クオリア44さん
多分、誰にも参考にならない情報。
というのも、この様なカーボンバックのフレームは、現在では非常に珍しく、選択肢が極端に少ないから。
加えて、多分、最新設計のカーボンバックにして既にメーカーが自転車事業から2年くらい前に撤退したGDRだし。というわけで、コレはGDRメテオハイブリッド。
GDRのメーカーコンセプトの『しなり を積極的に活かす』を誰にも入手しやすい価格で提供するための戦略商品だったが、カラーバリエーションを増やして売り込んでる途中に突然、撤退が決まる。で、実際に乗ってどうか?と言えば、コンセプトを実現出来てる気もするが、同じ様な値段でエントリーグレードのカーボンフレームが買えるので、微妙。
ただ、フォークとシートステーはフラッグシップモデルと同じだそうで、それなりの訴求ポイントはある。癖の無い操縦性だが、フレームをしならせる意図でフォーク角が少し寝てるので、私としては、もう少しクイックな方が良かったかも?。で、ハンドリングと加速のレスポンスを上げる意図でハンドル落差を大き目に、かなり前乗りなポジションセッティングにしてみたら、結構、好みに近付いた。
ステムは日本じゃ売っていないリッチーの260度クランプ、25度の取り付け角のモノ。現在、レーシンググレードの25度ステムの選択肢が極端に少ないので、このリッチーは貴重だが、260度クランプの所為で使えるハンドルが少ない。ハンドルは、イーストンEC90SLX3の旧モデル。新品がヤフオクで安定供給され、1~1.5万円で入手できる。カーボンハンドルでは格安だが、値段よりも、下ハンドルの絶妙な握り具合で価値と人気が今でも高い。ワイヤーガイドが控えめで超軽量で剛性が高いのが お気に入り。
ホイールは、現在は、マビック キシリウムSL。コンポは、最初は9000デュラエースのクランクに6800アルテグラだったが、今は変速系だけR 8000アルテグラ。
変速レスポンスが上がったので、気分的に操縦性もクイックになった気がする。もちろん、無関係だが、ロードバイクはモチベーションで走るので、意味はある。本来は、気軽に長距離を走れるロードバイクとして組んだが、結局は最初の目論見自体が消失したので、トレーニングで気が向いた時に選ぶ。
私がロードバイクを買う時の基準は、何か一つでも突出した特徴があるもの、なんだけど、コレは新世代カーボンバックに興味があった為。でも、買って分かったが、普通のアルミフレームの方が、走行感覚としては余程、特徴的。その意味で、逆にこのフレームは、広義のアルミフレームとして特徴的だが、積極的に選ぶ意味が希薄。だと今は思うので、尖ったセッティングを楽しんでる訳。