チリンチリン ~♪
どこからか軽やかな音が聞こえる
・・・と思ったら、自転車が入ってきた。
おい、仕事しろ! SP!
自転車は部屋をぐるっと一周すると、
「ディラン=マーゲイです」と自己紹介した。
そうして、やっと自転車から、もったいぶりながら降りた。
かなり残念な登場と、赤いチェックのシャツにデニムという色気のないファッション。
しかし「山下〇み」さんに似た美人顔(メガネっ娘)にイケボなのが救いだ。
ミライ「どういう方なんです?」
思わず笛音に訊いた。
笛音
「マーゲイさんは大学時代の友人だね~。
MITからアイドル文化を勉強したいってコッチに留学しに来てたんだよ~。
なんでもNMB48のメンバー全員を
才能の無駄遣いも
マーゲイ「なんなら披露しましょうか?」
ミライ「コメント欄の行数制限に引っ掛かるかもしれないので遠慮しときます」
作者「調べるのも面倒やしな…」
笛音「他にも『いっこく堂』さんのファンで、独学なのに腹話術もプロ級だとか~」
ミライ「え~? それは聞いてみた~い!」
マーゲイ
「では・・・
新井さんは『ソバ派』なのだ!」
ミライ「すっごーい(#塩鯖)」 (O_O)
とてもよく似ていたし、だからこそ本人が言ったわけじゃないのに、ヒドく裏切られた気分だった。
かばん「あの...」
新井「なんなのだ? かばんさん」
もう復活していた。
この切り替えの早さは尊敬に値する。
かばん「さっき、後ろに佐波さんたちが映ってたような...」
ミライ「え!?」
確かに「食い倒れリアン」や「佐波ちゃん(猫娘コス)」の特徴は伝えてあったが、
よく あの人込みの中で見つけたものだ...
新井「じゃあ すぐに確認するのだ!」
ミライ「え…?」
笛音「新井さんはひらパー情報は録画してコレクションしてるからね~」
ミライ「えぇ…?」
確認してみると、確かに映っていた。
ひらかたパーク入場ゲートの方に向かっているようだ。
気のせいか、佐波ちゃんの方が嫌がる食い倒れリアンを引っ張っているように見えたが・・・
「パークの危機なのだー!」
突如、新井さんが叫びだした。
笛音「また始まってしまったね~」
ミライ「そんなに ひらかたパークが好きなら、どうしてパーク職員にならずに府知事になったんだろ…」
笛音「訊きたい?」
こっちはこっちで どうしてそんなに地獄耳なんだろう?
そして これは「また回想」の流れ...?
作者「まあ、そう言わんと... どこに伏線が仕込まれてるか 分からんよ?」
笛音「あれは8年前のことだったね~…」
回想が始まってしまった...
いつになったら
・・・・・・・・・・・・