リムの変形修復
穴ぼこ落ちるとリムが変形します。こんなん修理無理とあきらめずにダメ元で一度挑戦してみてください、50%は元に戻せます。
◎使う工具はモンキーレンチと万力。
内に曲がったリムを外に広げるのはモンキーを使い、外から内へ押すのは万力でします。
穴落ち変形は内に曲がることが多く、モンキーだけで修復できます。
やり方/リムの変形箇所をモンキーレンチではさみ、内から外へ力をかけ曲線を直線に戻していく。モンキーは内→外の方向だけ引っかかり曲げることが出来ます。逆(外から内)は無理。外に曲げすぎると戻せないので慎重に直線に曲げて行くのがコツ。ブレーキが引っかからない位まで戻せれば修復完了。僕の経験では内→外修復は成功率が80%位です。相当内に曲がっていても少しづつモンキーで押し戻せば直線に戻ります。最初はガツンとひっかかってたものがコンになり、さらにキュッキュくらいになり、最後は元のスムーズな感触に戻ります。
外に膨らんだのを内へ戻すのは万力使います。ただ万力は片側だけをはさめないので変形箇所だけ戻すのは難しく、成功率20%位です。外→内変形の修復はガツンガツンがコンコンくらいになれば上出来。内→外修復の場合は振れも取り直さなくて行けることもありますが、外→内修復は振れが残る(変形で取れない)ことが多いです。どこまで我慢できるかが廃棄判断の分かれ道。
◎最後にリム側面のキズを水ペーパーなどでなめらかに修正します。
ナローリムは市場から消え買えないので変形しても修復しか方法がなく、ダメ元で一度は修復に挑戦をお薦めします。もちろんママチャリ、MTB、ロードワイドリムの変形でもモンキーと万力の変形修復は出来ます。捨てる前にやってみてください。
クオリア44さん
http://www.cycroc.jp/hps_at25_ARCHETYPE.html
H plus son の アーキタイプがお勧めです。
私は2台のシングル固定ギアで使ってますが、ロードバイクにも十分な性能です。
溶接接合のリムとしては比較的安価で、ワイドリムとしては、かなり軽量で、デザインも個性的で空力性能も良くて、剛性も申し分有りません。
非常に仕上げが美しく、アナダイズドカラーも選べますが、ポリッシュ仕上げの表面の映り込みに全く歪みが無いので、かなり精度が高いのが分かります。
ホイール組みを依頼したショップによると、とても組み易いそうです。
大手の海外通販でも扱いが有るので、世界的にもメジャーな製品の様です。
貧脚いわたさん
リムのERDが変わるとスポークも交換になるので高くつきます。
まずスポークの長さの余裕が何mmあるかを見てからホイールをばらし、リムのERDを測って、最適なERDに近いリムを探すことをお勧めします。写真を見た感じ、Kinlin XR-240あたりが候補でしょうか。
LIBバナナさん
のむラボさんが使用しているリムが良いと思います。
WOでしたら、TNIのAL200かAL300
しっかり張れる強度を持ち合わせて、軽量なのはこの二つなんだそうです。
レースでの実力者で、シャマルやレーゼロを持っていても、こちらの手組みを愛用してる方は多いようです。
首折れスポークで2:1組みすると縦・横剛性が追い込めない
大したことのないホイールになるそうです。
鶏 泰造さん
DT Swiss のRR440 推しときます。精度抜群。重量誤差もOpen Proより小さいです。リヤ用にオフセットリムがありますので、これを使うと「かかり」がよくなりますよ。価格はCRCが安いと思いますが、Sanaでも取り寄せてもらえます。
Open Pro はフルモデルチェンジ情報が流れているようなので、急ぎでないなら、それを待っても面白いかも。
https://www.bikerumor.com/2017/03/14/mavic-expands-on-a-classic-with-new-tubeless-open-pro-rim/
もう1点。RR440は内幅が16mmと、Open Proより広いけど、はやりの17cより狭いので、23cでも25cでもいい具合にフィットします。
https://www.dtswiss.com/Components/Rims-Road/RR-440-asymmetric
tukubamonさん
皆さん返信ありがどうございます。
ハブは74系なんだと思います。リムは32HのマビックCXP33でした。
なので、32Hで組みます。
ワイドリムは考えていなかったのですが、確かに時代はワイドですね。
25Cなら空気圧も下げられるし。
アレックスリムかTNIで考えていたので、沢山候補が出てきて迷いました。
本当に皆さん凄いですね。
ERDはCXP33で598mmらしいのですが、相当古いCXP33なので最近の同型モデルと同じかというとちょっと不安です。
なのでほぼ同じERDのリムに仮組してスポーク長を計り、改めてスポークを購入しようかと思います。
となると
DTswissR440 599mm
alexrimR390 601mm
が近いかな。
スポークは無難に星の14で。
もちろん初心者なのでバテッドなんか使いません(使えません)
組み方は現在が3クロスのイタリアンなので、何も考えずそのまま踏襲
鶏 泰造さん
私はRR440+シマノのスモールフランジ(前が7400デュラ/後6600アルテ)を32穴6本取りで組みましたが、スポーク長は下記でちょうどぴったりでした。
前32本=291mm
後右16本=288mm
後左16本=289mm
前をラジアルで組むなら、280mmでいけそうな感じです。
スポークは群馬の滝沢サイクルで、長さ違いをばら売りしてくれます。
http://www.takizawa-web.com/shop-spoke/main/st.html
それから、スポークの番手ですが、体重70kg弱の私が全力ダッシュしても、15番で十分な感じです。
貧脚いわたさん
メーカーのERDはあまり信用できません。自分で測るのが一番です。
スポークも交換するという前提なら、ERDの縛りもないので、後輪にはオフセットリムをお勧めします。
14番プレーンを正しく使うのは高等技術です。140kgfくらい張る必要があります。ロード用のアルミリムだと、ちょっと間違えただけで一発でリムの腰が折れる領域だと思います。ニップルとニップル回しの選択から真剣勝負です。テンションが足りないと、スポークが折れます。
そんなわけで、2.0-1.8のバテッドをお勧めします。これなら100kgfで十分です。
ちなみに、一番簡単に正しく組めるスポークは、CX-RAYのような細いエアロスポークです。スポークがねじれることもなく、必要テンションも低いです。高価ですが。
tukubamonさん
10速でもオフセットリムの方が良いのですか!。11速ならわかるんですけど。
スポークは太い方が丈夫で、さほどテンション上げなくてもよいかと思ったのですが、そうではないんですね。。。
15番にします。
鶏 泰造さんの実績が参考になります。ありがとうございました。
RR440にするかな。。。
また悪魔が来て、「11速にしちゃえば?」って言いだしました。
そうすれば10速ホイール処分できるし、いざとなれば11速で手組も組めるよって。あーあ
鶏 泰造さん
>10速でもオフセットリムの方が良いのですか!。11速ならわかるんですけど。
10sでもオチョコ量が確実に減ります。Open Pro だと、左右のスポーク差は2mmぐらい付けたほうがいいですけど、RR440の非対称リムだと1mmでいけます。性能的には、スタートダッシュとかアタックをかけるとか、強く踏んだ時に違いがわかります。オフセットの方が、バイクに芯が通ったような感じがします。
将来的に11sにしたくなったときも、ハブだけ換えれば済みますしね(笑)。
でも10sならオフセットリムでなければいけないというわけではありませんから、このへんは予算とか好き好きで決めて良いかと思います(CRCはオフセットの32穴は在庫切れですね。Sanaならあるかな?)。
skogenさん
太いスポークは強く張らないといけない、という理屈はこんな感じですかね?
テンションホイールの場合、スポークの弾性変形の範囲内でテンションを掛け続ける事で荷重を支えます。例えば、上下一対のスポークで瞬間的に100kgfを支えるとすれば、少なくともそれ以上のテンションが必要(たぶん、衝撃や駆動トルクを考えると100kgfぐらいがスポークに掛かる最大の力だと思います)。
高い強度のホイールを求めるなら、リムが座屈しないように、且つ、スポークが塑性変形しないように、できるだけ高いテンションを掛ける、という張り方になります。
もし、スポークを引っ張る力が弾性変形の範囲を超えると、スポークは塑性変形して、うにょーんと伸び切ってしまう(のむラボ風の表現)、あるいはその前にリムが座屈する。
もし、完全剛体に近いスポークを使ったとすると、わずかな変形で強い応力が生じます。太いスポークほど完全剛体に近づくので、ニップルを回転させたときのテンションの増え方が大きく、スポークを高いテンションで揃えるのが難しい。
かと言って、ゆるいスポークテンションで張ると、大きな荷重が車軸とリムに掛かった時にスポークは容易に弾性変形の範囲から外れてしまいます。そうするとスポークはテンションフリーの状態を何度も繰り返すため、振れが出やすく、首折れ部分やニップル部分でスポークが折れやすい。
以上、理屈終わり。
1年ぐらい前に32H OpenProと星の#15スポークで組んだホイールは、90kgfぐらいのスポークテンションで張りました。これまで2000kmぐらい走ってますが、特に振れは出ていません。舗装路しか走りませんし、スピードもあまり出さないのでこれぐらいでも問題は無いみたいです。でも、ちょっとだるい感じもするので、もうちょっと張りたいなって、たまに思います。とは言っても、あと20%ぐらいは強く張れそうですが、それ以上は私の技術では無理。
貧脚いわたさん
おそらくだいたいskogenさんの見方で合ってると思いますが、それで十分かどうか、重要なところをカバーしているかどうかはわかりません。経験的に、太いスポークと低いテンションは折れやすいのです。
失敗するのも道楽… でも、パーツがダメになってお金が飛んでいって、なのにホイールは良し悪し以前に完成さえしない、となるとさすがに気力が尽きてしまうと思うので、私なりにちょっとだけ。
「いったん高いテンションをかけはじめたら、ニップルを緩めてはいけない」という有名なルールがあります。
初心者がロードの後輪を組むときに、このルールを守ることは不可能です(前輪なら時間をかければ可能です)。
初心者は、ニップル1個あたり5回は緩めます。
高いテンションでニップルを締めたり緩めたりを何回も繰り返すと、ニップルのネジがかじって、スポークとのあいだの摩擦がどんどん増えていきます。スポークをペンチで掴んだりして力づくで回すにも限界があります。だからニップルを緩めてはいけないのです。でも初心者は、緩めないことにはホイールが完成しない。最後には、ダメになったニップルを全部捨てて、一から組み直す羽目になります。
そんなわけで、ディープさんの流儀には反しますが、ニップルのネジにグリースを塗ることをお勧めします。ネジのかじりの進行が遅くなります。ホイールが正しく組めさえすれば、すぐにトラブルの原因になることはありません。
tukubamonさん
全く違いますねぇ。
リムといってもニップルの所です。ダブルウォールのハブ側ですから空気圧は届かない。
CXP33はリムハイトの高いリムなので中央で尖らせて溶着してある。加えてハトメが無いのでニップルにかかる力が分散されず、穴を広げる方向にかかる。
さらに言えば。組んでから10年3万kmくらい使っている。
結論はマビックの品質低下と寿命と判断しました。
こういう書き込みが余計というのですよ。
自分の主張が正しいと証明したいのか、私の身体を心配してかはわかりませんが、私は7bar止める気はありません。(クリンチャーはね)
言われずとも、12年間心身共に健康に走ってます。
私が自転車に乗るのは100回乗ったら95回は山へ行きますし、100kmの平地より10kmの上りの方が楽しいのです。
乗り心地よりも転がりが軽くないと我慢ならない。空気圧低くしたら百害あって一理無し。
自転車乗りは百人いたら百人の楽しみ方があるので、一つの書き込みや事例がすべて当てはまるとは限らないです。
マラソン使ってません
8bar入れません
30kg積みません
体重は65kg越えません
以上
昭和平成さん
こんばんは。
絶好のサイクリング日和となってきました。
ホイールのリム磨きと言えば、
ホーザンのラバー砥石 K-141 #120
が定番ですが、これは1個 \580
サビ取り消しゴムセットと試しに買ったサビとり
そこで、注目のサイクリストの方から、ダイソーの『さび取り消しゴムセット』を紹介していただきましたが、リム磨きは、何回も繰り返すとリムの厚みが薄くなっていって、リムの強度が落ちそうな気がするんですが、心配無用でしょうか?ホイールの寿命は、おおむねリムの寿命と考えていいのでしょうか?
リムの知識を深めたいと思いますので、ご回答どうぞよろしくお願いいたします。
★リム磨きにダイソー『さび取り消しゴムセット』
http://st162c.blog.jp/archives/7603715.html
#80 粗目、#240 細目の2個入りで、\108
★ホーザンラバー砥石 1個 \580 #60、#120、#320
ダイソーのを紹介してくれた方は、ブログでママチャリの改造も詳しくアップされておられます。
★ママチャリ改造のまとめ
http://st162c.blog.jp/archives/8167769.html
うーむ。。。さん
リムは使い込むと破裂しますよ。
http://pass13.blog.fc2.com/blog-entry-3881.html
幾つかのブランドのリムには摩耗限度の目安となる穴や溝が掘ってあり、摩耗してそれらがブレーキ面と面一になったら交換が必要です。ただ私が持っているホイールにはほぼ付いていません。
どれくらい走ると摩耗するのか分かりませんが、私は走る距離の割にホイールをたくさん持っているせいもあり、リム表面の凸凹が摩耗する位までしか使ったことありません。
で、別にリムが摩耗しても交換すれば使い続けることは可能です。
ただ完組ホイールのリム、特に高価なカーボンリムなど、逆にエントリーグレードのホイールはまるごと買い換えた方が安価なことが多いかと思います。あと、交換を頼むにしても誰に頼むのかという問題があります。並ののプロショップに完組ホイールのリム組み替えが出来るか疑問です。きちんと組めると分かっている人がいるなら良いのですが。
ということで、基本的にはリムが逝ったらそのホイールの寿命と考えるのが一般的かと思います。
とはいえ、この道場をご覧になっているくらいなら、是非ご自身でのホイール組みに挑戦してみては如何でしょうかと背中を押してみます。
昭和平成さん
おおっ! うーむ。。。さん、
詳細な深い内容のコメントありがとうございます!
ブレーキシューの質も気をつけないといけないですよね。
実際の使用例です。
http://room-wear.com/1775.html
tukubamonさん
新品シマノホイールのインジケータ
リムは減れば割れます。写真のようにシマノのホイールにはインジケータがあって、その深さはコンマ数ミリ。目の粗いヤスリでゴシゴシはしない方が良いでしょうね。
リンクしたブログを見ますと、雨でも乗っている様なのでなおさらリムの痛みがあるように思います。
リムが減ってもホイールの寿命ですが、完組だとスポークが切れてもハブが虫食っても寿命なので、リムが減ることだけ心配してもしょうがない感じがします。
リムの汚れは綺麗にするのは必要だけど、適度にやればそれで良し。
過ぎたるは猶及ばざるが如し、じゃないですかね。
昭和平成さん
tukubamonさん、写真とコメントどうもありがとうございます。
何でもやり過ぎはダメですね。
リムのゴム膜取り
今年の春は梅雨みたいに雨が降りました、雨降り乗るとブレーキシューが溶けてリムに膜のように張り付きます。家に帰ってすぐに拭き取ればいいのですけど、こう雨ばかり続くと、拭き取り忘れて乾いて膜になります。膜がつくとブレーキ効かなくなるので、今日ついに膜取り作業しました。
この作業、とても腕力が必要で時間がかかり、正直あまりやりたくないです。今日は6本ホイールの膜とりしました。必要な道具は2枚目写真、ボロとホームクレンザーだけ。
拭き取る前と後の写真をアップします。
ブレーキの効きが、すごく変わります。雨降りの後は、いろいろ作業が増えます。
ぶらっくまさん
うちの自転車もやらなきゃ、なのがいっぱいww
以前はクレンザーを水で薄めてやって落ちづらかったので、今度は薄めずにやってみます( ´ ▽ ` )ノ
チップインダブルボギーさん
私も100円ショップで購入したクリームクレンザーで落としてます。
何度もゴシゴシこすらないと落ちませんので、けっこう腕が疲れます。
ATOK103さん
一生懸命落として,きれいになったホイールに乗った日に雨に降られた悲しみといったら・・・(先週の実話。泣)
走るペンギンさん
私もやりました(笑)。ちょこっとお湯を沸かして濡れ雑巾+クレンザー方式。
別になんでもいいかと思ってたら、今回は100円ショップのクレンザーが最初っから水で薄めてあるようなサラサラので効きが良くなかったです。次はもうちょっとドロッとしたのを探そうかな…。
ケンメルクスさん
40年前からリムにピカール使ってますがこれでも大丈夫でしょうか?
走るペンギンさん
あれ? ピカールって研磨剤+ロウだかワックスが添加されてますよね。
何を使っても最後には綺麗に拭いて落とすんですけど、リムにロウは怖くないですか?
ichibayaさん
リムの掃除には砂消しゴムを使っていたのですが、時間がかかる。
そこでネットを探したら、研磨剤をブレーキにはさんで研磨する方法がありました。
ここ↓
http://blog.goo.ne.jp/tepoglen2501/e/a0751bc57ad92f56084dcbba075c89c0
参考にして、やってみました。
1)研磨剤の代わりに、100円ショップで台所用スポンジを購入。
2)硬い面を使うんですが、カッターナイフでブレーキシューより少し大きめにカット。
3)スポンジを水でぬらしてシューとリムの間に押し込んで、軽くブレーキかけて自転車に乗ると。。
4)すぐにタイヤがアルミの水で汚れるぐらい、削れました!
・スポンジを確かめたら、研磨剤入ナイロン不織布となってました。
・軽くブレーキかけて、5~6m自転車を押しただけでも削れる~!
・あまり削ってしまうとリムの寿命が短くなるので研磨剤無しのほうが良かったかも。
・上記ブログでは水を使ってないようですが、その方があとの掃除が楽かもしれません。
・砂消しゴムで削るより、時間と手間感は少なかったです。
そうですね、アルミリムは思いのほか削れてしまうんで、もったいないことした。。。
走り終わったら、タイヤと一緒にリムもざーっと雑巾で水ぶきしてたんですが。
これからはリムのシューが当たるところは、もう少し念入りに拭いてみます。