自転車道場

手組ホイール道場

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僕が最初に出会った自転車整備の名人は「ホイールが組めない人間が自転車整備をできると言うな」といいました。小6の時、自転車整備ができる人になりたくてホーザンの振取台を買い、毎日ホイールを分解し組んで修行しました。最初はリムの穴に角度がついていることや右側と左側が違うことなど知らずに形だけ真似し、まともに走らない変なホイールが出来ました。ニップルやリムに種類があり、どの位置から組めばいいのか試行錯誤し理解していきました。その結論をまとめます。これは僕の実戦で得た結論です。
 自転車をやるなら、最初にホイール組を極めるのが最短距離です。ホイールは自転車の一番大事なことが凝縮されています。左右バランス、締める力の強弱、最適化、動く部品の軽量化、ねじれ防止、センターを出す重要さ、極限の回転摩擦、タイヤの見切り。センターの出たホイールを入れればフレームの狂いが浮き彫りになり、フレームのセンターが見えてきます。センターを見ない人間は自転車を見ていないと言えます。自転車を知るにはホイール組をしましょう。

振取りの奥義
1.振取りにやり直しは無し、全集中で気合い充実した時に真剣勝負でやりましょう。
2.ホイールは面で組む、単体で組まない。
3.縦(天ぶれ)をとるのが主、横振れは従。*縦を最初にとり横は後。
4.ハブにスポークを通しスポークがストンと通ることを確認し、ハブ穴やスポーク不良を見つけます。
5.リムの腰折れのチェック
 リムを平面上におき、カタンカタンと動くかチェック、変形していると音が出て動く。変形して動くことを「リムの腰が折れてる」と言います。新品リムでも不良があるので注意。以下クロス組を基準に書きます。
6.スポークは必ず2本1組でバルブ穴の右側から通していく。写真1参照
 手で最初のねじだけかかればいい位で全スポークを通して完了。ディープリムの時はニップルを引き上げる工具を使います。ホイールは面で成り立っているので全体を同じ力で締めて行きます。1本だけ極端にスポークがきつかったりすると壊すので気をつけましょう。
7.全スポークのねじが見えなくなる位置までニップルを全部締めます。このねじが見えない地点がスタート地点です。写真2参照
8.ホイールのセンターの取り方
*振取台にホイールをセットします。なければフレームを使う。
 ニップルのねじが見えなくなる位置まで手で回らない硬いスポークは無理に締めずに全体のスポークの張りを均一に締めていきます。リムは変形させると元に戻らないので1本だけ極端に張ったりしないこと。逆にねじが見えない位置で全体的にゆるゆるの時は全スポークを同じ回転数回し全体の張りをあげましょう。張りすぎるとリムを壊すので、最初は弱い張りでいいので、全体の張りとバランスを確認しながら面として均一に張ります。☆センターの取り方
 センターゲージがあればそれで見ます。ない時はバルブ穴センター合わせの術を使います。
 a.左右どちらかのハブナット平面と定規の先端を直線上にセットする(写真3)
 b.その状態で定規を固定し、バルブ穴から向こう側のニップル中心への直線上に交わる定規の値を見る。リア130mmハブなら65mmの直線上に向こうのニップル中心が来ていればセンターが出ています。(写真4)斜めに見ると狂うので、直角、直線上に見て確認。
9.振れ取り
 一度センターが出たホイールは振れ取りで狂うことはほとんどありません。
 スポークは2本を対で同時に張ったりゆるめます。縦振れをとる手順→まず張りすぎ箇所(ケージとリムの幅が広がる場所)をゆるめる、次に緩すぎ箇所(ケージに当たる場所)を張って浮かせる。
 僕はケージより上がってる箇所をゆるめて全体的にすべてケージに当たるようにしてから、下がりすぎて動かない箇所を引っ張って浮かせるの順番でやってます。縦も1本づつで行わず、左右2本のスポークを同時にゆるめたり張ったりします。1本づつで行うと横振れが出てしまうので2本づつでやります。後は丁寧に美しく仕上げてください。
 工具 僕が使ってるニップル回し 
Ice Toolz 鍛造スポークレンチ 10G-15G ¥599(税別)
https://www.monotaro.com/p/2063/2727/
僕は使ってないので責任は持てませんが、まあ使えると思うもの。
GORIX振取台 + リムセンターゲージ スチール製 GT-37+1930¥11,999
https://www.amazon.co.jp/dp/B079ZT2QSV
GORIXホイールリム振取台 GT-37¥7,999
https://www.amazon.co.jp/dp/B07H2VRQPK

ディープインパクト
作成: 2024/08/05 (月) 12:26:00
最終更新: 2024/08/21 (水) 14:42:30
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ディープインパクト 2024/08/05 (月) 12:28:26 修正

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僕が最初に買った自転車工具はホーザン振取り台と3本ローラーです。当時この2つを両手に持ち電車で帰ってきましたが駅の階段と駅から家まで歩いたのが超重かったです。でもこれから自転車始めるんだとワクワクしてた。だけど21世紀になり、いい振取り台売ってないなんて想像できなかったですね。50年前の工具の方が今より優秀。
 ホイール組で使う部品についての説明
1.スポーク 2.リム 3.ハブ 4.ニップル
 この4つの部品の中で一番完成度に影響する部品はと言うとニップルです。悪いホイールの何が悪いのか、ニップルが悪いです。だから悪いホイールを直す時、ニップルを一流品に交換すればシャキッとして改善します。ホイールはニップルが命!覚えておいてね。
 700cの世界では完組ホイールが優秀で値段も安く、手組ホイールの出番はないです。ただ最近はナローリム選択のための手組という理由が出現しました。嫌な時代?。たとえばRS21は前後2万円以下ですが、同程度の手組は4万出してもむり、僕はもう手組の時代終わったと感じました。そのくらい完組は優秀で安い。(もっともシマノとカンパ以外は完組よく知りません)
 完組の欠点はハブが悪いとすぐゴミになること。だから買うならシマノかカンパハブの完組を買いましょう。27インチや26インチの完組は見たことないですが、完組の種類がない大きさは選ばない方がいいです。自転車は700cを選べ!です。
 ミニベロは完組が売られていますが、ハブの回転数が多く、ジョイテックやノバテックなど3流ハブはすぐに寿命がきます。完組ホイールはハブが壊れればゴミなので買うときはいいハブ選んでください。
 スポークについて
 カンパやフルクラムのスポークは1本3000円みたいなのがありますが、修行で使うなら高価なものより星をお薦めします、星のニップルは真鍮製で持ちます。アルミニップルは戻し無しで組めるスキルを身につけてから挑戦どうぞ。完組ホイールはアルミが多く、修正する時は壊さないように注意が必要。また手組ではL首スポークが多いですが、完組はストレートスポークが多く、スポークを固定しないとニップルを回せません(ともまわりします)。
 固定工具は完成度に大きく影響し、固定が甘いとスポークをねじって壊します。ユーラスやゾンダなど高い完組は強力に張っていて、プラスチックの固定工具では歯が立たず、僕は固定に万力使ってます。モンキーとか実験したけど万力が固定強く使いやすかった。マビックキシリなどカーボンスポークのものも遊びがあると割るので注意。完組は手間かかり神経すり減るのであんまり触りたくないですね。WHR500やRS21なら手組と同じなので楽なのですが・・。

 リムの話
 リムは材質がアルミ、鉄、ステンレス、チタン、カーボンとあります。昔は日本製(アラヤ、UKAI)でしたが今は台湾や中国製を買うしかありません。リムは継ぎ目に段差がなく腰の折れてないものを選びましょう。マイパラス501を買った時にホイール分解して主さ計測しましたがアルミリムの精度の高さにビックリしました。9800円の自転車で、リムの値段1万円。
https://youtu.be/fKFuLfWCHFA
スポークは普通だったけどリムは一流、いい自転車はリムがいい!
 ステンレスリムについて
 ステンレスリムは段差はあるし腰は折れてるし粗悪品オンパレード、粗悪でも強度があるので使えますが修正は大変、振れ出たまま売られてるのが多い。ステンレスリムは27インチが多く700cは見たことがないです。まあステンは27インチというのを見ても27インチは買わない方がいいですね。
 チタンリムについて
 チタンは一度狂うとスポーク修正は不可能で即ゴミ。軽いので僕も競輪の決戦ホイール組みましたが一度狂うと即ゴミで寿命が短くて、すぐやめました。チタンはシマノ10シリーズやパナフレームなど悪いイメージしかないです。チタンクイックシャフトは絶対やめた方がいいです。

 リムはアルミ、スポークは星のステンレス&真鍮ニップル、ハブはシマノが一押しです。お金ある人はスポークをスミス使うのもいいです。ただ組む技術の差が大きく、星をスミスにして下手な人が組んでも意味ある?と思います。できるだけ多く組んでバラして、手先でスポークの張りと全体のバランスがわかるようになり、身体でホイール組を身につけてください。スポーク握ればスキルわかりますよ!

フレームのエンドは130mmなのに135mmハブしかないとか逆の場合、130mmハブと135mmハブはどちらも相互に使えます。
やり方は2つ
 ハブ幅を変更する方法とフレームのリアエンドを変更する方法。
 ハブ幅変更の手順
 ハブ軸途中のワッシャ幅で+-5mmを変えます。130mm→135mmなら両方に2.5mmワッシャを入れてもいいし片側に5mmワッシャを足せば135mmになります。135mm→130mmにするにはハブ軸途中のワッシャを薄いものに交換するか抜くかして合計5mmマイナスにすれば130mmになります。片側で5mm調整する時はおちょこ量が少し大きくなりますが、組み上げ手順は通常のホイール組と全く同じです。ワッシャ幅で+-調整します。

リアエンドを変更する方法
 フレームの後輪を外し地面に横に置きます。135mm→130mmにするにはリアエンドを上から押さえて幅を狭くします。130mm→135mmにするにはリアエンドを引っ張って持ち上げ5mm広げます。一気に5mm動かそうとせず、1mmづつ動かす感じで少しづつ変更します。極端な馬鹿力で動かすとフレーム折れてしまうので気をつけて。アルミフレームはクロモリに比べて折れる許容範囲が狭いので5mm動かすのが限界だと思って慎重に。クロモリや鉄なら15mm位変更しても大丈夫だと思います。僕の過去の経験から、もし壊れても責任持てませんから、自己責任でやってください。

 アルミの重いゴミリムには要注意。
アルミの高さがあるリムは重くて走行が苦しいです。軽いリムと比較してみれば、重すぎて捨てたくなります。知らない間は使えますが一度一流品の軽いリムを知ってしまうと苦痛しかないです。高さのあるリムはカーボン以外は使い物になりません。アルミの高さあるリムを見た目で選んで失敗しないように注意してね。

2
ディープインパクト 2024/08/05 (月) 12:30:04 修正

僕は基本的な部分を記載しますので詳細は自分で経験積みながら現場判断で応用拡大していってくれればいいです。大事なのは130mm←→135mmは相互に使えるという情報。
 僕の経験から言うと、この変換でハブ軸交換が必要になったことはないです。
 長すぎる場合はサンダーで削ればいいです。フレームのエンド幅も大小あるので軸とエンドの重なり具合を見て最適値を出せばいいです。
 このハブ軸幅変更は通常のハブでも一番重いギアにするとチェーンがフレームに当たったりする場合、そこに隙間を作るために左を減らし右を増やすということをします。プルミーノは9速とかにするとフレームが干渉しやすくなるので僕は左右2mm+ーしています。こういう時にこのハブ軸変更の術が使えます。

タイヤの振れ取りについて
 ホイールの振れを完璧にとってもタイヤが振れていれば結局乗ると同じことになります。3本ローラーに乗ればガタンガタンと音が出ます。氷の上を滑るように走っていくにはタイヤの振れもきちんと取りましょう。
 https://youtu.be/SCBci4bjwgs

 自転車整備でもっとも難しいのは「空気入れ」ですが、タイヤの振れ取りも最高難易度の難しさがあります。ゴムは一度伸ばしてしまうと元には戻らないので新品タイヤを入れる時に壊すかどうかが勝負です。ただ品質の悪いタイヤは新品時から均一ではなく振れが出ていて、こういうの当たった時は潔く捨てるしかありません。

 ゴムはできるだけ引っ張らずに自然な状態で入れましょう。
 そして必要以上に高圧にせず、ゴムを伸ばさないようにして寿命を延ばしましょう。
 タイヤの横に記載のMAX空気圧にすればゴムはすぐ伸び劣化します。23cと書いているのにどうみても28cくらいの幅でパンパン、乗っていれば手は腱鞘炎になるし、お尻は痛いしデメリットしかありません。しかし低圧にするとリム打ちパンクが起こり、リム打ちパンクを防止しながら最高の乗り心地になる空気圧を探って空気を入れるのが匠の技、空気圧はペダリングや乗り方も関係してくるので自転車のすべての技術をマスターしないと「空気入れ」をマスターできません。
 空気圧計見るものいいですが、計器より人間の感覚の方が優秀なのでタイヤ握れば「これでOK」とわかるように修行積んでください。

 自転車整備は強さより安全を確保できる必要最低限の弱さはどこかを探る整備が必要です。トルクレンチに頼ってカーボンのハンドルを割ったり、シートポストを割った人を何人も見てきましたが自分の指先を信じていれば、ミシッと感覚がきた時にやめただろうに「トルクの数値が足りないから」と最後の割るところまでやってます。自転車整備には「余分に」は害しかなく、最適値は1点。余分には「壊れるか重くなるか寿命が短く」なる原因になります。

 タイヤなんて、どう入れても同じだろ!とド素人は思います、僕は競輪から自転車入門ました。競輪のタイヤは薄くてペラペラで少し引っ張ると新品のままゴミ箱行き。振取り台を使い振れが出ないように調整しながらタイヤを入れます。下手な時はリムセメントがベタベタつき服も手もムチャクチャ。わたし下手ですと外観でわかる。普通のチューブラータイヤでも何も考えずに引っ張って入れてると縦横振れまくります。また200g以下のぺらぺらのタイヤは靴でこすってもサイドが破れるのでタイヤカバーをして空中に吊って保管します。デリケートで扱いが難しく値段が1本1万円。いい加減にやってると師匠の鉄拳が飛んでくる。車輪には命がかかっています。その整備で70kmでもがけるか?命預けられますか?
 僕が最初に経験したのは競輪タイヤの整備だったので、タイヤ扱う時はピリピリ緊張します。クリンチャーでもコルサSCのような軽いレース志向のタイヤは競輪タイヤと同じように引っ張らずに丁寧にタイヤを入れないと振れが出ます。ゴムは一度伸ばすと戻らないので新品タイヤを入れる時が勝負。ママチャリの太いタイヤでもタイヤの入れ方次第で振れが出たり完成度に差が出ます。ひどいタイヤの入れ方しているママチャリをきちんとタイヤ入れ直してあげると、走行が軽くなったと喜ばれます。自転車はそういうちょっとした丁寧な作業と愛の積み重ねで変わります。

 タイヤの振れは土台のホイールの振れを完璧に取ってなければわかりません、地面が斜めの基礎の上に家を建てても家の水平はわかりません。すべての自転車整備の土台はホイールです。
 だから「ホイール組めない人間が自転車整備できるというな」とは名言。
 まず完璧なホイールを組む技術を身につけてね。
 タイヤ入れも真剣勝負で完璧にこなしてください。愛情かけた部品は長持ちしますよ。

6
ディープインパクト 2024/08/05 (月) 12:41:26 >> 2

tukubamonさん
星スポークのブラックはチタン電着塗装で高くなってます。普通のスターブライトなら半額くらいです。
道場長が勧めるのは理由があって、組んで見ればわかりますが星スポークは滑らかにニップルが回り、きちんと気持ちよく張れます。
DTやsapimもそうなのかもしれませんが、価格と見合う性能。アジア産のギシギシしながら回すのとはわけが違う。スポークテンション上げたら振れ取りもわずかで済むくらい精度が高い。

太さは#14で2.0mm、#15で1.8mm。普通の自転車でよく使われるのはこの2サイズ。まれに#13の2.3mm使っているものもあります。
長さは26インチや700cを中心に販売しているので既製品は無いかもしれませんね。小径車専門店ならあるのかも。なので、長さが決まったらカットオーダーして注文するのが一般的。

今時スポークカットしてくれる店はほとんど無いからネットで探すしかないです。群馬のタキザワサイクルならカットオーダーしてくれますよ。

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ディープインパクト 2024/08/05 (月) 12:42:23 >> 2

ギアントさん
OLD135mm→130mmの際、軸カットしました。画像1
ホームセンターで販売しているボルト(ユニクロメッキ)の5倍くらい大変だった記憶があります。固かったです。ネジ山は簡単に潰れないらしく、ナットはスルスル入っていきます。疲れました。

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ディープインパクト 2024/08/05 (月) 12:43:08 >> 2

高鍋玲人さん
tukubamonさん お返事ありがとうございます
なるほど星スポークには素晴らしいメリットがあるのですね
調べていて思ったのですがスターブライトとCPはどう違うのでしょう?
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ディープインパクト 2024/08/05 (月) 12:43:28 >> 2

 tukubamonさん
clome plating(クロームメッキ)の略らしいですよ。
ステンレススポークはSUS304でスターブライトはSUS430。SUS304に比べ錆には弱いが安くて粘りのある素材だそうです。錆防止のためCP処理されているのでしょうね。
私も一つ勉強になりました。

10
ディープインパクト 2024/08/05 (月) 12:43:45 >> 2

高鍋玲人さん
tukubamonさん ありがとうございます
そういう違いがあるのですね、価格はCPの方が安いですけど
どちらがいいのでしょう?

11
ディープインパクト 2024/08/05 (月) 12:44:05 >> 2

 tukubamonさん
それは自分で判断するしか無いです
私は競輪のスポークがスターブライトなのと、ロングライド用に組みたかったのでスターブライトにしました。錆びたら次にステンレスにすれば良いし。でも多分、組み直すならバデットにすると思う。
幸い室内保管のホイールはもとより、風雨しのげるだけの自転車置き場のママチャリも錆はありません。

12
ディープインパクト 2024/08/05 (月) 12:44:31 >> 2

 高鍋玲人さん
tukubamonさん お返事ありがとうございます
自分で判断^^そうですね、パーツの見られる自転車屋さんが近くに無いもので><
秋葉原のヨドバシにパーツのコーナー有るかしら?
なんか近くのサイクルベースあさひは、弄ることより新しいの買えって雰囲気で

話変わって、#14・15でネジ径は一緒なのでしょうか?それともリムによる?
初心者質問ですみません

13
ディープインパクト 2024/08/05 (月) 12:44:45 >> 2

 tukubamonさん
ヨドバシの自転車コーナーもパーツコーナーはありますよ。もちろんスポークは売ってません。
秋葉原へ行くなら御徒町のワイズロードアサゾーの方が圧倒的にパーツはあります。例えると秋葉原の電子部品店みたいな感じ。ごちゃごちゃになってます。
ハブ単体も売っているのでスポークもあるかも。
ニップルのネジ径は同じです。

14
ディープインパクト 2024/08/05 (月) 12:45:12 >> 2

 高鍋玲人さん  

tukubamonさん お返事ありがとうございます
>御徒町のワイズロードアサゾー
( ..)φメモメモ パーツが豊富
ネジ径は同じなのですね良かった^^;
見切り発車ですが、451 32Hリム発注しました
安かったので2本にしようかとも思いましたが中華なので当たり外れ考え
当初の目的通りリア用に一本です
バデッド調べましたが私の用途では必要なさそうなので
普通の星スポークで行きたいと考えております

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ディープインパクト 2024/08/05 (月) 12:45:30 修正 >> 2

tukubamonさん
ハブは11速にすることがなければRS300で良いのでは?
32Hなら他にも色々ある。選び放題だけど、値段と性能を考えたらRS300で十分と思います。

11速ハブで組むのはハードル高いですよ。スポークのテンション差が大きい。まぁ形にはなると思いますが。私は700cですが10速ハブでオフセットリムにヨンロクで組んでRS21並みに組めたと自負しています。1000本上がった峠で使ってもタイムは変わりませんでしたから。私は最初はピストハブ2本、次いでママチャリ2本組んでからリヤホイール組みました。先の4本はスポーク長もテンションも左右差が無く簡単に組めましたから良い修行でした。

ここの掲示板でも経験に基づいた書き込みは良いですか、ネットに書いてあります等聞きかじりだけで人に指導する書き込みも散見されます。実際11速ハブを組んだことある人が何人いるのでしょうか。新人だと言われたことを鵜呑みにしがちですが、自分にとって必要なものを適切な情報で判断して導入した方が良いです。それも修行です。

参考までにハブの性能はシマノだと大きな差は無いです。国内生産の7403ハブと最安値R501のハブだと値段で10倍以上の差はありますか、回転時間は10倍も差はありません。精々20%。
差があるのは耐久性と回す感触。これはDURAならではの証

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ディープインパクト 2024/08/05 (月) 12:48:27 >> 15

iyanさん
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完成形 前輪 後輪 自転車
高鍋玲人さんはじめまして。かなり不安をお持ちのようなので、6年ほど前に、ここで皆さんに教えてもらいながら初めて組んだ、20inch 451 のホイルの写真を上げます。部材の選択は情報も多く、簡単に決まりましたが、最後まで悩んで答えが出なかったのがスポーク長でした。本来は2~3種類の長さが必要ですが、正確な長さがわからなかったので切ってもらうこともできず、とりあえず近そうなワンサイズで組みました。

スポークの交差はややこしいですが、何度でもやり直しが利くので気楽に考えてました。振れ取りは失敗しないように、かなり緩い状態で縦、横とも振れをとり、その状態を維持しながら慎重にテンションを上げていきました。ゆっくりやれば意外と簡単にプラマイ0.2mmくらいには収まりました。後輪は想像していた以上に左右のテンションを変えないとセンターには来ませんでした。

ALEXRIM R390 32H
Shimano FH-4600 32H、HB-4600 32H
星 #14 ステンレススポーク208mm、ニップルは付属のもの

上記の組み合わせ限定になりますが、前輪は+2mm、後輪は+2mmと-1mmでニップルに合うと思います。
ただ、私は初めてだったのでコスト削減重視ですべて208mmで組みました。星スポークは72本で1セットで安かったです。6年経ちましたが問題は出ていません。

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ディープインパクト 2024/08/05 (月) 12:48:51 >> 15

うーむ。。。さん  

ディープさんがいつも使っているスポークって、NSJ認定のものですか?
のむラボさんでは、NSJ認定のものでは知る限り大丈夫だったようです。
スポークの材料の成分については、鉄鋼メーカーが大幅な品質あるいは成分の変更する可能性はあり、鉄はロットが大きいのでスポークメーカーがそれを変えられないことはあると思います。
とはいえ、ユーザーに対する直接的な責任を負うのはスポークメーカーであり、もし鉄の成分が変わって従来と異なる品質や性能になっている場合には伝える必要はあると思いますし、
のむラボさんの星に対する怒りは、品質というよりも、品質の変化に気付き指摘した時の対応が嘘まみれで誠意が無かったからだと理解しています。

そういや私が一番最初に組んだホイールは星スポークでしたが、その後DTに移りました。何でだったか(というか初ホイール手組がMTBで、星のスポークを使ったことすら)失念していたのですが、当時の仲間内のメーリングリストに投稿していたのをたまたま発掘したら、星のニップルの偏心でした。真ん中からズレているのがたくさんあったとボヤいてました。ネットを検索すると星のニップルの偏心の例は幾つも見つかるのに、自分の事例を完全に忘れてました(笑)
2008年の話ですが、のむラボさん事件も前職の時の話のようですから、時期的には被っているのかも知れませんね。

久々にホイールを組んでみたくなりましたが、次は星のスポークを使ってみるかな。ってこれ以上ホイ-r (以下略)

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ディープインパクト 2024/08/05 (月) 12:49:19 >> 15

 tukubamonさん
9年も前の記事が参考なるとは思えませんが。
星もSUS304の弱点克服のためウイングスター出してます。SUS304の弱点は引張りやしなりが無く、経年破断することですが、ウィングスターはそれを改善しているとのこと。

私が700Cオフセットリムにヨンロクで組んだ時のテンションはフリー側110kgf、反フリー側80kgfで組みました。テンション差は約80%
昔の記憶ですが、シマノのc24ホイールのスポークテンションはフリー側100-140kgf。反フリー側60-100kgfだったかと思います。
シマノのリヤホイールは組み方を工夫していないので、テンション差はフリー側の60%くらいになる計算。それをヨンロクで80%まで近づけることができた事になる。
これが意味があるかはわかりませんが、組むのにさほど苦労せず組めました。

左右6本組ならテンション差はヨンロク以上に広がると思うので参考まで。
スポーク長はオフセットリムを使わないのであれば2mmくらい変わると思います

19
ディープインパクト 2024/08/05 (月) 12:52:33 >> 15

手組ホイールはまずハブの整備を完璧にしないと組めません。ハブがガタがある状態で振れを0.1mmなどに追い込めるわけがありません、ハブのガタで動いてるのかホイールが振れてるのかわかりません。
画像1
1.ハブの玉軸調整を完璧に
2.その後振れ取り
 自転車屋の整備したものでハブが完璧に整備されたものは99%ありません。自分でやるしかありません。覚悟決めてやりましょう。
 グリスをどのくらい使うみたいな質問があるので写真アップします。たっぷり隙間無くベアリングを包んでください。しかしはみ出たグリスは泥を付着させるのできれいに拭き取りましょう。使ってて出てくるグリスもきれいに拭き取りましょう。自転車整備は掃除から!

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ディープインパクト 2024/08/05 (月) 12:53:23 修正 >> 15

 うーむ。。。さん
正しいケーブル長さを買うのが最善では有りますが、なかなかそうも言っていられない事情があります。きちんと計算したつもりでも誤差が出るし、あちこち実績のある情報を仕入れたつもりでも誤差があるし、マイナス誤差があると使いようが無いので日和って+1~2mmとか買うと、計算が正しかったらその分長くなり、元が+誤差だと余計に長くなる。そうして素人のくせして数百本の不良在庫の山が出来るわけです。1本500円のCX-RAYがホイール1セット分3万円。それが丸々余ると、見ているだけで悲しくなります。

それなら作った方が安い!と、切って使ったことはあります。

スポークを切るのは結構ハードです。品質の高いステンレススポークは硬いので。専用のスポークカッターを買うのがベストでは有りますが、番線カッターや自転車用のケーブルカッターでももちろん切れます。ただそういう工具で切ると、工具も傷むし、仕上がりも良くない。

切り口は汚いので、整える必要があります。グラインダーなどで整えるのが良いでしょうが、ディープさんの指摘通り熱を持って品質が変わるのは怖いので、気をつけましょう。切り口を整えるだけなら極めて局所的でしょうからそんなに心配はしませんが、カッターを使わず電動グラインダーで一気に何ミリも削ると熱を持つ可能性はありますので。私がやったときには、ニップルを付けて削りました。それでスポークやネジ山を守る、指を守る、そしてスポークの熱をニップルに逃がすという効果を狙いました。熱については意味あるかは怪しいですが。ネジ山を整える前に切り口を整えるには、切る前にニップルを通しておいて下さい。だいたいはネジ山を整えなくてもニップルは通りますが、時々山が傷んでいるものも有るので。なおこのニップルをガイドにして長さを定めることも出来ます。

切り口のネジ山は整える必要があります。さらに切った後はネジ山が短いので、その分を作る必要があります。スポークのネジ山はねじ切りではなく、転造で作ります。で、プロなら業務用電動ねじ切り器でガンガン作れますが、素人が買えるのはせいぜいHOZANの手動の工具ですが、あまり深いネジ山は作れません。それこそ鉄とかなら出来るでしょうが、CX-RAYにはオリジナルのような深くてシャープなネジ山は出来ず、ちょっとなまくらな感じ。一応ニップルを問題なく通すことは出来て、ホイールも組めて、今のところ問題はありませんが、同じ強度かは怪しい気がします。
そういえば以前紹介した、ツーリング途中でスポークが緩んだホイールなので、このせいかもしれないと今気付きました。

ただ、このネジ山転造はめちゃくちゃ疲れます。

以上、ディープさんのおっしゃる通り、可能な限りはきちんとした長さを買うべきです。ただ、一応そういうものを作る世界もあるということで。

あと補足。ツーリングに出かける際に予備スポークを持つ人はいらしゃいますかね。普通に予備を用意すると、前輪、後輪右、後輪左の3種類のスポークを持つ必要があります。場合によっては1-2種類で済むかも知れませんが。でも、ネジ山転造機があれば、一番長いスポークにネジ山を追加すれば、兼用出来る範囲が広まります。私の場合には標準のスポークでは兼用は難しかったのですが、ネジ山を伸ばすことで1種類に収めることが出来ました。普段使いでそういうものを使うことはお勧め出来ませんが、予備として携帯し、帰宅後本格修理する前提なら許容範囲かも。

先ほどの書き出し、もちろんケーブルでは無くスポークです。。
>自車のホイールばらしの際、締める時と同じく面で緩めて行けばよいでしょうか?
私は面で緩めるようにしています。1/4回転くらいずつ順々に。どんな素人でもプロに勝てるところは、いくらでも時間をかけていいところです。私には技術がない分、時間をかけて丁寧にするようにしています。一気に一部だけ緩めると、リムが曲がります。それを最小化するためですね。

1本を一気に緩めるのは要するにスポークが切れた状態を作ることになります。特にスポークの少ない完組ではポテチになるホイールもあるし、リムにとっては大きすぎる負荷だと思います。それでも32Hや36Hなら問題が起きることも少ないですが、アルミに負荷を掛けないに越したことはありません。

jade04さん
>自分は1/8回で一周、1/4回で1周、1/2回とゆるめていきます。
>やり方が合ってるかどうかは分かりませんw
このあたり各人の試行錯誤だと思いますが、実際には手応え次第、リムのゆがみ具合ですよね。Ambrosio Nemesisをばらした時にはそんな感じでした。
今時のリムはそれより丈夫なので、少しずつ雑になってきた感じですww

高鍋玲人さん、
>90度ずつですか、180度対角と考えてました有難うございます
については、明記して無くてすみません。1/4回転ずつというのはニップルを緩めるときに回す量の方でした。
一本緩めた時次にどこを緩めるか、という観点では最近は隣のスポークにしています。
昔は確かにバランスを取るように180度逆のスポークを緩めるとかしていましたが、面倒だし場所を間違えるし時間が掛かるので。。一方、何度もやっているうちに、少しずつ緩めるのなら隣のスポークでも大丈夫っぽいと分かってきたので。

>また、表裏同時に緩めていくでよろしいでしょうか
隣のスポークなので、必然的に表裏同時になりますね。

21
ディープインパクト 2024/08/05 (月) 12:55:49

>72個入りなので8回はこれだけで出来るかと考えましたが
考えるより先に行動に移して実際に身体で確認しましょう。自転車整備は手を動かしてナンボです。僕はまず100本ホイール組むと決めていたので100回やりましたが通常は10本組めば、だいたいの感触はわかってきます。そんな新車でついてくる下手な組み方のホイールのスポーク張りを計測したって「下手の確認」しか出来ません。下手は確認ではなく修理しましょう。
 計測はそれ自体がひとつの技でノギスにしてもトルクレンチにしても正確に計測するには、相当な鍛錬が必要です。下手な人が計測した間違った数値に左右されると、より作業が間違った方向に行くので、あまりそういうものに頼らず、自分の手で握って強い弱いを判断できるようになりましょう。空気入れも同じですが空気圧計が狂っていた時にメータの狂いに気づかず、空気を入れ続けバーストさせるようなアホにはならないでください。手でタイヤ握れば空気圧なんて誰でもわかります。わからないのは自分の手でタイヤを握るという行動をしない人だけです。

 まず手を動かし感覚を研ぎ澄まして本来の自分の力を眠りから起こしてください。何回使えるかなんてニップル回してネジが飛んだ感覚が伝われば限界がわかります。無駄な整備を重ねても時間の無駄、本当にスキルがアップしていく整備方法を考えましょう。がんばって。

22
ディープインパクト 2024/08/05 (月) 12:56:11

 うーむ。。。さん
ボロホイールの組み直し、ほんと勉強になります。何をどうやったら形になるのか/ならないかが如実に分かるし、正しいホイールは精度の高い部品の組合せでしか達成し得ない(歪んだ部品で正しく丸いホイールを組めたとしても、スポークテンションのバラツキが大きく、スポークテンションを揃えると丸くならない。どちらにしてもゴミでしかない)ことも分かります。私は100回はやってないですが、1本目を組む前に5回くらいはもらったゴミでやりました。

ディープさんのおっしゃることは分かるのですが、「参考になる」手組みホイールをどこで見つけるかが問題なんですよね。その問題をまだ私は解決出来ていません。完組ホイールはスポークが特殊だったり本数が少なかったりで参考にならないし、きちんとしたショップで手で組んだホイールを握らせてくれとも言いづらい。そもそもきちんとしたショップだったとしても手組は滅多に組まなくなったので、吊しの手組は店に置いていない。

ディープさんは計測器には批判的と感じていますが、私が計測器に頼る、そしてそれを紹介するのは、その参考になるものがない事への解決法なんですよね。ディープさんが触った感触は言葉では正確には伝わらない。受け止めるには受け手にも練度が必要です。未熟な自分の感覚に頼ろうにも参考になるものがない。なので、数値に頼るしかない。数値に頼って整備して試乗して、失敗を繰り返して数値と間隔のギャップを埋めていく。難しいもんです。

23
ディープインパクト 2024/08/05 (月) 12:58:06

 ごくふつうのおやじさん
venomoさん jade04さん
一つ質問よろしいでしょうか!?
計算でスポークのテンションは出ると思いますが、これって綾取ったスポークのテンションに対する補正もされているのでしょうか?
そもそも綾取ってもあまり関係のない数値なのでしょうか?
ハブフランジに対して外側のスポークはフランジ穴というよりフランジ外周面端部からテンション掛かる上に内側スポークと綾取って張っているので、そのあたりも計算で出されているのかが気になりました。
というのも、私は11s化は考えていないのですが買った451ホイールが11sハブ(FH-RS400)でスペーサー入れて8s運用なのですが、ヨンロクで組んでテンション差が約50%も差が出ているようには感じなかったもので。

因みにスポークテンションメーターは中華製の安物なので、何kgと数値は導き出せませんが目盛差で見ると2目盛程度の左右差になっています。(当てにならない数値で申し訳ございません。)

色々とご意見を見ていると一度RS300で組んでみたりスポークテンションメーターの校正機器なども欲しくなってしまいますが、組んだホイールの素性(良し悪し)をもっと知りたいと思いました。
小径はこれと言った名器ホイールがなさそうなので難しいですね。(^^;
今のところ不満はないのですが、経験として参考になるご意見伺えたら幸いです。

24
ディープインパクト 2024/08/05 (月) 12:58:25

 jade04さん
>venomoさん
700cのデータありがとうございます。
やはりスポークテンション差自体はあまり変わらないですね。
今朝書いたように左右方向への力は小径になることで大きくなるので横剛性の低下は防げるのではないかと思ってます。
テンション差が大きい事で生じるデメリットが回避できるわけではないので実用上問題になるかならないかは個人の判断かな。

>ごくふつうのおやじさん
venomoさんの演算方法は分からないのですが自分のはごくごく簡易な方法ですので綾は無視しています。
あくまでスポークテンション差なのであまり関係ないと見ています。
自分もRS400で組んだのですがOLDを135mmにしてしまったので気になる程の差は発生しませんでした。
自分のは例外的な構成なので参考にならず検証できませんでしたがごくふつうのおやじさんのホイールが正に小径+11速でしたね。
使ってみた感想はどうです?構成に問題があると伺った事はなかったと思いますが。
スポークテンション差だけに拘っても仕方ないので実際に使用した感想を知りたいです。
↑スポークテンション差を軽視してる訳ではないですがもっと重要な事をないがしろにするほど重視しない。
他のホイールとの比較とか要らないです。
ごくふつうのおやじさんが剛性等に不満あるかないかでいいです。

25
ディープインパクト 2024/08/05 (月) 12:58:57

ごくふつうのおやじさん
jade04さん
私の拙い感想でよければ。(^^;
「剛性感」は比較が自分の以前初めて組み直した当ホイールのロクロク組と比較すると高く感じています。
が、感じただけで検証は出来ていません。
「踏む」→「走る」と言った部分での剛性感と言うのですかね?前よりは良いと思います。
そういった意味では今は特に不満ないです。
「走行感」は上記に依存するのでしょうが、とてもよく走ってくれていると感じています。
「固さ」は確かに増したと思います。
段差よりも荒れたアスファルト、例えば木の根がアスファルトをボコボコさせているような状態が通勤途中の土手に300mほど続くのですが、振動は強く感じるようになりました。
ただ、捉え方を変えて「ハンドルに体重を掛けてるからか?」とか乗り方を改善するきっかけにもなりました。

総評としては100km以下であればロードバイクと一緒にのんびりサイクリング出来る車両にはなっていますので、一応完成形と思っています。
車両重量約11kg、タイヤサイズ20x1.00(25C-451)、平均ケイデンス80~90rpm、無風巡航速度27~30km/h、多少の風の日でも25~27km/h、平地最高速度57km/h位、100km程度のサイクリングであれば問題なく走れます。機があれば後だけでもRS300で一度組んでみたい気持ちはあります。

剛性等はやはり比較対象が無いと中々語れない(経験値がない)ので、以上が私の感想になります。
もっと色々と試してみたり経験してみたいですね。
ありがとうございました。(^^)

26
ディープインパクト 2024/08/05 (月) 12:59:17

jade04さん
>ごくふつうのおやじさん
感想ありがとうございます。最高速度速っ!
それででよれてるとか、たわんでるとか不満を感じてないのであれば足元にも及ばない自分には十分だという事が分かりました。不満を感じるようならパーツか腕を疑う事にします。
11速に興味はないのですが玉押し部分のクオリティを考えるとRS400以上にしておきたい。
↑自分の場合は単なる自己満足一つの基準として参考にさせていただきます。

27
ディープインパクト 2024/08/05 (月) 13:00:36 修正

 ごくふつうのおやじさん
校正器画像1
jade04さん
最高速度は今までで一番出せた数字です。ちょっと見栄張りました!(笑)
因みにロード(8kg台のCAAD12)でも長距離が楽なだけで速度はほぼ一緒位ですね。(^^;
当時は風の状況とかも有利だったかもしれませんが、夢中だったためあまり覚えていません。
今は頑張っても50km/h超えるのがやっとだと思います。
それでも下り坂では50km/h以上は出てしまうのですが、状況的な怖さはあっても車体に不安を感じたことはないです。
普段の通勤程度では出しても35km/h位です。
ま、初心者の直線番長だと思ってください。(^^;

高鍋玲人さん
スポークテンションメーターには換算表は入っていましたよ!
でもただのコピーのA4ペラで「バテッドスポーク」と「ブレードスポーク」の表記しかない中華製・・・。この時点でそもそも期待していません。(それっぽい表付けておけ!程度でしょう。)
本体も最初のうちは測る度に2~3目盛位の誤差が出たりしたのでミシン油差しました。
今は同じところを何回測っても1メモリ以内の誤差なので、この状態で校正器に掛けてみたいところではあります。身の回りのスポーク測って大凡の目安にしているのと、バラツキ確認にとりあえず使えているといった状況です。

私は700cのメーカー製ホイールがあるので、TM-1(パークツール製)の換算表を参考に測定したところ指示目盛はTM-1よりは高めの数値を指すので本体のスプリングが弱いのだと思います。
例えばTM-1の換算表に照らし合わせてみるとマビックやカンパ、フルクラムのブレードスポークとマビック前輪の鉄2.0mmプレーン(ラジアル)が170kg以上(測定範囲外)、マビックのイソパルス反フリー鉄2.0mmプレーンで100kg越えのテンションになってしまいますので、TM-1よりはスプリング弱いと認識して使っています。

なのでスポークテンション「~kg」とか「左右差~%」と導き出すことができないのです。
ま、スポークテンションメーターは個体毎&実際に使用するスポーク毎に校正しないとまともに使えないとは思っておりましたので、本当に数値化したいのであれば精度の良い校正器手元に置いておくしかないですよね。そして厳密には校正器のクレーンスケールも校正しないといけませんが。(笑)

高鍋玲人さん
>RS400のリア組みで、注意点とか、難しかった点等あればお教えください。
一度ロクロク組で組んだ経験があるのであれば、「形」を組むのはそう難しい事ではないです。
皆様仰っているように「左右差」はおちょこがある限り必ず出ます。
その中で自分の許容できるホイールを見極めて組み上げる。
と言うのが一番難しいですね。そしてそれは多分、手組に一生ついて回る難しさであり面白さだと思いますので、ご予算と気力があるならやってみるのが一番です。

28
ディープインパクト 2024/08/05 (月) 13:03:42 修正 >> 27

 tukubamonさん
高鍋玲人さんに必要なのは どういう自転車を作るのか どういうホイールが必要か 自分にとって有用な情報はどれかを見抜く目と耳です。今春同じ事を書きましたが4ヶ月も経ってまた同じ事を書くのは気分の良いものではありません。

私が11速ホイールのハードルが高いですよと言った意味は結局は分かってくれませんでしたね。高鍋玲人さん以外の方も疑問ではありますが。意味は「小径車で11速ホイールは組むのはまず上手く行かないですよ」と言う事です。だからRS300勧めたんです。極端に言うと11速だと右フランジがセンターに近いため、フリー側スポークは張っても上下方向にしか詰まりません。反スポーク側はハブを左方向に引っ張ります。なのでテンションが上げられないのです。意味わかります?
小径車は700cに比べ反スポーク側の角度が緩やかになります。つまりより引っぱり出しやすい。
なので11速は相当不利ですし、ヨンロクで組んでもテンション差80%なんて到底無理でしょう。
こんな事は組んだことのある人は直ぐに見抜きますね。

そもそも、私がホイール組みを始めた4-5年前はスポークテンションの情報自体ほとんど無かったです。なので私は展示車や競輪選手の練習用ホイールを触らせてもらい感覚でテンション決めました。それで組んだものがたまたま100-110kgfでテンション差80%だっただけです。まぁ正解だったみたいですが。
11速が出てから手組は必要無いというのが鉄板です。道場長も言っています。私もそう思います。

現代社会の風潮なのか、ネットだからか今は「一を聞いて十を知る」という事が無いですね。私は長い間のサラリーマン生活で骨の髄まで染み込んでいますが、メールや書き込み、電話の話し方でも気になったら言葉の裏を読みます。道場長の返答が無いときは返答するに値しない程度の問題と捉え、自ら答えを探します。もちろん見落としている場合もあるかとは思いますが笑。
再度言いますが、何でもかんでも聞いて、付いた駄目回答に振り回されることの無いように切に願います。

自分に必要なホイールであれば20インチヨンロク組頑張って下さい。探究心は敬服します。
結果はどうあれ情報は後に続く方への財産ですのでUPしていただけるよう願います。

私から伝えられる情報は
1,フリー側テンションをどのくらいにするか
私は100kgfにしましたが小径であればそれより高くなるでしょう。目安100から120kgfにして
後々上げるほうがまだ調整しやすいかと思います。
2,テンションかけるときは基本締める方向で。レンチ1/8回転くらいで調整も必要になります。
700cのスポーク長に比べ、小径は短い分ネジピッチが張力に与える影響は多いと想像します。700cでも1/4回転で調整することがあるのでより繊細に回して下さい。
簡単に1/4とか1/8とか書きますがレンチの遊びもあるのでシビアですよ。

29
ディープインパクト 2024/08/05 (月) 13:09:02 >> 28

 キャドハチさん
画像1画像2
キャドハチです、こんばんは。都内(というか23区内)は信号も多く、ストップアンドゴーが頻繁に必要なので、私の場合はロードよりもミニベロや折り畳みの方が小回り効いて使いやすいのですよね。オリンピック期間中はコロナの関係もあって中々走れませんが、この時期、早朝の涼しく空いている時間を狙って練り走るのが結構気に入ってます。16インチの折りたたみ車で30km@3時間くらいですかね。特に都内の裏道を走りまくるのが、意外な発見もありお勧めです。

30
ディープインパクト 2024/08/05 (月) 13:10:50 >> 28

ごくふつうのおやじさん
高鍋玲人さん
>28Hヨンロク?組(これは結局変形両2クロス?)で

2クロス=4本組、3クロス=6本組・・・etc.
分かりますか?

通常手組では左落とし=イタリアン組み、右落とし=JIS組み・・・。
この辺も分かりませんかね?
「ヨンロク組」が何なのか、tukubamonさんの言う「右落とし」が何なのか、全く理解できていない状況ですよね?

写真見る限りではヨンロク組にはなっていると思いますよ。
失敗作も決して8本組にはなっていませんが、それ以前に組み方を間違えたから陥っただけだと思います。
ただし、写真のホイール面は左側(反フリー側)ですよね?であればスポーク向きが逆です。
写真の向きが右側(フリー側)であれば、多分「ヨンロク」ではなく「ロクヨン」です。

張り方に関しても『振れ取り奥義』を再三読んでいるのであれば「見る」はもちろんありますがニップルがネジに掛かったところからしっかりと管理しなけらばいけないことは分かりますよね?
見えなくてもネジの回転数で判断できるところはあると思いますよ?
そして計算で出たスポーク長さが「絶対」ではないという事も。
計算するための準備「測定」が適当なら尚更です。
皆が言う意見を取り入れるのではなく、皆が言う意見が差している物は結局同じという事を理解できるように勉強するものなのですよね。
jade04さんが仰った「片側のスポークテンションを上げていけばもう片方も状態に応じて上がっていきます。」は「普通」の事だと思います。
ただ、高鍋玲人さんの言葉に対しては「普通の現象だが、仕上がっているのではない」という事です。

ヒントにしかなっていないかもですがどうです?勉強足りないと感じませんか?
私も勉強中なのでピンポイントで的確な指摘はなかなか出来ないですが、気になった部分に対して書かせていただきまし

31
ディープインパクト 2024/08/05 (月) 13:11:12 >> 28

うーむ。。。さん
venomoさん、素晴らしい!
私も以前作ろうかと思いましたが、まぁそこまではいらないかな。。。と日和ったまま忘れてました。
メーカーが提示するテーブルはあくまで太さと形状で、素材や銘柄まではカバーし切れていないので、こちらの方が信頼性があるかも知れません。

ただ私は同じホイールを組むことがないし、硬さは実走で決めるし、私のデータを公開しているわけでもない。なので、テンションメーターの指針は単なる目安で、主たる使い方はテンションのバラツキがないかの確認なんですよね。
どうしようかな。次に備えて作ろうにも、次ホイールを組む予定もないし。

32
ディープインパクト 2024/08/05 (月) 13:12:06 >> 28

 venomoさん
ホシ14番 PWT換算表との比較画像1
うーむ。。。さん
私も用途ありきで作ったのではなくて、ふと思いついたら部品が揃って完成してた(笑)に近いです。
試しにホシスポークを実測してみたところ換算表との差は最大10%ぐらいでした。ホシ14番は直径1.97mmだったのでPWTの2.00mmとは直径が1.5%ずれてます。そもそも吊りはかりを校正していないので絶対値もあやふや。

でもまあこうした要素を加味してもメーカー表と比べてトータルで最大10%ぐらいの誤差ってことで、メ◯ニコ同等品の校正機を6000円で自作できたことには満足です。スポーク一種類の測定所要時間は15分ぐらいだったので実用性は十分あるかと。3万から5万ほど出せば校正もできます。(さすがに商売でないとそこまでやらない)

一通りスポークの特性とかテンションメーターの癖を学んだら、これらの部品は別の用途に流用します。すぐ組み直せるし。

33
ディープインパクト 2024/08/05 (月) 13:12:23 >> 28

 うーむ。。。さん
最大10%程度とは、かなりの精度ですね。さすがです。
もし作る場合には設計を参考にさせて頂きます!
私が他に追加するとしたら、ストレートスポーク用のアタッチメント(ストレートスポークのホイールを数本組んだ)と、カンパ・フルクラムアルミスポーク用アタッチメント(これは本当におまけですね)かな。

34
ディープインパクト 2024/08/05 (月) 13:12:39 >> 28

 jade04さん
ギアントさんお疲れ様です。
シキシマの20×1.5はアラヤだった気がしたのですがカタログを再確認してみると28Hがアラヤでした。
今サイトにアップされてるカタログに36Hは無かったです。
恐らく他のシキシマリム同様中華リムだと思います。
アラヤのサイト見るとリムは殆どのサイズ撤退したようなので扱う商品を変えたのかも知れません。
丁度406の36Hが気になっていたところなので参考になりました。
リアは4本組で189mmですね。〆(・ω・)メモメモ

35
ディープインパクト 2024/08/05 (月) 13:13:57 >> 28

ギアントさん
画像1画像2
前:725g 後:995g スポーク長計算サイトより
(406)20インチホイール組みました。
サイクルベースあさひさんより
cnスポーク 14x180mm(スチール)36本 2セット (168g/36本(スポークのみ))
cnスポーク 14x190mm(スチール)36本 1セット (174g/36本(スポークのみ))
モノタロウさんより
ホシ ニップル72個
shimano HB-TX500ナット式36H (196g)
shimano FH-TX500ナット式36H (454g)
パーツダイレクトさんより
シキシマ 20x1.5リム36H(シングルウォール) 2セット (326g:ERD395mm)
合計一万円位でした。

スポーク長
前180mm後190mm/180mm
スポークがニップルより飛び出てしまったのでヤスリで削りました(後輪のみ1mm以下)。
欲しいリムの入荷が春先なので練習用として組みました。自己中な書込みだったので削除しました。不要な情報は削ぎ落したつもりですが、誤解を招くようでしたら再度削除いたします。申し訳ありませんでした。