自転車道場

ロードバイク / 23

454 コメント
views
4 フォロー
23
ディープインパクト 2024/10/17 (木) 09:46:34

 skogenさん
カーボンフレームの製造上の不良率も何も知らないので、どういう検査をやっているかは想像でしか書けませんけど、自転車のフレームの計測ぐらいだとそんなに難しくないです。

カーボンフレームって工業製品ですよね。大手メーカーだと何十万台も作っている。なので現代の工業製品として、普通に品質管理されていると思います。(普通の品質管理、というのは適当に調べて下さい)

カーボンフレームは高額商品ですから、ユーザに分かるレベルの不良品をはじく出荷検査は全製品に対してやるでしょう。フレームセンターとリアエンドやBBのセンターの0.1mmのずれを測るのは検査機器なら可能ですが、ユーザにしろショップにしろ、一般の人にはできない。出荷検査段階では高精度の検査機器は使ってないかも知れませんが、3Dの画像計測とかゲージを当てる程度なら簡単です。

一方、製造技術から生じる誤差は十分に小さいとしても、材料レベルで設計上の許容差を超える事もあるでしょうし、チェック漏れの不良部品が混入することもあります。ですから品質管理対象だし、製造工程の途中の複数点での検査や最終チェックはやるでしょう。現在のインライン計測の技術レベルはとても高いので、メーカーが設定する許容差について全数検査をやっていても不思議とは思いません。

アッセンブリメーカーでパーツを組み付けるフレームと、どういうパーツが組み付けられるかメーカーには分からない単品売りされるフレームセットで、許容差に対する考え方は違うでしょう。そういうのを製品として分けるのはフレームメーカーとしては普通の品質管理だと思います。

ところで、残留応力と走行性能の話は興味あります。どういう検証をされているのか、ご存知なら教えて下さい。昔、残留応力の問題を考えたことがありますが、走行性能に関係する理由が分かりませんでした。簡単な理屈では残留応力と走行性能は関係ありません。弾性変形の線形領域を超えた場合は問題になるでしょうが、そんなフレームは作る方が大変だと思います。

通報 ...