最初にマリリンネットさんに最近の三ヶ島ペダルは新品からゴリゴリすると言われていた件について。写真1のように、キャップを外して、中のねじを緩めてください。そうすれば回転はスムーズになります。最近の三ヶ島ペダルは確かに新品時に締めすぎです。
このキャップがプラスチックの場合は慎重に割らないように外してください。あとはペダルレンチとボックスレンチで写真のようにすれば回ります。少し緩めればゴリは取れます、あんまり緩めるとガタが出ます適当にやってみてください。
三ヶ島発のSPD-SLペダルが去年の12月に発売されたので実験のため買いました。US-Lというペダル。
http://www.mkspedal.com/sinseihin/sinseihin.htm
urban pedalと箱に書いています。比較のため4種類のペダルの重量など量ってみました。
写真2、写真3
シマノ5700や三ヶ島プロムナードよりも重量は軽いです。
回転もさすが三ヶ島というスムーズさで、シマノデュラエースよりいい回転しています。
4枚目写真がシマノ5700との比較写真です。
まず付属品は写真1、写真2にあるものです。
ねじはシマノがSIDI用に別売りしている長さと同じでSIDIで使う時に、別にねじを買う必要はありません。クリートはシマノより小さく1種類のみ。LOOKと互換性があるそうですが未確認。
今回プルミーノにつけて実験してみました。
長所としては着脱が驚くほど軽いです。シマノの半分以下の力くらいで外れます。
フラペのようなスムーズさ。これはクリートがとまる部分が2箇所に分離され、半分外れると外れるので、驚くべき軽さになっています。たぶんこのペダルだと足がペダルから外れなくてこけるようなことは、ないと思います。
はめる時も、いつはまったの??みたいな感じ、バキッとかガチっとかそういう感じではなくて、スッとスライドして自然にはまってるみたいな感じです。ほんとにはまってるのかな?と入ってる感じ全然しないので確認するとはまってました。
シマノだとはっきり着脱がわかるので不思議な感じ。フラペみたいなspd-SLです。回転のスムーズさもピカイチで競輪ペダル並の回転。シマノペダルと比較すると、笑うくらい差があります。さすが三ヶ島!というわけでペダルの完成度は高いです。
しかし、このままでは街道練習には使えません。ペダルに問題はありませんがクリートに問題があります。はめた状態で写真3くらいシューズが動きます。シマノの黄色よりもっと動く。これは上の4枚目写真のC部分が広く、かつクリートの先端が狭く、遊びが無茶苦茶大きいからです。ここがもう少し遊びの少ないシマノ赤色くらいのクリートが発売されないと、足が動きまくって、特に高速走行する時は疲れます。
プルミーノみたいな自転車でのんびり走ったりとかだと、フラペ同様に使えていいペダルですが、気合い入れて乗るみたいな使い方には、このゆるゆるクリートでは、ちょっと疲れます。ペダルの完成度が高いだけに、非常に残念です。
もちろん遊びをなくせば使えますから改造すれば使えますけど、できれば新品そのままで、きっちり固定できるクリートの発売が待たれます。以上、三ヶ島初のSPD-SLペダルUSーLのレビューでした。でもクリート付きで5500円位ですから値段考えると非常に挑戦的な面白いペダルだと思います。シマノが悪すぎるだけに、三ヶ島の進化を期待したいです。
Tartolさん
端っ子ミツルさん はじめまして!ビンディングペダルで大変な思いをされているようですね…。
色々な方から助言を戴いているので、解決に向かっているものと思われますが、こんな見方はいかがでしょうか?当方は、SLの使用経験はないのですが(SPD-SL、SpeedPlayを使用した経験しかないのですが)、
SLでも共通な事象であると考え投稿させていただきます。
>”ペダル付け外しにカカトを捻る動作がなかなか膝に来るので・・”
>”どいつもこいつもすぐガタが発生し、”
との端っ子ミツルさんの記載があります。
通常の動作をしていたペダルが”ガタ”を発生するには、ペダルの使用段階で外部から相応の応力がかかる必要があります。従い、ペダルを外すときに相当量の体重をペダルにかけたままクリートを外している可能性があり、結果としてペダルは壊れ、膝を痛めるほどになっている可能性があります。
従い、クリートを外すときに、充分抜重してペダルから足を外す練習をすると良いと思われます。
ペダルから足を外すときに抜重し、踵とペダル間の力が、体重=0Kgにするには、サドルに体重をあずけ、
ペダル位置を下死点にもっていってから、抜重し、踵とペダル間の力が、体重=0Kgであるのを確認してから、クリートを外すために捩じると良いです。体重=0Kgであるのは、踵に注意を払うと容易に分るようになります。
ペダルが上死点の位置でクリートを外すのに、抜重するのは、難易度が高くなります。
(Austerlitzさんが懸念を表明していました。)
はじめは、自転車が停止した状態で練習すると良いです。抜重が静止状態で容易にでき、ペダルが外せるようになると、クランクが回転中でも、即ち自転車が進行中でも(下死点では容易に)抜重して外せるようになります。片側が外せれば、もう一方は、その真似をすればよいのです。静止状態で出来たら、低速域で練習し充分できるようになったら、更に高速域でも練習すると良いでしょう。
端っ子ミツルさん
うーむ。。。さま鋭いコメントありがとうございます。マフィアで言う情報は丁重に扱え、ですね。今のところ皆さんのコメントを見て認識が変わった部分もあるので上手く言えませんが、【ペダルは全部ガタが出る物】と認識することにします。デュラで出るのならもう整備出来る構造の物を選ぶようにしようと思いました。
また違った視点からたくさんの候補、可能性の示唆ありがとうございます。フォームで膝が痛くなった可能性を否定出来ず、今現在見直している所です。ライドイベントは160キロで各ポイント足切り時間制限付き、獲得高度は忘れましたがパンクやトラブルもあり急いだのでうーむ。。。さんの言うとおり、フォームにも問題があったのだと思います。中野浩一さんではありません(笑)
tartolさま体重=0の認識はありませんでした。目からウロコですね。しかし仮に体重掛けてペダルを外すくらいで壊れるもんなのか?と思ってしまいます。しかし初見なのでペダル外す練習してみます。もし仮に私が製品を破壊していたとしたら、、、貧脚なんですがねぇ^^;
ここまで皆さんコメントありがとうございます。見えていなかった事も見えてきましたし、認識も変わり精神的にも殆ど解決したと思います。三ヶ島については問い合わせが来週頭以降に返ってくると思うので報告に参ります。その間にフォームを見直したり、ペダル脱着の練習をしておこう。ホントにありがとうございました。
Tartolさん
端っ子ミツルさん
>しかし仮に体重掛けてペダルを外すくらいで壊れるもんなのか?と思ってしまいます。
確かに、その通りですね。実は、この文章を書いている時に、スレ主は、きっと剛脚の持ち主で、少し前までは陸上競技や水泳をやっていた強者なのだろうな・・と想像しながら書いていました。
もしかしたら、”剛脚にて何度もペダルを外すときに常人の数倍から数十倍の加速度にて衝撃を加えるので、さしもの競輪部品を造っているメーカーのペダルも、悲鳴を揚げ、壊れ果ててしまいます”と記載する方が良かったのかしら・・・”と投稿した後、思ったことでした。ですから、体重=0Kgと書くよりは、ペダルへの負荷=0Kgと記載する方がより良かったのかなと思いました。
なお、自転車の部品の耐久性はそれほど高くないので、使い方を適切に行う必要があるように思われます。
SLは使ったことはありませんが、私の足でも、負荷をかけて外すことを何度も試みれば、クリート部は直ぐにガタが来るであろうことは、部品を観ただけで分かります。
ちょっと全部を詳細に読んでいませんけど。
ペダルは簡単に壊れます。特に悪いペダルはすぐ壊れる(ウェルゴとか)しかし、一流のペダルをペダリングがうまい人が乗るとたぶん一生ペダルは壊れません、なぜならペダルに負荷がかかっていないからです。僕のペダルは30年使っていますがへたりやガタはありません。新品時と何も変わらない回転です。
ペダルのガタと膝の痛みは関係ないです。ペダルのガタは整備不良か製品不良が原因。ペダルは整備次第で劇的に変化を遂げます。新品そのままで使えるのはNJS競輪ペダルとデュラのペダルくらい、三ヶ島やシマノでも他のペダルは整備が必要です。
僕の経験ではMTB系のslペダルは遊びを大きくとっているので、ガタのように見える遊びがあります。
ペダルは足の固定は「完全に固定する」か、フラペにするかどちらかだと思います。中途半端に固定すると、いろいろ悪影響が出ます。固定が怖いならフラペで乗ればいいです。中途半端に固定するペダルは作りも中途半端で、そういうものに完璧さを求めても不毛です。まだ足をペダルに置く位置が絞れていないように思います。
どこが最適かは、とても難しく1000kmくらい走ったくらいで見つかれば奇跡といってもいいです。最低でも5000km1年は足を固定して走らなければ、わかりません。ペダルから足を外さず5時間位連続で走れば、身体に悪い位置なら違和感が出てきます。足を痛める位置で固定して走ると膝や腰を痛めます。もし痛い時や違和感がある時は位置が間違っているのでフラペで走って、どの位置がベストなのかを、もう一度しっかり確認した方がいいです。
クリートの位置ってほんと難しいです。標準とか一般的とか普通とかそういう、どうでもいい情報に振り回されず、自分の身体が一番楽な位置はどこかを真剣に探しましょう。
Austerlitzさん
鶏 泰造さん、端っ子ミツルさん、レスどうもありがとうございます。
おふた方とも、思っていた通り、いろいろと試された上での12時(上死点)でビンディング外されていたのですね。完全に余計なお世話でしたね、すみません(^^;。「それぞれがいろいろ試してみて、自分に合った方法を見つけるのが良い」と鶏 泰造さんの仰ること、100%同意です。
クリート位置、フォームについても、上の鶏 泰造さんの書かれていることがそっくりそのまま当てはまる、と思います。まあ、そのためにはなかなか時間がかかると思いますが、それも気長に楽しめるといいかもしれません(と、自分にも言い聞かせてみたり・笑)。端っ子ミツルさんの続報、お待ちしています^^
m07035さん
ディープ・インパクトさん、無事旅から帰られたのですね。
クリートの話題が出たので、ご助言を頂きたいです。
4月からビンディングに変えたのですが、4か月経っても適正位置決めに悩んでいます。
ペダルはPD-5800、シューズはsidi genius5、黄色クリート使用です。
クリート位置前後による自分の走行時のペダリングの感覚なのですが…。
前気味 ⇒ 軽いギアが回しやすい。重いギアが踏みにくい。
後気味 ⇒ 重いギアが踏みやすい。軽いギアが回しにくい。アンクリングしなくなる。
前気味だとクルクル回せるがトルクが無く、後ろ気味だとトルクがあるがクルクル回しにくいという感覚になります。どちらが『楽』かと言われたら、クルクル回せる前気味になります。この場合、前気味にクリートを付けて、またしばらく乗って違和感を感じたら調整という流れを繰り返せば良いでしょうか??
軽いギアをクルクル回してばかりで、重いギアを踏めなくなるのじゃないかと不安な面もあります…。
後気味でクルクル回しましょう。
>またしばらく乗って違和感を感じたら調整
しばらくではなく、違和感が出たらその場ですぐ降りて調整です。違和感のまま走るのはダメ。
>重いギアを踏めなくなるのじゃないかと不安な面もあります…。
重いギアは踏みません。重いギアを踏むような3流アホペダリングはやめましょう。
黄色より赤で乗った方がいいです。赤で違和感出たらすぐ微調整の繰り返し、黄色だと微調整しないで遊びで調整できるので本当の最適解がみつかりません。足を固定するなら完全に固定する、完全に固定すると逃げ場がないので、最適じゃない場合はすぐに身体にきます。身体にきたら我慢して乗り続けず、その場で、すぐに楽な位置へ微調整。その繰り返し。
クリートの最適解を見つけるのは本当に難しいです。
貧脚いわたさん
クリート前後位置についてですが…
クリート前後位置・サドル位置・ステムの長さは、相互に密接に関係しています。
たとえクリート前後位置が正解であっても、ほかの2つが大きく不正解なら、「これが理想のクリート前後位置だ!」とは感じられません。
クリート前後位置は、極端でない範囲でどこかに決め打ちしてしまい、サドル位置とステムの長さを探索するほうが、早く満足度を80%くらいまで高められます。80%まで来たら、クリート前後位置にとりかかってもいいでしょう。
しかしクリート左右位置と角度は、どこかに決め打ちとはいきません。10秒乗って違和感を感じるものは絶対におかしいので、自転車を降りて調整しなおします。
もし、どうやっても違和感があるようなら、フィッターに見てもらうか、シューズを替えたほうがいいでしょう。
skogenさん
クリートの前後位置は足首のスナップを使えるかどうかで決まるように思います。下腿部(ふくらはぎとすね)が前後とも発達している人は、クリート位置は前でも大丈夫。
足首のスナップというのは、足首を使ってペダリングをする、という意味では無いです。足首周りをきっちり支えることができるかどうか、という感じかな。
で、そういう走りができる人は滅多に居ない。
私もできるかなと思って試したことがありますが、良い結果にはならないかったです。
あと、貧脚いわたさんが書かれている通り、クリート位置を前後させるとサドル位置も変わります。で、サドル位置を変えても変えなくても、使う筋肉が変わる。その筋肉が弱いとペダルが回せなくなります。筋肉の強化を待つと時間が掛かりますが、結果が伴うかどうか分からない。難しいです。
端っ子ミツルさん
三ヶ島から返信来ました、全文載せます。
ご連絡いただきありがとうございます。ご心配ご不便をおかけしまして申し訳ございません。
ベアリング機構は製品の特性や用途によって異なり、US-Sペダルの構造は先端がシールドベアリングで根元はすべり軸受=ブッシュを採用した「シールドベアリング&ブッシュ」という機構になっております。カップ&コーンベアリング」のように玉当たりを調整できるものではございませんのでご了承ください。詳細は当社ホームページ下記をごらんください。
(ベアリング機構について)
http://www.mkspedal.com/?q=ja/product/term/24
原因など詳細は分かりかねますので、現物を拝見し検証をさせてください。大変お手数ですが、念のため左右両方のペダルをお送りください。大変恐れ入りますが、お送りいただく送料はまずはご負担いただきますようお願い申し上げます。使用に伴う劣化や破損などによる場合は、工賃・部品代・返送料のご負担をお願いする場合があり、予めご了承いただきたいのですが、製造上の瑕疵による不具合の場合は無償修理の上、ご返却・送料返金を致します。
ペダルが届きましたらまずは点検の上ご連絡差し上げます。ご検討いただきますよう、よろしくお願いいたします。
玉あたり出来ない仕様ならガタが出たら終わりだと思うんですが、、このペダルを使うのは辞めて、整備出来るシマノで練習しようと決めました。
ディープインパクトさま おぉ、、まさか道場長に来ていただけるとは、、全文熟読しました。やはり私のビンディングに対する意識が甘々だったようです。出直します。
皆さまのレスに返信したいのですが、一旦私は修行モードに入ろうと思います。ポジション、クリート固定位置、全て徹底的に見直す為に色々自分で課題を決めて、目標達成まではここには戻りません。こちらのスレッドはお好きにして下さい。一年なのか半年なのか、期間も距離も解りませんが、日々精進し、結果を持って帰って来たいと思います。皆様ありがとうございました。
小杉むさしさん
Skogenさん見ていたら教えて!お使いなのはXpressoですか?Xpressoのいちばん安いやつ。たぶんXpresso4で5000キロくらい使ったところ、カンカン音が鳴って難儀しています。BBかクランクがなっているのだと思っていろいろいじったんですが、Lookやシマノのペダルをつけると音が止まり、Xpresoに戻すとまたカンカン鳴ります。
Skogenさんが使っているのは、どのペダルですか?ちょっと高いのに買い換えないとだめなのかな、と思って質問させてもらいました。シマノもLOOKも分解して掃除できるんだけど、TIMEは何もできないですよね。使い心地は気に入ってるんだけど調子悪くなったら使い捨てなのかな。
鶏 泰造さん
私もTIME使ってます。Xpresso6ですけど、音は出ませんねぇ。その前もIclick2使ってましたが、音は出ませんでした。音の出所はシャフトで間違いないですか? クリートをキャッチする部分からなら、ドライ系のオイルを差せば治るかもしれません。
それと、TIMEもシャフトはバラせます(メーカー非推奨のため自己責任です)。シャフトを抑えているキャップが接着剤で止められているので、ウォーターポンププライヤーでキャップをくわえて強引に回せば「バキっ」っという音とともに接着剤が剥がれます。ベアリングの配置はLookと同じで、先っぽがニードルローラー、根元がシールドボールベアリングです。
バラしている人。けっこういるみたいですよ。
https://blogs.yahoo.co.jp/ham1c/36757658.html
skogenさん
私もXpresso 6です。5000kmぐらい走っていますが、音は出てません。
左右で回転のスムーズさが違うので調整したいですが、まだ手を付けてません。
クオリア44さん
私はTIMEのXpressoは5セット位、ソレ以前のシリーズも3セット位、買いましたが、全て捨てました。
ペダルを車体から外して、耳元で保持してシャフトを回して、僅かでも回転にザラつきが出ると、我慢出来なくてポイポイと捨てました。同じモデルをいくつも買ったので、回転がスムーズな片側を集めてセットにしたりもしましたが、見事に左右全部、全セットが「私の基準で」ダメになりました。異音が出ない、ガタがまだ出ない、程度の低い妥協点で使い続ける人が多い様ですが、私には無理でした。
正規の手順で修理すると7000円もかかるので、どうせ交換してもスグに回転が濁るのは明白だと思えたので、さっさと捨てました。あと、クリートが非常に脆いのもイヤになった理由の一つです。
自分で無理に分解する人も居る様ですが、どうせ専用のシールドベアリングは入手が難しいので、傷んだベアリングの隙間から洗浄してのグリスアップ、再組み立てが意味があるとも思えませんし。
で、今は全部、スピードプレイに統一して運用してますが、コレはシール無しのカートリッジベアリングが二つ、ニードルローラーベアリングが一つ、片側に入っていて、定期的なグリスホールからグリスガンでのグリスアップで、非常に長期間、非常にスムーズな回転を維持したまま運用出来、またベアリングの交換も容易です。
つまり、何も難しい作業とは無縁で、ガタとか回転の濁りとか一切無しに安定した回転性能が維持出来ます。まあ、色んな人がネットでその様に発信してるし、間違いの無い事実です。
で、ペダルのガタや玉当たり調整に悩むならば、そんなのとは無縁なペダルシステムを使用した方が余程、有意義だと私は思うのです。で、このスムーズプレイのペダルは、空転は軽くは有りません。と言うか、軽く回る様になったのを目安にグリスアップするとしています。ところで、根本的に、ハブとかペダルとか、非常に大きい荷重がかかる箇所の実際の回転性能は、空転の様子からでは正確には分からない筈なのです。
例えば、私も持ってるgokiso ハブのホイールは、誰もが認める様に、空転性能も世界一ですが、実走行での回転性能も世界一で、コレはペダルを止めた時の減速の少なさでハッキリと目に見えるカタチで分かります。
で、このgokiso の解析によれば、実走行での回転性能が他のハブを完全に凌駕する最大の理由は、通常のベアリングは路面からの衝撃で頻繁にベアリング内でのベアリング球が瞬間的に固着を起こすのに対して、gokiso ハブはサスペンション機構をハブ自体にを備えてるので、このベアリング球の固着を回避出来るから、と説明されています。
つまり、例えば極圧性能が高いオイルやグリスによって空転時間は短くとも実走行での機械抵抗はむしろ少ないと言う事態が大いにあり得るので、空転性能を気にし過ぎるよりも、回転部が濁り無くスムーズに回るのが体感出来る方が、余程意味が有ると思うのです。で、スピードプレイのペダルが、正にソレに当たると私は信じています。
玉当たり調整が出来るベアリングで、スムーズに回るのはデュラエースのハブとかカンパニョーロの上級の製品だけで、あとの普及品はどうしてもザラつきが出るのが私は体感的に嫌なので、たとえ空転性能が良くても、私は全く意味が有るとは思いません。実際の運用の場面で、絶対にベアリングの瞬間的固着を起こしてると思うから。私が信じるのは、自分自身の体感と知識の集積による直感と、あとは信用出来る組織による科学解析だけです。
tour-neyさん
走行時の負荷の掛かる状態は、参考になりますね。確かに、納得。私のRS- 21はカスレベルですね。。。
クオリア44さんは、ママチャリだと何処まで手を入れますか?(近所の人の修理とか)
ちょっとどう考えてるか知りたくて(;・∀・)
あと20台以上持ってましたっけ。その内MTBの方が多いのか興味が。もしよろしければ。。。
skogenさん
デュラエースのハブなんかに比べると、TIMEのペダルの回転精度はだいぶ落ちますね。するすると周りますが、ヌルヌルとは回りません。
ペダルにはガタが無いのが良いのはもちろんですが、ペダルは上手に回せば微小なガタが致命的な性能ダウンには繋がらないと思います。私が考える良いペダリングとは一定トルクを掛け続けるような回し方です。微小なガタがあっても、良いペダリングならガタによる微小な距離移動は生じないので、ロスになりません。
そこがハブ軸との違いだと思います。一般道で走るホイールは常に上下動をしていて、そこにガタがあったり、変形する要素があればロスに繋がります。小さなサスペンションがあるのと同じ。なので、ホイールはリムからハブまで硬く変形しない真円に近いものが良いと感じます。
瞬間的固着というのは造語でしょうか?調べたり、考えたりしましたが良く分からなかったです。
ベアリングに必須のグリスには極圧性があります。良く出てくる値としては球当たり200kgfといった数字です。自転車では前後左右のベアリングで合計8個以上の鋼球で荷重を支えています。体重込みで100kgの荷重を想定し、衝撃で10Gという極めて大きな加速度が掛かっても球当たり125kgfです。なので、通常の走行では金属表面の潤滑膜は破れません。
ペダルだと加速度は1G程度なのでベアリングへの荷重はぐっと小さくなります。
鶏 泰造さん
回転性能を気にするのなら、TIMEやLookは使わないほうがいいですよ(笑)。
iClickを持っていた時に、キャップの締め具合を調整したことがありますが、クルクル回るようにするには、どうやっても微小なガタを許容せざるを得ませんでした(^^;。
私がTIMEを使っているのは、スタックハイトが小さいのと、踏面が広いのが大きな理由です。フローティング機構を嫌う人もいますけど、普通にペダリングしている範囲では足は動かないので、フローティング機構は「あってもなくても違いはない」存在です。上り坂でダンシングを入れる際に、動いてくれるのは有難いかな、という感じ。
105を使ってみようかと思ったこともあるのですが、ベアリングの構造を見て、二の足を踏んでいます。強いトルクをかけた際、一番負荷がかかるはずのシャフトの根元が樹脂製のカラーなので、空転では良くても実用ではフリクションが増えるんじゃないか? という疑いが拭えないんですよ。なんせデュラエースは、ここにちゃんとボールベアリング入れてますから(^^;。
ということで、デュラならスタックハイトはTIMEに近いし、もしシマノを使うなら、思い切ってデュラにしたほうが、満足度は高いかなぁなどと考えております。
クオリア44さん
ハブのベアリング球の路面からの衝撃による瞬間的固着と言うのは、多分、昔読んだ自転車雑誌の編集者とgokiso の技術者との対談記事であった内容ですね。
あまりに印象的だったので、ハッキリと覚えています。以前のgokiso サイトにも内容の転載が有った気がしたけれど、現在では存在しない様です。
で、回転がザラつく感触のベアリングでは、ハブにせよペダルにせよ、ベアリング球がワンの荒い仕上げのミクロレベルでは金属表面の突起とオイルの油膜を破って接触、磨耗してるのは明白です。
だって、ソレこそがザラつく感触の原因だし、例えばMTB用ペダルのDMRと言うメーカーの人気商品にV8と言うグリスホールが有るカップ アンド コーン ベアリングの製品があって、新品ではビックリする程に回転の感触がザラザラなんだけど、しばらく使ってると、嘘の様に軽快にクルクルと回る様になります。ワンの当たり面の突起が上手いこと削れて表面がスベスベになったんですね。さすが人気の訳が納得出来ました。
あと、スピードプレイのグリスホールからのグリスアップでも、シール無しのカートリッジベアリングの内部の削れた粉末で真っ黒い汚れた古いグリスが押し出されてきます。いずれにせよ、ベアリングのザラつきは、ベアリング球がワンの表面の微細な突起を乗り越える時に間違い無く機械抵抗になってる筈なので、どんな玉当たり調整をしても、性能限界は低いと思います。で、私が思うに、そんな玉当たり調整を頑張るよりも、回転抵抗の原因の根本的解消のために、ワンの研磨でも挑戦した方が、まだマシだと思えるのです。
スペアのベアリング球を用意して、グリスの代わりにコンパウンドを詰めて、玉当たりをかなり強めに調整して、シャフトを電動ドリルで強制的にぶん回せば、回転のザラつきは相当に改善されるそうです。
よく素人でもプロでも、挑戦して大抵は上手く出来てるというインターネットの記事を目にします。
私は、その作業の対象となるべき製品を持っていないので、試す機会が有りませんけど、誰も実験以上の日常的な運用はしていない様なので、多分、手間を考えると、素直に高性能ベアリングの製品を買った方が合理的なんでしょう。で、ベアリングのワンの表面がスベスベならば、グリスの極圧性能が本当に発揮されると思うのです。
あと、ママチャリには、あまり興味が有りません。家族の車体は私がメンテナンスしますが、駆動系の洗浄、注油、ワイヤー交換、タイヤ交換くらいですね。別にママチャリレース仕様の車体は有りますが、ハブを高級品に交換しちゃったので、特にはメンテナンスの機会が有りません。
tour-neyさん
クオリア44さん、コメントありがとうございます。クオリアさんらしい、感じが伝わりますね。(極めてる感じが出てる)そういえばハブの研磨は、うちのマネージャーに言われたなぁ。もしかして?!
MISONOI出す辺り、ばったり会いそうな。。。ゴキソハブ触らして欲しいなぁw
skogenさん
クオリア44さんも勧めてる訳じゃ無さそうですが、ベアリングの研磨に挑戦しそうな人が居そうなので、ちょっと駄文を。専門じゃ無いので間違ってるかも知れませんが、素人がベアリングを研磨するのは無理だと思います。
鋼球の寸法精度はサブμmで仕上げられていて、それを受ける円筒形の内面(玉受け)と外面(玉押し)もサブμmの精度が必要です。鋼球は研磨剤で磨くことができますが、ベアリングに組まれた状態で研磨すると真円度が落ちます。
一方で、玉受け・玉押しは曲面の精度・平滑度が大事で、素人が仕上げるのはさらに難易度が高いだろうと思います。玉受けは中空の円筒の内面を磨いて真円にする訳ですから、機械仕上げするのも高い精度の機械と技量が必要でしょう。
グリス代わりに研磨剤をベアリングに入れて鋼球を転がして研磨すると、偏芯やレース面の大きな波打ちが起こるだろうと思います。ガタガタのゴリゴリになるんじゃ無いかな。いずれにしろ、研磨剤を詰めてベアリングを回すというのは、精度が悪い工作機械を使って最終仕上げをやるみたいなものなので、良くなるはずが無い。
極圧性能ですが、グリスは粘性がある液体なので、圧力が掛かると膜が切れると考える人は多いと思います。しかし、極圧剤は金属表面に吸着して皮膜を作っていますから、それを突き破るのは大きな圧力が必要です。被膜が破れると打撃痕や融着が生じるでしょうし、それが進むとフレーキングするので、ベアリングの寿命になります。もし、そういう力の受け方を想定して設計されている機械があれば、それは設計そのものが間違って居ると思います。
補足
極圧剤はモリブデン系とかグラファイト系の化合物だと薄い面状の分子構造を持っていて、それが金属表面に貼り付きます。有機系の化合物(硫化物系とか脂肪酸系)だと官能基が金属表面に結合して、分子の膜を作ってます。このような分子でコーティングされた金属表面どうしの接触と滑りが、極圧時の潤滑のメカニズムです。
走るペンギンさん
ちょっと話がずれますが回転性能を気にするなら三ヶ島のNJS品が一つの目安になると思います。Custom Nuevoは常識はずれの回転を保ったまま10万km走行、下手くそなペダリングやプレートが削れる転倒をものともしない耐久性だったので私の信頼は絶大です。
トラックシューズまでセットでは勧めにくいのが難点ですが、ストラップでツーリングでも街乗りでも使いみちは沢山ありました。現在は新しいSUPREMEを買いたいけどペダルから自転車を生やさないと(笑)。誰か使っている人がいたら感想お願いします。
あとはフラペならTOURING-LITEも良かったです。NJSの異常なレベル(ペダルより軸を指で回すと一目瞭然)からは一段落ちますが非常に良い回転で、スニーカー等の普段靴にも合わせやすくママチャリで使っています。値段も安いとまでは言えなくても性能からすれば十分良心的ですし、マイパラス乗りの方どうでしょう(笑)。
tour-neyさん
はぁいw
https://www.amazon.co.jp/dp/B002YQ44Q4
ツーリングライトですか。。。XPよりもウェットに強そう。似てる?
https://www.amazon.co.jp/dp/B008HORCB6/
カスタムヌーボですか、お高い。
https://www.amazon.co.jp/dp/B00OOII3JY/
それならUS-L 欲しいなぁ。14kgじゃぁ体壊すからダメですよねー┐('~`;)┌
走るペンギンさん
まだワイドならAmazonに在庫あるんですね。なーに、高いと言っても車体よりは安いのでセーフですよ(笑)
固定は慣れると尻や太ももの裏が張るだけで、例えば膝の負担は比較的かからない(かけずとも走れる)ので痛みは出ないですよ。勿論人次第だし何を多用した走りかによりますがtour-neyさんの動画を見るとUS-Lでも大丈夫じゃないかな、何より楽しいし(笑)。
あと確かに一般的ママチャリに多い20kg前後+ステンリム等は苦しいですが、マイパラス(改)クラスなら重量よりポジション出しの方が問題です。ハンドル形状の選択や低くしないと上体が使い難い点に加え前カゴによる制約が大きい。逆にあまり体を寝かせることばかりに囚われると長い車体が更に間延びして外見的にイマイチになったり調整が大変。もっともこうした点はtour-neyさんの方が詳しいかもしれませんね。
どうです?試しにビンディングに挑戦してみませんか~(沼)
tour-neyさん
走るペンギンさん、いやぁ、、マイパラスは\14,200ですからねぇ。ギリギリセーフ、ゲゲッ(゜〇゜;)!
WH-RS21の時点で、越えちゃっtry万が一盗難に遭ったら、泣くのはホイールセットですねw車体は安い。
ポジションはハンドル辺りは、さっぱりです。。。100km未満で疲れず、登りで引き手を使える状態ですが、空気抵抗はちょっとキツイです。(まだ煮詰めないと)
ペダルはもう1年前から決まってるものの、シューズが。。。37(23,8?)が試着出来なくて。
あさひはルイガノを手に入れた今、レディースだとSPD しかなく使えん!と勤務中ぼやいてます(;^∀^)
http://cyclist.sanspo.com/343881
http://www.cb-asahi.co.jp/item/67/57/item100000045767.html
ルイガノではありませんが、、、39までかぁいぃ!沼w
kaden-otakuさん TIMEペダルの回転不良の原因
ここで過去にも同じ意見がありましたが、回転不良を完全に無くす方法をご紹介します。EXPRESSOのペダルは最初から回転が悪いものと使っていると回転が悪くなる物があります。一番の原因はニードルベアリングが奥まで入っていない為、ガタ防止のプラスチックワッシャとシャフトの横方向ストッパ(シャフトの段差)が擦れて回転が悪くなるものです。使っていて回転不良となる物も原因は同じで、ニードルベアリングが横方向にズレて来るため上記現象がでるものです。
対策は
1.ペダル本題の内部をディクリーザーで油分を完全に取り除いて下さい。
2.プラスチックワッシャーを取り除き、厚さを0.1mm位サンドペーパーで薄くします。
3.8mmボックスドライバーをペダルの内部に差して、ニードルベアリングを軽く叩き、奥にしっかり押し込みます(多少強く叩いても大丈夫です)
4.プラスチックワッシャーを奥までしっかり押し込みます。
5.細いマイナスドライバーの先にアロンアルファを付けて、プラスチックワッシャーの外周部に2カ所位止めます(くれぐれも回転部分に接着剤がつかないように)
6.接着剤が乾くのを待ってニードルベアリングにしっかりグリスアップします。
7.あとは組み立てれば完了です。
ご参考:25mmの鉄パイプとM20ナットで写真のようなツールを作ると簡単にペダルを分解できます