自転車道場

ロードバイク / 20

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ディープインパクト 2024/10/17 (木) 09:42:03 修正

 小杉むさしさん
僕は製造業はまるきりわかりませんが、工場の検査装置のプログラムにいくつか関わったことがあります。僕が自転車屋に検査装置を提案するとしたら画像解析しかないですね。写真に撮って画像解析。一瞬で答えが出る上にミクロン単位の精度も出る。そんでまちがいなく全数検査。

クライアントが希望するなら、BBハンガーのねじ切りの具合も撮影して精度を解析する装置とかそんなのもたぶん難しくないです。ハンガーの裏から光を当ててその光の真円度を測定するとハンガーの穴がまっすぐ空いているかどうかもわかります。自転車みたいにゆっくり製造されるものは、CPUパワーが使えるので、画像のピクセル数をあげれば精度はいくらでもあげられます。

まあだからってミクロン単位のズレがあるものが出荷されないわけじゃない。出荷されるものがどのくらいの精度なのかは、検査技術の問題じゃなくて、会社のルールの問題。

それから近代的な工場では、検査の技術は工場の利益率に直結するため、検査の工程が製造技術では一番ハイテクな部分になったりすることも多く、工場見学ムービーなんかには絶対に出てきません。

ピナレロ ドグマ K10s Diskを有り合わせのパーツで組んで乗ってます。
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ワイヤー引きのディスクブレーキキャリパーに5800レバーです。油圧ディスクにしたいんですがちょこちょこ調べてはパーツや工具を取り寄せているのでなかなか時間がかかります。ちゃんと油圧ディスクブレーキで走れるようになるのは何ヶ月か先になりそう。

フレームのシリアルナンバーは30番台でした。各国の代理店が持っているぶんも考えると、走ってるK10は数台かもしれません。というわけでこの超不人気車の実測重量の情報は貴重ですぜ(笑)

ドグマはなんとなく軽いイメージがありますが、実際にはF10で900グラム。K10で1200グラムあります。フォークが余裕で400グラムを超えています。現役でグランツールを走っている自転車の中ではもしかしたら一番重たい自転車かもしれませんねえ。

自転車全体で8.4kgあります。ここから油圧化をするんですが、がんばって軽くしてもマイナス1キロは難しそうです。
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裏から見ると、フレームの中心がものすごくドライブサイドに寄ってます。BBはダウンチューブとシートチューブの交点にはありません。シートチューブの後端とダウンチューブの交点から2センチくらい下がったところにあります。しかもチューブがチューブの形をしていないので、昔ながらのジオメトリを考えても無意味かもしれません。

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