???「また つまらぬものを斬ってしまった...」
着物姿で侍風のフレンズは、かばんちゃんを見下ろしながら そう呟いた。
「どういうつもりですか!?」と食ってかかりたい気分だったが、かばんちゃんをどうにかするのが先決だ。
???「かばんちゃーん!」
そこに雰囲気台無しの底抜けに明るい声で、
これまた その場に相応しいとは思えない恰好(水着)のフレンズが駆け寄ってきた。
コツメカワウソさんだった。
コツメ「かばんちゃん! あそぼーよー!」
ミライ「今、それどころでは・・・ !?」
侍フレンズの後ろに、今度は
かと思うと、これまた目に留まらぬ速さで腰のホルスターから拳銃を取り出すと、
???「バーン!」
撃たれた!? ・・・のは私ではなく...?
コツメ「うぐぁぁぁ…」
コツメちゃんは右手で左胸を抑えながら、撃たれた衝撃で左肩は勢いよく開き、そのまま仰向けに倒れた。
撃った当人は、煙も出ていないのに銃口を
相次いで銃刀法違反の2人が
目の前で2人が倒れたのに、パニックも起こらなければ、心配して寄ってくる人もいない。
むしろ「また やっとるわ」と呆れているような雰囲気だ。
私はすっかり混乱していた。
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