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文藝誌 ジャパリ文學(SS総合投稿スレ)

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ここはジャパリ文庫
SSシリーズを投稿するスレです。
多分何言ってるかわからんと思うからざっくり説明すると、

出版社みたいにここでたくさんの作者さんがSSを投稿し、みんなを楽しませる感じのスレ、
個人で出すよりこういう感じで出した方が知名度も上がるかもしれないし、何より人気投票とかも取るつもりだから(取らないかもしれないけど)みんなももっともっとSSという存在に触れられると思うんだ。
だけど作者さんが傷つくようなことは言うなよ、おかしいと思ったらおかしいっていうのは悪いことじゃないがアドバイスって形で言ってよな

自分の作品を投稿して、君もスターになろう!!

《【現在連載中の作品】》

・【アラフェネぶらり旅〜まんまるを探して2周目〜】(完結)

・【サバずきんちゃん】

・【アナザーワールド・サンドスターストーリーズ】

・【けものフレンズ2】

・【虫喰いでないフレンズ】

亡き人
作成: 2018/06/01 (金) 23:47:38
最終更新: 2019/02/20 (水) 20:41:19
通報 ...
492
亡き人 2018/12/01 (土) 01:59:30
493
494
名無しのフレンズ 2018/12/01 (土) 21:13:49 99902@b0782 >> 492

野心覚醒…だと…!?やばいよやばいよ…

サーバルちゃんとかばんちゃんどうなっちゃうの!?ヒグマさんも気を付けてー!
(続きも楽しみにしてます👍

495

ありがとうございます!

496
yuta(辰年ver) 2018/12/01 (土) 21:24:12 >> 492

👍

497

🙇‍♂️

498
名無しのフレンズ 2018/12/02 (日) 12:52:53 f2808@7d493

直前の話 >> 468>> 469>> 470>> 471>> 472

【未来のぼうし】
 [3話] ~Bパート~

ひらかたパークへは、新井知事の安全宣言を受けて動き出した電車での移動だった…
私、かばんちゃん、新井さん、笛音さん、マーゲイさん、木ノ葉博士、ビーバーさん、プレーリーさん。
ーが電車に揺られているのはシュールな光景だった。
メンツも濃い。

・・・て、あれ?
オリクスさんとオロクさんは?

かばん「出発早々に逆向きの電車に乗っちゃったみたいです…」

SPの存在意義って…

・・・・・・・・・

「もういいから、お前たちは庁舎に戻っておくのだ」

ホームに降りると、新井さんは携帯越しに2人を叱っていた。
マーゲイさんも どこかに電話している。

・・・・・・・・・

???「いや、急なのは謝りますけど…
ふと視線を移すと、ひょろっとした男の人が、どこかに電話を掛けている。

???「・・・が迫ってて、今日しか時間が取れないんですよ…
あの後ろ姿、声。
どこか見覚え、聞き覚えがある気がしたが、思い出せない…

かばん「ミライさん?」

いつの間にか新井さんもマーゲイさんも電話は終わっていたらしい。

ミライ「はい、今 行きます」

???「・・・なんとか撮影の許可を・・・」

・・・・・・・・・・・・

枚方公園駅の改札をでると、ガタイのいい妙齢の女性に仁王立ちで出迎えられた。
色白で可愛い人だ。

・・・と言いたいが、ニコニコしながら無言で威嚇してくる。 
ーように見えたので、どうリアクションしていいか判断に困る。

新井「よく来てくれたのだ」

どうやら、電話を掛けて呼んだのは、この人らしい。
なるほど、強そうな腕だなぁ。

新井さんが駆け寄ると、握手を返し、すぐに元の姿勢に戻った。

新井「彼女は五木(いつき) 南子(みなみこ)さん。 ボディービルダー(既婚者)なのだ」

ああ、威嚇じゃなくて、アピールだったのか… (既婚者情報って要る?)
ネットで調べると「フロント・ダブル・バイセップス」というポーズらしい。

笛音「でも あくまで魅せるための筋肉で、戦闘向きじゃない、っていう噂だよね~」

ミライ「アカンやん!」

・・・・・・・・・・・・

濃いメンツを1人加えて、ぞろぞろと ひらパー入り口に向かう。

ジャガーさんの屋台の周りは まだ賑わっていた。
やはり加勢は期待できそうにない。

その行列を横目に見ながら、ちゃんとチケット売り場に向かった。
またぞろ権威をチラつかせて押し入るかも? と思っていたので安心した。

新井「入園料+フリーパスで大人1枚なのだ」

ミライ「!?」

割り勘かい! しかも遊ぶ気満々かい! 年間パスを持ってないんかい!
なかなかシリアスにならない… orz

・・・・・・・・・

499
名無しのフレンズ 2018/12/02 (日) 13:00:46 修正 f2808@7d493

正面ゲートをくぐると、

???「ここは通さへんでぇ」

いきなりセルリアン化した#グリコリアンが立ち塞がった。

両手を挙げて威嚇(?)してくる。

プレーリー「アワワワ…」

ビーバー「ヤベェ、ヤベェっすよ~」

ここぞとばかりに南子さんが両手を突き上げたまま前に出て対峙(たいじ)する。
てっきりプロレスの「手四つ」のように組み合って、力比べでも始めるのかと思いきや、威嚇し合うのみだ。

南子「あっち行ってよぉ」

意外に可愛い声だった。

グリコリアン(ダミ声)「お前こそ、あっち行けや」

さながら子供の口ケンカだった。

博士「あほらし…」

一行は睨み合いと口争いをするだけで、まったく進展のない2人を置いて さっさと先に進んだ。

・・・・・・・・・・・・

なかなか次のセルリアンが見つからない。

新井「セルリアンは、それほどたくさん居ないのか?」

笛音「こうなったら二手に分かれようか~」

さすふえね! 空気を読んだ提案だった。

新井「新井さんたちは『プールザブーン』の方を探すのだ」

笛音「かばんさんとミライさんは『スカイウォーク(観覧車)』の方を頼むよ~」

・・・・・・・・・・・・

~プール横~

新井「早速 落とし穴を掘るのだ!」

プールの横にプレーリー、笛音が穴を掘り始める。

ビーバー「大丈夫なんすか? こんなところに」

マーゲイ
「先ほど、私がヤベちゃんの声で『プール横で不発弾の処理をする』という旨の電話を掛けておきました」

ビーバー「用意周到っすね」

それで周りにスタッフがロープを張ってるのか...

・・・・・・・・・・・・

ほどなく、 

新井「完成! なのだ」

すると、タイミングを見計らったように落とし穴の向こうにカニリアンが現れた。

画像

・・・・・・・・・・・・

~観覧車前~

かばん「なんでしょう? あの人集(ひとだか)り…?」

見るとロープが張られており、その周りにお客さんが群がっている。
観覧車に乗る列とは別だ。

近付くとスタッフの1人に

「かばんさんとミライさんですね」

と持ち上げたロープの中に入るよう促された。
2人で見合ったまま戸惑っていると、

「どうぞ。 中でお待ちかねですよ」

と、別のスタッフが背中を押す。

かばん「え…」
ミライ「ちょっと…」

背中でロープが下ろされる。

ふと前を見ると、
佐波ちゃんを背後から抱きしめるように拘束しながら立つ、食い倒れリアンがいた...

・・・・・・・・・・・・

500
名無しのフレンズ 2018/12/02 (日) 13:06:21 修正 f2808@7d493

~プール横~

落とし穴を挟んで、新井隊とカニリアンは睨み合いを続けていた。

南子さんの声真似でマーゲイが「こっち来てよ~」と
落とし穴に誘うがノってこない。

ーとカニリアンが先に動いた。
半円を描くように落とし穴を回避すると、新井隊の後ろに回りこむ。

南子(CV:マーゲイ)「こっちに来ないでよ~」

笛音「あ・・・」

博士「もしかして・・・」

カニリアンがハサミを持ち上げて威嚇する。

プレーリー「退却するであります!」

プレーリーは逃げ出した。

ビーバー「あ…」

新井「新井さんは甲殻類アレルギーなのだ!」

同じように新井さんも逃げ出す。

笛音「あ…」

そして2人は落とし穴に真っ逆さまに落ちてしまった。

プレーリー「タッケテー!
新井「タッケテ―! なのだー

博士「どうやらカニリアンは真っ直ぐ進めないようなのです」

笛音「また やってしまったね~ 新井さ~ん」

一方のカニリアンは、更に1/4周するとプールに飛び込んだ。

「あ゙~ 極楽浄土、極楽浄土ぉ やっぱり水の中は落ち着くわ~」

博士「水が平気なのですか!?」

笛音「よく見ると、へしも見当たらないね~」

マーゲイ「それって弱点が無いってことじゃ…」

ビーバー「かばんさんとミライさんが心配っすねぇ…」

プレーリー「タッケテー!
新井「タッケテ―! なのだー

・・・・・・・・・・・・

501
名無しのフレンズ 2018/12/02 (日) 13:15:58 f2808@7d493

食い
「よう、待っとったで。 
 あ、ジャパリまん、おおきにな。 味は申し分なかったで」

かばん「あ、ご丁寧にどうも...」

ミライ「どう致しまして」

挨拶は大事だ。 私が用意したものではないけど…

食い「ところで、もう1つの要求の方はどうした? 後から来るんか?」
かばん「いえ」

食い「もしかして、その(かばん)の中に居てるとか?」
かばん「いえ…」

食い「じゃあ、鞄の中にデジカメが入ってて、
 『かばんちゃん、ついにyoutuberデビュー!』とかいう動画でも上げるんか?」
かばん「いえ...」

食い「役立たずやんけ!」
かばん「うぅ…」
ミライ「そんなことないですよ!」

食い
「いや… 今のは流石に言い過ぎた。 
 これでもオレはお前を買ってる。 だから・・・ 
 その鞄を下ろして、どこかに遠ざけろ」

ミライ「・・・」

かばん「分かりました。 ミンミーさん、お願いします」

ミンミービースト「マカセテ」

サバちゃんを解放したら返そうと持ってきていたミンミーが私の手を離れ、
意外に機敏な動きで かばんちゃんに近寄る。

ミライ「キェェェェェェアァァァァァァ! シャァベッタァァァァァァァ!! しかも動いたーー!!!」

かばんちゃんの方は驚きもせず、本体 鞄を背中から下ろし、ミンミーに預ける。
ミンミーは少し離れた場所に移動した。
どんどん不利な条件が重なっていく。

ーが、だからと言って諦める(あきら)わけにはいかない。

ミライ「サバちゃんを返してよ!」
食い ┐(´~`)┌

手始めに、どストレートを放ってみたが、軽く いなされた。

かばん「お友だちになろうよ!」
ミライ「突然なにを言い出すの!?」
食い「!?」

かばんちゃんの踵(かかと)落としのような不意打ちに、こちらも驚いた。
食い倒れリアンも心底 驚いていた。 (…ように見えた)

だが、すぐに人を食ったような顔に戻って、
「えぇ…? どうしようかなぁ?」
と返す。

かばん「あなたの目的は、なんなんですか?」

かばんちゃんの攻勢(?)は続く。

食い「そうやなぁ… オレらを『のけもの』にしたヤツらに一泡吹かせること、かな?」

かばん「僕が知りたいのは、あなたの『本当の願い』です!」

さっきから発言の意図が分からない。
かばんちゃんには何が見えているのだろう?

食い
「悪いがオレの願いは、神様にも決して叶えられん。  
 『お話が出来なくなる』前になら言うてやってもええけど・・・ 
 どのみち お前らに聞かせる義理は無いな。 どうせ忘れてまうし...」

対して、食い倒れリアンは、のらりくらりと答えを はぐらかす。
何だろう? この違和感は・・・

今度は、食い倒れリアンの反撃が始まった。

食い
「なあ、考えたことはあるか?
 そもそも、なんでオレたちだけが『のけもの』なんや?」

こちらも思わぬところから攻撃が来た。
しかも重い。

食い
「おどろおどろしい見た目やからか?
 しっぽや耳のn… しっぽや耳が無いからか?」

ピクッ
かばんちゃんが わずかに反応する。

食い「ああ。 お前たちの『おともだち』のフレンズを食うから…か」

自分で疑問を投げかけておいて、自分で答えを出してしまう。

食い
「でもそれは『食うてるだけ』や。 お前らも食うてきたやろ? 
 弱肉強食、それは神様でもどうにもできん自然の摂理や。
 だから過去にオレらがされたことは気にせんでええ。 お互い様や」

食い倒れリアンのターンは続く。

食い
「それとも菜食主義なら ええとか言うんか? けど植物だって生きてる。 そうやろ?
 所詮 他の命を食うことでしか生きられん。
 お前らは命を奪うが、オレたちは記憶を奪って元の動物に戻すだけ。 可愛いもんや。
 そうは思わへんか?」

反論したいが、上手い言葉が見つからない。

食い
「オレらは本来 食うか食われるかの相容(あいい)れん存在や。
 これまで通り、ぱっかーんしてオレたちを倒すってんなら、それでもええ。
 けど、オレたちの仲間になるって言うんなら歓迎する。
 オレは どっちでもええぞ? さあ、決めろや!」

決めろ、と言われても、どうしていいか分からない。
さっきから違和感も強くなるばかりだ。

ふと、思った。
本当にその2択しか無いんだろうか…?
取り敢えず、考えられない方の選択を否定してみる。

ミライ「仲間、なんて・・・」

食い
「なに言うてんねん。 
 オレたちは すでに同じ『のけもの仲間』やないか。 
 そうやろ? かばんちゃん」

・・・・・・・・・・・・

502
名無しのフレンズ 2018/12/02 (日) 13:46:41 f2808@7d493

ミライ「!? なにバカなことを…w」

かばん「・・・」

少し風が出てきた。
食い倒れリアンの問いかけに対し、かばんちゃんは何故か、肯定も否定もしない。
笑い飛ばそうと発した私の声は、遠くから聞こえるパークの喧騒に吸い込まれていった。

食い
「まずお前は、フレンズたちとの見かけの違いに引っ掛かってたな。
 そして能力の違いにはコンプレックスも感じてた。
 叡智でかいけつするようになって、持て(はや)されるようになっても、それらは拭えなかった」

かばんちゃんは黙ったままだ。
もしかすると「ちゃんと漢字変換してくださーい」
ーと、思っているのかもしれない。

・・・違うか。

食い
「ヒトのフレンズいうんも、どっちつかずで中途半端な存在や。 アイデンティティーの獲得というには弱い。
 サーバルちゃんを置いてまでヒトを探すという名目で島の外に行こうとしたんも、
 『のけもの』感に突き動かされて、っていうのもあったんと違うか?
 結局、みんな付いてきてもうたけどな」

かばんちゃんはセルリアンに共感(シンパシー)を覚えていたから、あんな質問を繰り出していたのだろうか?

いや、そういうことじゃない。
おかしい。 
何故そんなに かばんちゃんの事に詳しいのか?

まるで全てを見透かしているような・・・

食い「お前もやぞ。 ミライさん」

ミライ「え・・・?」

矛先が こちらに向かってきて、思考が中断される。

食い
「パークガイドは・・・ 
 どんなに慕われ、耳をしゃぶれるほど仲良うなっても、過度にフレンズへの干渉は出来へん。 そうやったな?
 結局 上の命令でフレンズたちと引き離され、パークから追い出され・・・
 作家になってもプロジェクトから距離を置かざるを得なくなった...」

確かに他人の所為(せい)にしようと思えば『のけもの』にされた、と言えなくもないだろう。

ダメだ、ダメだ!
今でも ちょっと何かあると、そういう弱い考えに逃げようとしてしまう・・・

サバ「私を『のけもの』にしないでよ!」

食い・ミラ・かば「「「!?」」」

確かにストーリー的に出番が無かったけど『のけもの』仲間に入ろうとするのは、どうなんだろう?
二重の意味で おかしい。

空気を読まない… というか重苦しい空気を破る発言に力を得て、私は反撃に出る。

ミライ「何と言われようと、私はあなたの『仲間』にはなりません!」

食い「こっちは簡単には話術に呑まれへんか。 さすが年の功やな」

ミライ「私は『永遠の17歳♡』です!」 

食い「じゃあ、どうする? 非力な女2人で、オレと闘うのか?」

華麗にスルーされた…
しかも食い倒れリアンの言う通り、力ずくで どうにかなる相手とも思えない。
へしも見当たらない...

食い「助っ人は睨み合いを続けたまま。 別働隊の内2人は落とし穴に落ちて、使い物になれへん...

ミライ「・・・・・・?」 

あれ? ちょっと待って…

食い「腕に覚えのあるジャガーは仕事。 武器持ちのフレンズも おらん...」

かばん「!!」
かばんちゃんも気付いたようだ。
こちらの手の内が筒抜け・・・を通り越している!

ミライ「あなたは一体...?」

食い「ふ… ふはははは・・・!」 

食い倒れリアンは不敵…を超えて、無敵ぶりを誇るように笑った。

食い「オレは・・・ 神だ!」

一際(ひときわ) 強い風が吹き抜ける。
飛ばされそうになったぼうしを、慌てて抑えた。
しかし一足 遅かったようで、片方の飾り羽根が飛んでいく...
風に舞う赤い羽根を、見るともなしに ぼんやりと見ていた・・・

503
名無しのフレンズ 2018/12/02 (日) 14:18:29 修正 f2808@7d493

【未来のぼうし】
 [3話] ~Cパート~

かばん「食い倒れリアンさんは『コウテイ』さんだったんですか!?」
サバ「エグゼイドの(だん) 黎斗(くろと)だったの!?」
ミンミー(CV:カコ博士)「#ハピネスチャージプリキュアのブルーだったの!?」

食い「あれ? ちゃう、ちゃう! 特に最後のとは一緒に せんといてくれ!」

つ差し替え台本 (ス…)
作者「すいません。 間違えました…」
食い「もう… ちゃんと編集でカットしといてや」

食い倒れリアンは不敵…を超えて、無敵ぶりを誇るように笑った。

食い「オレは・・・ 神様の知り合いだ!」

かばん「食い倒れリアンさんは『コウテイ』さんの お知り合いだったんですか!?」
サバ「エグゼイドの檀 黎斗の知り合いだったの!?」
ミンミー(CV:カコ博士)「ブルーの知り合いだったの? ーということはレッド!?」
ミライ「手塚 治虫 先生の知り合い!?」

食い「ちゃうわ!!」

・・・・・・・・・・・・

~to be continued~

504
名無しのフレンズ 2018/12/02 (日) 14:28:13 f2808@7d493

【おまけ】
意外と少ない#五木
忘れていたレポーター#津田 (下の名前は美波さんです)
#エンドカード

505
名無しのフレンズ 2018/12/02 (日) 20:03:29 修正 99902@b0782 >> 504

食い倒れリアンが か、神だとぅ~!?一体どういうことだ…!
続きが見逃せないぜ!更新ガンバッテ!
いつk…南子さんがボディービルダーなの草

506
未来のぼうし 作者 2018/12/02 (日) 20:34:48 df5cd@cb22a >> 505

迂闊なことを書くとネタバレしそうなので・・・
更新ガンバります! とだけ…
ボディビルダーの嫁に対抗するには、バール(のようなモノ)かなぁ…?

507
yuta(辰年ver) 2018/12/02 (日) 21:47:39 >> 504

😆👍👍👍

509
未来のぼうし 作者 2018/12/02 (日) 21:59:15 df5cd@cb22a >> 504

いつもありがとうございます。
😊

508
亡き人 2018/12/02 (日) 21:58:50
510
511
yuta(辰年ver) 2018/12/03 (月) 00:20:02 >> 508

👍

512

🙇‍♂️

513
名無しのフレンズ 2018/12/03 (月) 22:25:25 99902@b0782 >> 508

ハードな展開になってきましたね 続きを早くよこすのです!
anime_hakase_okawari
更新がんばれ👍

514
亡き人 2018/12/03 (月) 22:58:29 修正 >> 513

ありがとうございます!!

515
亡き人 2018/12/06 (木) 20:09:46 修正
516
亡き人 2018/12/06 (木) 20:15:07 修正 >> 515
517
yuta(辰年ver) 2018/12/07 (金) 12:45:02 >> 515

👍

518

🙇‍♂️

537
名無しのフレンズ 2018/12/08 (土) 21:34:30 99902@b0782 >> 515

ヒグマVSアークの攻防も徐々に緊迫してきましたねー
続きも楽しみんみ

539

ありがとうございます!

519
名無しのフレンズ 2018/12/07 (金) 18:37:54 修正 f2808@7d493

3話 >> 408>> 409>> 410>> 411>> 412
    >> 424 >> 425 >> 439 >> 440 >> 441 >> 458 >> 459
    >> 468 >> 469 >> 470 >> 471 >> 472 >> 498>> 504
    
【未来のぼうし】
 [4話] ~アバン~

サバ「神様と知り合いって・・・ 全王様と?」

かばん「デンデさんと?」

カコ「ビルスと?」

ミライ「ピッコロさんと?」

食い
「どれもちゃう!
 ーて言うか、いつまで そのボケを引っ張んねん!
 しかも余所(よそ)の作品から! 
 それとDBは#神キャラが多過ぎやねん! 
 ピッコロって懐かしいな!」

食い倒れリアンは きっちり人数分ツッコむが、このままでは(らち)が明かないと見て

「オレが知り合いなんは、この作品の『作者』や!」

ーと、あっさりネタバレする。

ミライ・カコ・かばん・サバ・作者「「「「「!?」」」」」

食い「おい作者! しれっと混ざるな!」

520
名無しのフレンズ 2018/12/07 (金) 18:43:44 修正 f2808@7d493

【未来のぼうし】
 [4話] ~Aパート-1~

どうしてもギャグが差し挟まれ、シリアス感が薄れがちだが、事態は深刻だ。

食い
「証拠と言っては何やが・・・ 
そうやな>> 440に作者の書き込みがあるな。 >> 471にも。 あと>> 503

ミライ「そんなアホな…」

私はスマホを取り出し、NEOにアクセスする。

ミライ「・・・ホンマや! でも、一体どうやって作者と…?」

食い倒れリアンが1台のスマホを掲げる。

食い
「コレや。 いわゆる初期装備ってところやな。 
 セルリアンとして目覚めてすぐ、コイツにメールが入った。
 ヤツは『名無しのフレンズ』と名乗った。 ん? 今思うと おかしいな。 ・・・まあ、ええか。 
 アイコンは『ぼうし』やて言うてたな。

 ヤツは、【NEOの文藝誌 ジャパリ文學(SS総合投稿スレ)】いうところにSSを投稿してるから、
 セルリアン役を演じて欲しいと言ってきた。

 それとは別にDMで軽いプロットに関してレクチャーも してもろた。
 この頃とは随分 話も変わってきてもうてるけどな。
 なんにしても面白そうやから協力することにしたんや」

そういうことなら食い倒れリアンが、いろんなことを見透かしていることの辻褄も合う。

食い「あとは『未来のぼうし』いうのを拾うたからタイトルにした、とも言うてたな」

ミライ「未来のぼうし…?」

食い「その意味はオレにも よう分からん。 後で効いてくるん違うか?」

ミライ「・・・」

食い
「つまり、この作品は オレたち『のけもの』を主役にした『のけものがたり』やったんや。
 理解出来たか? ミナライはん」 

ミライ「試験解放区特殊動物飼育員の菜々ちゃんみたいに呼ばないで下さい。  私はミライです!」

食い「スマンな。 噛んでもうたわ」

ミライ「いえ。 絶対わざと、です」

食い「かみまみた!」

ミライ「わざとじゃない!?」

食い「神は居た!」

確かに神秘体験だ。

・・・・・・・・・・・・

ちょいちょい…
かばんちゃんに袖を引っ張られた。

かばん「あの… この作品の作者ってミライさんじゃなかったんですか?」

目から鱗が落ちた。
そうだ! 忘れてたけど、私もラノベ作家だったのだ。
私がコレを書く神様であっても不思議じゃない。

それなら・・・ 
この逆境を覆すためにスマホでNEOにアクセスし、修正を試みる…

ミラ・かば・サバ・食い・作者「「「「「・・・」」」」」 
(ちょ… 作者さん、しれっと混ざんなし…)

ーが、ソース表示画面しか出ない。 修正・削除画面にならないのだ。
そう言えば、さっき「作者の書き込み」を確認した時もそうだった…

つまり私=作者じゃない…?
よく考えたら、私は食い倒れリアンと連絡なんて取ってないし、プロットも思い付いてないのだった。

だったら・・・ 私は何者なのだ!?

・・・・・・・・・・・・

521
名無しのフレンズ 2018/12/07 (金) 18:47:19 修正 f2808@7d493

考えてみたが、食い倒れリアンと同じ「何らかの役割を担った登場人物の1人」としか思えなかった。

食い
「その通りや。
 確かに『未来』名義の>> 377はお前が書いたもんや。 
 けど>> 378から『物語』は始まってたんや」

愕然とした。
勝ち目が無い、と思った。
物語史上、こんな追い込まれ方をした主人公が、他にあっただろうか?

(いち)登場人物に過ぎない私に何が出来ると言うのだろう?
作者まで敵に回ったら、手も足も出ないじゃないか!

だけど… そんな神でも、今は(すが)るしかない、と思った。
それぐらい追い詰められていた…
自暴自棄(やけ)になっていたのかもしれない。

だから・・・
私は思わず叫んだ。

「助けて! 作者さん!?」

・・・・・・・・・・・・

525
yuta(辰年ver) 2018/12/07 (金) 22:57:58 >> 521

驚愕の展開だぜ…ゴクリ👍
続きをよこすのです

526
未来のぼうし 作者 2018/12/08 (土) 08:32:16 df5cd@cb22a >> 525

なる早で、お届けしたいと思います。👍

538
名無しのフレンズ 2018/12/08 (土) 21:38:08 99902@b0782 >> 521

な、なんだってー!?
これはまさかの展開…作者さんもSSに参加してくるとはw

540
未来のぼうし 作者 2018/12/08 (土) 22:03:38 df5cd@cb22a >> 538

これぞ究極のメタ芸ですw (違う)

522
らくがき参謀ゆがみネコ 2018/12/07 (金) 22:44:36

スナネコと暁の牙 2話『調査』

暗く冷たい地下。
孤独な世界にからんころんと音がする。

青緑の光、紅の灯が暗闇に揺れている…と

ふと、紅の灯が何かを掴み取る。
掴むといえど物ではない。感覚である。

「…誰だ。」

地鳴りが響く…
感覚がだんだんと近づくと共に、形がはっきりと見えてくる

何かしらに飢えた口、鋭い凶器の数々、そして…よく知る者の体温。

グルルアォォォォッッッッッ!!!!!!!

凄まじい雄叫びと共に脆くなった壁をぶち抜き、恐ろしい形相をした化物が姿を現した

「何だっ、新種のセルリアンかぁ!?」

その下駄を履いた足で地を蹴り跳び上がる。
尻尾で体勢を立て直した…ツチノコは、思わぬ来客に戸惑っていた。

「お前が何者だか分からんが、この遺跡を荒らすのなら…!」

「ダメですよ、こんなことしたら…」

ツチノコは咄嗟に察知した
先程のよく知る者の気配だ。
瓦礫の先から声もする。

「ダメだっ!スナネコ、こっちに来るな!」

「だから、ダメですよ。二人とも…」

ぽけんとした顔でスナネコが化物の恐ろしい顎を触る。
口が揺らぐ、もうダメだぁっ!!…と目を閉じかける…が…

ぐろろろろ…と喉を鳴らし、歯をカチカチさせる姿が見える。

ツチノコは唖然としていた。
スナネコは未だ尚化物を撫でている。どうやら懐いているようだ。

523
らくがき参謀ゆがみネコ 2018/12/07 (金) 22:46:52

「…で、何故ここへ。」

「この子が何の動物か、分かりますか?」

突然聞かれても、という顔のツチノコ
相変わらずの顔のスナネコ
寝そべり、ぐるぐる唸るけもの
画像1

不思議な空気が流れる。

「…すまないが、俺も初めてみる…な」

「そうですか、残念です。」

「…すまんな、そういうのは図書館で聞け。」

立ち去ろうとするツチノコ。その尻尾をむんずと掴まれ跳び上がる。
「はゃあぁぁっ!!??」

「あなたも一緒に来てくださいよ。」

「はぁ!?やだよ!なんでオレがついて行かなきゃなんねーんだよ…第一オレもこの遺跡探査に忙しいんだ、じゃな」

「行くですって?…これ無しで?(Without this?)

「それは…ジャパリコインか?」

スナネコはニヤついた顔でコインを数枚取り出し、ふりふりと降っている

まるで排水溝から子供を狙い誘う道化のような仕草だ。

「もしボクについていけば、働き次第ではもっといいものもあげるかもですね…」

懐から不意にガラクタを数個ほど取り出す、嘘ではないという証拠のようだ。
ツチノコの探求欲とプライドが震えている…ここで手を出したら…

「…オレの負けだ。」

「負け?」

「…うるさい!さっさと行くぞ!」

「あ、そうですか。」

「おい!もっと嬉しそうにしろよッ!!!」

顔を真っ赤にして喚くツチノコを尻目にして、スナネコは歩き出した…が…

「……おい、コイツっていつも何食って生活してんだ…?」

腹を空かせたけものが、後ろでぐろろと唸っていた。

3話へ続く

524
yuta(辰年ver) 2018/12/07 (金) 22:55:54 >> 523

続きも楽しみ👍

534
名無しのフレンズ 2018/12/08 (土) 21:11:51 99902@b0782 >> 523

読みました~ わくわくする話の起こりですね
この先どう展開していくのか楽しみです

527
名無しのフレンズ 2018/12/08 (土) 13:19:40 修正 f2808@7d493

【未来のぼうし】
 [4話] ~Aパート-2~

食い「!?」
かばん「・・・」
サバ「?」

1日経った 固唾を飲んで1分待ったが、状況は変わっていない。
CMは挟まれていたが、「万能桶」がどこかに出現したということもなさそうだし、
内容に「作者からのヒント」らしきものも無かった。

正直、大失態だったと思う。
どこの世界に、よりにもよって作者に救いを求める主人公が居るだろう?

編集担当が読めば、世に出る前にボツを食らって、そのまま打ち切りにされても文句は言えないところだ。
(そう言えば、目の前に設定を忘れられてそうな編集担当なら居るが・・・)
読者に助力を求めることも考えたが、それではネバーエンディングストーリーの丸パクリだ。

もしかすると作者もアイデアを使い果たし、抜け殻なのか?
ーとも疑った。

だが、ここで安い奇跡が起こってしまえば、さぞ興醒めだろう。
読者も「ご都合主義だ」と愛想を尽かし、離れていってしまうだろう。
それぐらいの分別は作者にもあるらしい。

・・・・・・・・・・・・

食い「反省したいのか、作者をdisりたいのか、どっちや?」

スマホを覗きながら食い倒れリアンが痛いところを突く。

そうだった。
セリフも地の文もリアルタイムで筒抜けだった。
折り畳みも白文字も無効。
>> 458でかばんちゃんが
「なぜ電話の相手が新井さんだと分かったのか?」みたいなことを言っていたが、
こんな形で効いてくるとは思わなかった。

食い
「お、DMや。 なになに? 
 ジャガーたちは接客中。 さむらいガンマンの2人はファイナルラウンド進出?
 これは()れそうにないな…w」

例の作者からの情報提供だろうか?

食い
「正面ゲート前は膠着(こうちゃく)中、プール前は救出中...
 ちょっとヤリ過ぎちゃうかなぁ?」

状況は相変わらず(かんば)しくない。
食い倒れリアンも苦笑いで舐めプ発言をしていた・・・

ちょいちょい…
その間、ずっと食い倒れリアンを観察していた かばんちゃんに袖を引っ張られた。

かばん
「作者さんはセルリアンの味方というわけでも、ミライさんの敵というわけでもない、
 ーと思うんですが...」

ミライ「???」

かばん
「セルリアンは作者さんに協力することにした、と言いました。 逆ではありません。
 知り合い、とは言いましたが、仲間や おともだちとは言ってません。
 セルリアンが編集でカットするように依頼した部分も変わっていません。
 そして作者を敵認定したのは・・・ ミライさんだけです」

ミライ「!?」

確かにそうだ。
立場を変え、見方を変えてセリフを見直すと、違って読める。

すべては作者の叙述トリックに踊らされていた、というのだろうか?

かばん「それと… セルリアンにも焦りが見えるような気がするんです」

・・・・・・・・・・・・

今回かばんちゃんは脇役に徹し、叡智を発揮してはくれないようだが、
参謀として観察力で助け舟を出す役回りのようだ。

やっと目が覚めた。
あとは私が主役としての仕事を(まっと)うするだけだ。

食い
「やっと、やる気になったか。 じゃあ どうする?
 オレと闘うか、仲間になるか?
 それとも逃げるか? 『まほう!』でも使うか?
 ドラゴンボールを7つ集めて神龍シェンロンに頼むか?」
勝ち誇ったように(そしてどこか安堵したようにも見える)畳み掛けてくる。

戦闘は分が悪い。 仲間になるという選択もありえない。
逃げるなんてもっての他だ。 まほう! は使ってみたかった。
この作品は、あくまで「けものフレンズ」だ。
作者「今更やなぁ…」

やはり「なすすべ」は無いように思える。

食い
「いつまで時間稼ぎをするつもりや!?
 このまま4話途中で打ち切って失踪するか?」
作者「それだけは勘弁してくださーい!」
なんか作者の戯言(たわごと)が聞こえる気がするが、気のせいだろう。

・・・・・・・・・・・・

528
名無しのフレンズ 2018/12/08 (土) 14:04:41 f2808@7d493

また風が吹いた・・・

私は考える... いや、考え方を切り替えた。
どんな ちっぽけな事でもいい。 
「何か自分に出来る事」を精一杯やればいいじゃないか、と。

そうして行き着いた答えは「食い倒れリアンの気を逸らせる」だった。
しょぼい。 しょぼ過ぎる…

だが所詮 私は元パークガイド、現ラノベ作家だ。
大それた事を期待されても困る!
ーと開き直ることにした。

・・・・・・・・・・・・

もちろん最初は「サバちゃんの解放」を、せめてもの目標にしたかった。
だが、これが難しい。
その前段階としての「気を逸らせる事」だって成功するか分からないし、
成功したところで事態が好転する、という保証もない。
それに具体的な方法を考えるのも今からだ。

最初に思い付いたのは「紙飛行機」だった。
アニメで2回も使われた王道だ。

だが手元に紙は無い。
紙飛行機が入っていたかもしれない、かばんちゃんの鞄も手の届かない場所にある。
(改めて食い倒れリアンの手際の良さに感心する)
取りに行こうとしても脚力・ジャンプ力ぅ、で勝てる気はしない。

食い「なんか煮詰まってるなぁ…w」

そうだ。
手の内は読まれてるんだった。
いや、何も決まってない 今はいい。
「煮詰まる」の使い方を間違っているのも、指摘しなくていい。

食い「え!? コレって誤用なん?」 

他に何か使えるもの...
「設定」は使えないだろうか?
ラノベ作家らしい何か・・・

食い「おい! 作家なら説明せえよ!」

自分が作者ならどうする?
・・・ 
どこかに伏線を引くはずだ。
でもどんな?

食い「おい! って」

・・・・・・・・・・・・

530
名無しのフレンズ 2018/12/08 (土) 14:23:57 修正 f2808@7d493

【未来のぼうし】
 [4話] ~Aパート-3~

私は左手を頭にやり、真ん中を掴みぼうしを脱ぐと、お腹の辺りに持ってきた。
そのまま頭を下げれば「西洋の騎士のお辞儀」になるだろう。

食い倒れリアンも そう解釈したのだろう。

食い「はは! さすがのミライさんも『シャッポを脱ぐ』ってのか!」

ーと、勝ち誇るように言った。

ミライ「シャッポ?」 (キョトン)

食い
「なんや? その顔。 
 言うやろ? シャッポを脱ぐ、って」

ミライ「えぇ? 私、永遠の17歳♡ だから分かんない」  (´・ω・`)

食い「おま…」 💢

???「はい! カット カット!!」

・・・・・・・・・・・・

531
名無しのフレンズ 2018/12/08 (土) 15:08:27 修正 f2808@7d493

食い
「はは! さすがのミライさんも『脱帽』ってか!
 降参する、って言うんやな?」

ーと、勝ち誇るように言った。

私は答えない。

食い「どうした? 何か言うてみい。 何を企んでんねん」

スマホを見るが、情報は得られない。

ジリジリと時間が過ぎる・・・

風が やんだ。
そして、じっと私を睨み付けていた食い倒れリアンが気付く。

食い「なんや? そのケムリは…?」

ぼうしから煙が立ちのぼっていた。
ーと、赤いモノが見えた。

その時、風がまた吹き始める。
追い風だ。

今だ!
私は隠し持っていたチャッカマンを放り、
(ふち)を掴むと食い倒れリアンに向かってぼうしをフリスビーのように投げた!

火の点いたぼうしを!!

・・・・・・・・・・・・

541
名無しのフレンズ 2018/12/08 (土) 22:04:59 99902@b0782 >> 531

すごい展開になってきましたね~ そんな所に伏線を張ってあったとは…
帽子に火を!?ミライさんがんばれ!
anime_hakase_okawari

542
未来のぼうし 作者 2018/12/09 (日) 09:32:16 df5cd@cb22a >> 541

ここからは怒涛の伏線回収祭になります。
作者も役割を果たすために頑張ります。

568
yuta(辰年ver) 2018/12/21 (金) 17:20:00 >> 531

👍

532
ファンタグレープ_炭酸GIGAMAX@ふるるーになりたい 2018/12/08 (土) 15:23:24

タイトル未定12話IF
を思い付いた。
第1話「そうげんちほー」
第2話「むら」
第3話「しゅごしゃ」
第4話「きょてん」
第5話「どうくつ」
……
みたいなのも同時に。
※ゲームとのクロスオーバーです

533
yuta(辰年ver) 2018/12/08 (土) 20:44:21 >> 532

頑張れ👍

535
名無しのフレンズ 2018/12/08 (土) 21:25:42 99902@b0782 >> 532

支援

543
亡き人 2018/12/09 (日) 11:07:07

〈修正のお知らせ〉
>> 515第15話にて、
【11月19日】と【8日が経過した】と言う表記にて、1日間のズレが見つかりました。
正確には、【11月20日】と【9日が経過した】となります。
大変申し訳ございませんでした。
このような間違いがなくなるよう、気をつけさせてもらいます。

544
亡き人 2018/12/09 (日) 15:51:38
545
554
yuta(辰年ver) 2018/12/16 (日) 00:47:27 >> 544

👍

557
亡き人 2018/12/16 (日) 02:54:28 修正 >> 554

🙇‍♂️

555
名無しのフレンズ 2018/12/16 (日) 02:48:13 99902@b0782 >> 544

真の魔装…だと…!?
アライさんとフェネックも加わって無敵の布陣なのだ!
更新がんばって👍

558

ありがとうございます!!

546
名無しのフレンズ 2018/12/15 (土) 13:12:42 f2808@7d493

直前の話 >> 527 >> 528 >> 530 >> 531

【未来のぼうし】
 [4話] ~Bパート~

火の付いた「ミライのぼうし」は風に乗り、セルリアンに向かって飛んでいった・・・

ミライ「・・・ 向かって…?」
かばん「あ」
サバ「あ…」
食い「あ?」

食い倒れリアンは、目の前に飛んできたぼうしを、思わず両手で掴んでしまった。

食い「あ!」

その瞬間、拘束を解かれたサバちゃんは、脅威のジャンプ力ぅと脚力ぅでセルリアンから離脱すると、
ミンミービーストに駆け寄り、鞄を受け取って かばんちゃんに返した。

サバ「休みの日はミンミーと『狩りごっこ』で鍛えてるって言ったでしょ?」 
「ふっふーん!」と腰に手を当て、エラそうに ふんぞり返る。 ⊂( ̄^ ̄)⊃

ミンミービースト「・・・」 (´。_。`)

・・・・・・・・・・・・

食い (¬_¬)

ミライ「け、計算通りですからね!」 (汗)
私も負けじと 「ふっふーん!」と腰に手を当て、エラそうに ふんぞり返ってみる。 ⊂( ̄^ ̄)⊃ 

かばん「はは…」

食い
「なるほどなぁ。
 タイトルが伏線やったか・・・ 王道やな」

ミライ「話の終わりごとに必ずぼうしというワードもありましたしね」
かばん「>> 411のチャッカマンのネタまで拾ってたんですね」
サバ「アニメ1話、12話(>> 377>> 531)の紙飛行機要素もね!」

ぼうしの火は消えていた。
淵に穴が開き、羽飾りが1本飛んでいった(>> 502)のと合わせて、
「かばんちゃんのぼうし」みたいになっている。

食い「ふ… 一泡吹かせられたんはオレの方か…」 

自嘲気味に呟いた。

食い
「とにかく形勢逆転やな。
 あとは四次元鞄の中身でも何でも使えばええ。
 オレをぱっかーんして極楽浄土… いや地獄か。 ーに送ってくれや。 
 それで この物語も終わる」

どうして そう結論を急ぐのだろう?
多少、持ち直したとはいえ優位に立った、と言えるほどではない。
サバちゃんが加わったからといって、依然 戦力不足の感は否めないし、
セルリアンに弱点も見当たらない。

・・・
まだ何かを隠しているのだろうか…? 
もし奥の手があるのなら油断は出来ない。
そう思い、機を窺う・・・

じーーーーーっ! 

だが食い倒れリアンは
「時間稼ぎは もうええやろ。 早く…」
ーと()かしてくる。

やはり何かある。  いや、むしろ焦っている…?

・・・
胸騒ぎがする。
勝ち負けの問題なんかじゃない。 もっと大きな何か・・・ 

そう。 まるでアニメ最終話の放送を明日に控えた視聴者のような…

・・・・・・・・・・・・

ミンミー(CV:カコ)「待って!」

カコ博士からの通信で・・・

カコ「フレンズとセルリアン。 同じ種族同士で争うのはヤメて欲しいの!」

空気は一変した。

547
名無しのフレンズ 2018/12/15 (土) 13:26:06 f2808@7d493

ミライ「!?」
サバ「?」
かばん「!!」
食い「チッ!」 ( `-д-)

ミライ「どういうことなんですか?  カコ博士!?」

思わず詰問するような口調になってしまった。

548
名無しのフレンズ 2018/12/15 (土) 13:33:55 f2808@7d493

思わず食い倒れリアンを見る。
苦虫を噛み潰したような顔をしている。
神様(さくしゃ)からの情報(プロット)で既に知っていたのだろう。  
カコ博士からの報告は、どうやら真実のようだった。

食い「驚いてへんな、お前は。 いつから気付いていた?」

かばんちゃんに話を振る。

かばん
「いえ確信なんかありませんでした。  僕も今聞いて驚いています」

食い「謙遜はええから。 言うてみい」

かばん
「ただ引っ掛かっていたことはあります。
 >> 458でフレンズの食べ物であるはずの『ジャパリまん』を要求してましたよね」
ミライ(そんな頃から!?)

食い
「ああ。 
 まず、どうにかサンドスターを食われへんか、と いろいろ『ちょうり』を試してみた。
 煮たり、焼いたり、蒸したり、茹でたり、揚げたり、炒めたり…
 けど、どれも上手くいかんかった。

 だからジャパリまんを調達して、S&Bのサンドスターを塗(まぶ)して食ってもみた。
 ・・・ 結果は同(おんな)じやった…」

え? それって…

かばん
「それと>> 501でのセリフ。 
 今になって思うと『しっぽや耳のないフレンズ』と言い掛けて、言い直したんですね」

食い「なかなかの洞察力ぅ やな」

自分から振っておいて、興味なさ気に呟いた。

食い
「まったく。 カコ博士も絶妙なタイミングで余計なことを言うてからに…
 いや、神様のイタズラ、か…?」

そうか... だから あんなに焦っていたのか。
でも、このままだと食い倒れリアンは…?

かばん
「あなたは復讐することだって出来たのに『一泡吹かせたい』としか言ってませんでした。
 事実、ヒトにもモノにも これといった実害は出ていません」 

食い「甘いな。 オレはサバちゃんを誘拐して人質にしたんやぞ?」

サバ「でも私が『みさき公園に行きたかったなぁ』って言ったらココに連れてきてくれたじゃない」

食い
「なに言うとんねん。
 いっちょ前の女優みたいに
『ラストシーンは、ゆうえんちの観覧車前じゃなきゃイヤ』とか言うたくせに。
 スタッフも大変やねんぞ。 場所を押さえんのとか」

>> 440で「サバちゃんの方が嫌がる食い倒れリアンを引っ張っているように見えた」のは、
そして>> 498の「後ろ姿と声」には、そういう伏線が隠されていたのか…

・・・・・・・・・・・・