例えばカンザキとか)が代理店には強いです。完成までの日数に関しては、こだわればこだわるほど時間がかかりますのでなんとも言えませんが、スムーズに行けば1日1~2時間程度、週末数時間やって1~3週間程度で仕上がると思います。あと、フレーム買いした場合はBB86の圧入工具は必須なので以下の工具が必要になります。取り外しは別工具が必要です。
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それとインプレにも書いたとおりブレーキワイヤーのみポリマーケーブルセットをおすすめします。
シマノ(SHIMANO) BC-9000 ポリマーコート ブレーキケーブルセット
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Austerlitzさん
へラーマンさんのVENTAインプレ、さすが素晴らしいですね!
VENTA欲しい病に罹患された方は、やすりおさんはじめとても多そう…(笑)
>私のフレーム選択の最重要項目はコントロール性能です
>コントロール性能と言ってもハンドリングみたいな単純なことではなくて、ダッシュかけたときに思い通りに加速する反応や、高速から超低速時までの安定性も全て含まれます
>レースに出るわけではないですが、ずっと走っていたいと思える気持ち良さを重視するとすべてがそれなりに高い次元でバランスする必要はあります
『コントロール』という言葉にそこまで意味が含まれていることに目から鱗でした。その観点から考えてみると、コントロール性能は確かに僕もフレーム選びの最重要項目になっているかもしれません。僕の場合はコントロールというよりもイメージ、という感じでいました。自分のイメージどおりにバイクが走るかどうか=自分のイメージをバイクが邪魔しないかどうか、という意味で。
速度の出し入れ、挙動、走行ラインの安定性、咄嗟の反応、慣性、乗り心地。
仰るとおり、こうしたものが高次元でバランスとれていないと、自転車乗るのが愉しくなくなります。
それにしても、VENTAのジオメトリって、いかにもロードレーサー、なきれいなジオメトリですね。
これに6800、9000で(もっとも影響の少ないFDのみR8000で)組まれているあたり、とても参考になります。ワイヤリングもさすが、美しいです。こちらもとても参考になります。
そう、「普段歩いている感覚で自転車に乗れる感じ」との表現、心打たれました。そこまでコントロールしやすいバイクって、どんななんだろう…。カーボンバイクに乗っていると、次期バイクをついつい横目で探してしまうので、僕もVENTA乗ってみたいなあなんて思ってしまいます(笑)。
クオリア44さん
実は、私のGDRメテオ ハイブリッドには、担当者の署名入りのフレーム精度の検査表が付いて来ました。全品のフレーム精度の検査をしてたと言う事です。つまり、これは特別なことなので、シッカリとアピールして、ブランドの価値を高め、購入者の安心、信頼を得たかったのでしょう。まあ、その成果が出る前に自転車業界からの撤退が決まっちゃったのですが。ところで、私のはカーボンバックのアルミフレームだっただった訳ですが、カーボンフレームの場合には、間違い無く、フレーム精度の全品検査などしていません。
擬似的にフレーム精度の点検が一応出来る丸パイプフレームのアルミフレームに対して、カーボンフレームだと、曲線だらけで左右の非対称が珍しく無いので、フレーム精度を確認する為には、精度の本来の意味である回転部の軸の精度を、ダミーシャフトを通してから、定盤の上で計測器にかける必要があるのは明白ですが、こんな事は絶対に出来無いからです。
因みに、私の数世代前のフラッグシップモデル、LOOK 595 ウルトラは、別に特に何も宣伝していませんでしたが、左右非対称設計のフレームだと、全塗装の為の研磨作業で判明しました。で、もし仮に、こんな検査をすると、パーツの結合部に必ず擦過の痕跡が出来ちゃうのですが、カーボンフレームは現在では基本的にBBは圧入だし、そんな痕跡が有れば、中古だと見られて商品にはなりません。
そもそも、カーボンフレームの精度が必要な他のパーツとの接合部は、切削加工がなされてる訳ですけど、この加工自体、仮想だけど事実上の定盤の上に固定されて、マシニングセンターで加工されてるだろう事が容易に想像出来ると思います。
つまり、製造行程にトラブルが無い限り、全品検査など無意味な訳です。
もちろん、一定の数量毎に詳細な抜き取り検査はしてるのは間違いないでしょうが。なので、フレーム単体の製品が完成車よりも精度が優れてるなんて有り得ない事なので、その様な仮定でフレームを買うのは無意味でしょう。
https://cyclist.sanspo.com/171952
メーカーのカーボンフレーム製造行程を自信たっぷりに公開してる動画がココに紹介されていますが、念入りな抜き取り検査を行なっています。つまり、逆を言えば、全品検査など絶対にしていないという事です。
skogenさん
SCOTTのCM動画からすると、品質検査・生産管理のための抜き取り検査(破壊検査)を行っているようですね。まぁ、これは工業製品だと普通の話で、だから抜き取り検査。全フレームに振られているシリアルナンバーで品質管理してるという説明がありますが(これも今の工業製品なら当たり前)、フレーム精度をどのレベルでチェックをしているかはこの動画では良く分かりません。
今のカーボンフレームのようなこなれた工業製品だと、精度が出ないような製造技術は使わないでしょうから、高精度の計測器を用いた全品検査はやってないかも知れませんね。
でも、ユーザが測定できるレベルのフレーム精度なら、3D形状検査で実施できるんじゃ無いですかね。フレームは高額商品で、返品・交換は避けたいでしょうから、それぐらいの精度は保証してそうなもんです。
ヘッドチューブとフレームのセンター面の平行、BBやリアエンドのハブ軸とセンター面との直交を検査するのは、精度が良いレーザー計測なんかになるでしょうが、自転車に必要な精度ならそんなに難しそうじゃ無さそうです。でも、たぶん、今のフレームは、ユーザが気付くレベルで軸の精度が出ないような製造方法は採って無いんじゃ無いかなぁ。
ヘラーマンさん
リッツさん、どうもです。
>そう、「普段歩いている感覚で自転車に乗れる感じ」との表現、心打たれました。
>そこまでコントロールしやすいバイクって、どんななんだろう…。
私は走りはヘタレなんですが、子供の頃一輪車に長く乗っていたこともあって、手放しのバランス感覚とかコントロールはそこそこ自信があります。なので自転車の重心に対する感覚は普通の人よりは敏感だと思います。VENTAは組み上げて乗った瞬間から、「これはイケル!」と確信したぐらいの重心に乗れてる一体感とコントロールのしやすさでした。精度に関しては私の場合は数値で測るより乗ったほうがよく分かります。
次期バイク(フレーム選び)は難しいですね。試乗してもなかなか気にいるものはないし、Bassoみたいなマイナーなブランドは乗れる機会もほとんどないので。ジオメトリと評判良さそうなのをダメ元で買って組んで乗り初めるときはいつも不安感だらけです。リッツさんもVENTAが試乗できる機会あれば是非一度乗ってみてください。健脚のリッツさんだと素直すぎて物足りない可能性もありますけど。
小杉むさしさん
僕は製造業はまるきりわかりませんが、工場の検査装置のプログラムにいくつか関わったことがあります。僕が自転車屋に検査装置を提案するとしたら画像解析しかないですね。写真に撮って画像解析。一瞬で答えが出る上にミクロン単位の精度も出る。そんでまちがいなく全数検査。
クライアントが希望するなら、BBハンガーのねじ切りの具合も撮影して精度を解析する装置とかそんなのもたぶん難しくないです。ハンガーの裏から光を当ててその光の真円度を測定するとハンガーの穴がまっすぐ空いているかどうかもわかります。自転車みたいにゆっくり製造されるものは、CPUパワーが使えるので、画像のピクセル数をあげれば精度はいくらでもあげられます。
まあだからってミクロン単位のズレがあるものが出荷されないわけじゃない。出荷されるものがどのくらいの精度なのかは、検査技術の問題じゃなくて、会社のルールの問題。
それから近代的な工場では、検査の技術は工場の利益率に直結するため、検査の工程が製造技術では一番ハイテクな部分になったりすることも多く、工場見学ムービーなんかには絶対に出てきません。
ピナレロ ドグマ K10s Diskを有り合わせのパーツで組んで乗ってます。
ワイヤー引きのディスクブレーキキャリパーに5800レバーです。油圧ディスクにしたいんですがちょこちょこ調べてはパーツや工具を取り寄せているのでなかなか時間がかかります。ちゃんと油圧ディスクブレーキで走れるようになるのは何ヶ月か先になりそう。
フレームのシリアルナンバーは30番台でした。各国の代理店が持っているぶんも考えると、走ってるK10は数台かもしれません。というわけでこの超不人気車の実測重量の情報は貴重ですぜ(笑)
ドグマはなんとなく軽いイメージがありますが、実際にはF10で900グラム。K10で1200グラムあります。フォークが余裕で400グラムを超えています。現役でグランツールを走っている自転車の中ではもしかしたら一番重たい自転車かもしれませんねえ。
自転車全体で8.4kgあります。ここから油圧化をするんですが、がんばって軽くしてもマイナス1キロは難しそうです。
裏から見ると、フレームの中心がものすごくドライブサイドに寄ってます。BBはダウンチューブとシートチューブの交点にはありません。シートチューブの後端とダウンチューブの交点から2センチくらい下がったところにあります。しかもチューブがチューブの形をしていないので、昔ながらのジオメトリを考えても無意味かもしれません。
クオリア44さん
仮に、カーボンフレームを全品検査していたとしましょう。で、ソレの結果でより精度の高い製品を抜き出すというのは、絶対に無理だし無意味だと思うのです。
ソレを行う為には、ドコの精度が優先されるべきか、ルールと評価方法を数値化して、一定ロットの製品の全てに順位を付けて、しかもサイズ毎の適正な数量に仕分けして保管する必要がありますが、カーボンフレームの釜で加熱するという方法の生産効率を考えて、間違いなくサイズ毎に一定数量をまとめて製造してるだろうし、ソレを考えると、精度の順位を付けて管理するなんてコスト的に不可能です。
そもそも、精度の順位付けのロジックを、実質的に購入者に意味があるものとして機能させる事が出来るとは、到底思えない。型で製造されるモノコック構造なのに、そんな僅かな精度の差がある事が疑わしいし、仮にあったとしても、そんな寸法差よりもカーボンシートの積層が適正に出来てるかどうか?の方が100倍、大切で、ソレは寸法測定からは分からないのです。
クロモリフレームのビルダーさんも、ケルビムとか一流とされるトコロは、溶接、ロウ付けによるパイプの歪みを見切って、完成品の寸法からは分からない残留応力を限り無くゼロに近づける様にしています。
それこそ、走行性能に影響が出るから。モノコック構造のカーボンフレームも、同様にして、完成品の僅かな寸法差よりもカーボンシートの積層を含む生産過程が適正であったか?の方がずっと大切なので、全品検査の精度測定なんて、絶対にやっていない、万が一やっていても、前述の管理上の問題を含めて、その検査結果で製品に順位付けなんてやってる訳がありません。
因みに、私のLook595ウルトラは、最後の世代のラグ接合のカーボンフレームで、ソコも気に入って購入した理由の一つです。
ヘラーマンさん
私もフレーム製作は動画でしか見たことはないので、製品づくりの例として書いたんですが、カーボンフレームを全数検査しているメーカーにはFELTがあります。ドイツ市場は品質に厳しいのでやっているのかもしれませんけど、確かに乗った感じも重心がきっちりでていました。ツールに出てるメーカーのフラッグシップモデルでも重心出てないのが普通にあります。
FELTいわく通常のメーカーは5%の抜き取り検査とのことですが、私は抜き取りでも精度の傾向を見るには十分だと思います。職人によって精度はある程度わかるから。誰が作ったかの管理もしていないようなメーカーはないでしょう。
現状のモノコックフレームなら、前三角はカーボンシートを巻いた後に金型にいれるのでそれほどひどい精度にはならないと思っているかもしれませんけど、リヤ三角を接続するときは接続部の削り量や接続の甘さで精度が微妙に変わることやフォークの精度が出ていないことも十分に考えられます。実際に100万オーバーのロード(2018最新モノコックフレーム)でも実際に重心が出ていない試乗車に乗ったことがあります。クオリア44さんとか一般の方は気にしないのかもしれませんが、私はメーカー主催の試乗車をそのレベルでしか品質管理できていないメーカーはいくら走るフレームでも買わないです。
あとクオリア44さんは、後から削るみたいに言ってましたけど、後から削るのはBB孔ぐらいで、前後のフォークエンドは元からその形状の物を組み付けているので、もし削っていたとしたら精度出てないのを削って修正したフレームです。メジャーメーカーのフレームセットでもフロントフォークはそうやって修正したのをつけていることがあり、そういうのは微妙に重心が狂っています。この修正するものをつけると言うことはチェックしているのでできることです。
私はリッツさんへのコメントにも書いたとおり、フレームの重心位置にもこだわるため完璧な精度を求めています。私の求めるレベルだと精度に満足できないフレームでも返品交換はまずできないので、できるだけ良いものを手に入れるため最善を尽くします。また今回の話題はVENTAの話であり、フレームセットは完璧な精度だったことは事実です。もし完成車とフレームセットが同じだとしても同等(イコール)なので、フレームセットを買うことは勧められますが、実際に完成車を整備していなければ「完成車も同じだから完成車を買えば」とはとても言えません。
それと、定盤は使わなくても組付け精度を測ることは可能です。メリダなんかは専用の治具をつけたマイクロメーターでフレーム各部位の寸法を計測しています。あと自転車の世界で使ってるかは分かりませんけど、レーザーの3Dスキャナーとか、小杉むさしさんが言われるとおり写真から3D測量できる非接触の計測システムもあるので、やるかどうかは別としてメーカーにやる気があればいくらでもできます。
またメリダは完成したカーボンフレームを1台ずつ専用機械にセットして剛性テスト(設計値通りのしなり量に収まっているかを検査)するとのことで、メリダのカーボンフレームはアルミフレーム以上の耐久性だとうたっています。どのみちこの話題はいろんなメーカー(今回は本国Basso)の内情を知らないと結論はでませんし、今の所、内情を知らない人が憶測でしか書き込みしていないので買う人が判断されればいいと思います。
フレームセット買うには整備上の利点もあり、全バラして組み直すならフレームからのほうが早くきれいに組めます。特にプレスBBの場合は基本的に外すと再利用不可なので、シマノのベトベトグリスつけられたまま組まれていると困ります。
skogenさん
カーボンフレームの製造上の不良率も何も知らないので、どういう検査をやっているかは想像でしか書けませんけど、自転車のフレームの計測ぐらいだとそんなに難しくないです。
カーボンフレームって工業製品ですよね。大手メーカーだと何十万台も作っている。なので現代の工業製品として、普通に品質管理されていると思います。(普通の品質管理、というのは適当に調べて下さい)
カーボンフレームは高額商品ですから、ユーザに分かるレベルの不良品をはじく出荷検査は全製品に対してやるでしょう。フレームセンターとリアエンドやBBのセンターの0.1mmのずれを測るのは検査機器なら可能ですが、ユーザにしろショップにしろ、一般の人にはできない。出荷検査段階では高精度の検査機器は使ってないかも知れませんが、3Dの画像計測とかゲージを当てる程度なら簡単です。
一方、製造技術から生じる誤差は十分に小さいとしても、材料レベルで設計上の許容差を超える事もあるでしょうし、チェック漏れの不良部品が混入することもあります。ですから品質管理対象だし、製造工程の途中の複数点での検査や最終チェックはやるでしょう。現在のインライン計測の技術レベルはとても高いので、メーカーが設定する許容差について全数検査をやっていても不思議とは思いません。
アッセンブリメーカーでパーツを組み付けるフレームと、どういうパーツが組み付けられるかメーカーには分からない単品売りされるフレームセットで、許容差に対する考え方は違うでしょう。そういうのを製品として分けるのはフレームメーカーとしては普通の品質管理だと思います。
ところで、残留応力と走行性能の話は興味あります。どういう検証をされているのか、ご存知なら教えて下さい。昔、残留応力の問題を考えたことがありますが、走行性能に関係する理由が分かりませんでした。簡単な理屈では残留応力と走行性能は関係ありません。弾性変形の線形領域を超えた場合は問題になるでしょうが、そんなフレームは作る方が大変だと思います。
やすりおさん
カーボンフレームって例外はあるでしょうが大部分は専用工場でつくられて、そこでチェックされた後、出荷部門または自転車メーカーに「まとめて」発送されのち完成車はパーツをつけ、バラ売りフレームはそのまま梱包されて発送するのかと思ってました。
バラ売りフレームだけ精度の高いものにしようと思ったら、フレームの詳細な精度が記載されている検査証みたいなものを製品に合わせてカーボンフレーム工場から出荷する必要があるような気がしますが、私は未だに見たことがありません。多くのカーボンフレームがそうであるなら、一枚位精度検査証の写真がインターネットに合っても良さそうですが、私の検索技術ではみつかりませんでした。
職人でもない工場のフレームの振り分け担当が精度検査証をみながら「このフレームは左のチェーンステーが1mmずれているから完成車用にしよう。。いや、右のチェーンステーもたまたま1.5mmずれていたからこれはバランスが良い!やっぱりバラ売りようだ!いや重量配分は右に5gずれているからやっぱり完成車用だ。」みたいな事をやらないような気がするのですが、、どうでしょうか??
せめてフレームに完成車用かバラ売り用かのシール位貼っておかいないと精度によって振り分けるのは難しいような。。。職人が一本一本作っているようなものではない場合、精度による振り分けは難しいような気がします。フレームの精度の検査証ってクオリア44さんのお話で初めて具体的なお話を聞きましたけど、皆さん良く見るものなのでしょうか?フレーム毎に精度検査しているのなら、それをみながら良いフレーム購入したいですね。
あと、よく自転車店のウリ文句で「フレーム単品だと20万の自転車が、同じフレームに105がついてて23万。これは安い」みたいなのありますがバラ売りフレームの方が精度が高い事が多い事が事実であれば景品表示法違反なのでは?
いずれにしろ、今回のお話は、一番肝心な検査の具体的内容が抜けていたり、その定義自体が揺れ動いたり、メーカーやフレーム、フレーム工場によって対応は異なる様な内容をひとまとめにしているから話としてはエンドレスになって面白いですけどヘラーマンさんの言う通り結果はでないですね。自転車のお話は一番肝心な「量」の部分が抜けけいることが多くてなかなか意思を伝えるのが難しいですね。
skogenさん
不毛な話を続けております。^^;
性能を数値化して、選別するという作業をいろいろやっていたので、ハズレ品をスクラップにするのか、工程のどこかに戻して修正掛けるのかとか、そういう事を考えるのが好きだったりします。確かに、きちんと生産管理してるはずだ、というのは願望ですね。でも、フレームセットで売られている方が精度が高いはずだ、という願望は持ってません。
何十万台もフレームを作って、アッセンブリーメーカーに送れば、アッセンブルの現場からのレポートとか上がってくるはずで、それに合わせた選別は可能だろう、というのが私なりの想像です。
完成車用とフレームセット用で分ける、と書きましたが、どちらが良いとか悪いとかという話では無いです。アッセンブリーメーカーではできるだけ短い時間・工数で不良品を出さないように、グレードが異なる様々なパーツセットを組み付ける必要があります。そういうフレームに設定される許容差は単品売りされるフレームセットとは異なるでしょうし、もしかするとよりシビアな設定になっているかも知れませんよね。そういう基準で、完成車用とフレームセット用が分けられるのは自然だと考えました。
いずれにしろ、フレームの誤差が許容差内で小さい、などという事は、CADデータも許容差の情報も持っていないユーザレベルでは分かりませんから、真相は闇の中ではあります。^^;
小杉むさしさん
想像と思いつきでどんどん書いちゃいますけど、品質管理方面で自転車メーカー自身が気にしているのは精度じゃなくて、パーツの組み込み忘れの方なんじゃないかという気がしてきた。いやあだからなんだよって話ですけどね。
ご存知の通りカーボンフレームは200枚とか400枚とかのカーボンのシートを張り合わせて作っていて、ほとんどが手作業なわけですから、ヒューマンエラーの入り込む余地がカナーリあります。貼らなきゃいけないシートが貼ってないとか、2枚のところを3枚貼っちゃったとか、向きや裏表が逆だったとかね。そんなことが起ころうもんならもう精度どころの話じゃないんだけど、大いに起こりうる。っていうか当然起こると考えていないと品質管理出来ないですよね。
電子機器のアセンブリーのラインなんかでよくあるのが、やっぱり画像解析で作業者の組み込み忘れを監視して発報するシステム。半田するの忘れてるとか基盤にチップを置くのを忘れてるとか、ラインの途中で基盤を何度も撮影して段階ごとにパーツが足りてるかどうか監視するんです。作業者の手元を撮影し続けるシステムなんかもあります。
シマノとかのカップアンドコーンのハブのなかにベアリングの玉がきっちり同じ数はいってるじゃないですか。あれもラインで画像解析してパソコンが自動的に数を数えてるんでミスが出ないんですよ。
自転車のフレームのパーツの数の多さとか工程の複雑さとか生産のスピードとか考ると、やってるとしたらこっちかなあ。たぶん完成品の精度のチェックよりもこっちのが重要だし。
でも作りかけの自転車ってぐにゃぐにゃぶよぶよしてるから、画像解析だとパーツのカケ見つけるのは大変かなあ。人間の目なのかなあ。
こういう仕事にかかわらせてもらったのはもう3~4年前くらいですけど、最終チェックで不良品をはじくより、作業の工程で間違いを見つけて不良品が出ないようにした方がコスト的に有利なんで、いまどきの工場では最終チェックで不良品を発見するより、プロセスで不良が出ない方に力を入れるのが当然なんだなんて教えてもらいました。へーって感じ。
釣り好きジイさん
大筋にはそれてしまいましたが、自分でフレーム・セット+コンポーネントを購入して、自分で組み立てが出来るか今あるCRNを部分的にバラして、組み付けを試してはどうでしょうとヘラーマンさんから提案がありましたので、チャレンジしてみました。チェーンはそのままでボトム・ブラケットを交換、クランクとスプロケットを外して組み付けましたが、クランクの回転は外す前と変わらず5回転でした、この程度では一から自転車を組み上げてもまともな物は出来るのでしょうか。
またベアリング圧入ツールとかソーガイドとかこれから先に使うことが無いような工具を購入しなければ出来ませんね。
tukubamonさん
完成車≦フレームセットの議論を見ていると家電量販店≦小売店の電化製品とか普通のサンバー≦赤帽サンバーの噂話を思い出します。小売店の電化製品や赤帽サンバーの方が品質良く丈夫に作られているとか?根拠はあるの?
作っているメーカーが説明したわけでも無いだろうし、出荷先を分けて生産するならともかく、検品時点で不都合があったから量販店や普通のサンバーにするとは思えないけどね。出荷台数が段違いだから、検品したものが量販店に回る可能性の方が高いとは思うけど。
フレームセットはどうなのかな?やっぱり出荷台数が段違いだから、検品したものは完成車に回す可能性が高いとか?それで精度に差があるかはわかりませんけど。
咲斗さん
道場長が常々おっしゃっている「自分で体験すること」「実践の結果を書くこと」って、議論を深める上でも非常に重要だなあと実感しますねえ(苦笑)完成車フレーム論議も興味はありますが、ぜひ引き続き皆さんの自転車も投稿お願いします(お前が投稿せいと言われそうですが)。
赤帽サンバーは、WEB記事で見る限り実際特別仕様のようですよ(また余計な論議を招いてしまうかしら)。
https://bestcarweb.jp/news/business/2392