ヘラーマンさん
2本で687g トレッドパターン 空気圧他 実測幅
CSTの安い451タイヤを試してみました。プルミーノに装着、チューブは普通のブチルです。
それまでつけていたPanaracerミニッツSとの比較になります。
銘柄:CST(型番不明写真参照)20x1.1/8 451
価格:\1080/1本(虫枚さんが最安値?)
実測重量:平均343.5g
乗り心地:トレッド&サイドゴムも硬く乗り心地は硬め、ただしプルミーノだと不満はでないレベル。ミニッツSの方がトレッドやサイドも柔らかくエアーボリュームがあるため乗り心地は上。装着後の実測幅は28mm程度。
転がり、グリップ:初期はベタツキ感があるが一皮むけると、そこそこ転がりミニッツSに近い感じで不満のないレベル。グリップも不満ないけどミニッツSには少し劣る感じ。重量がそこそこ軽いので漕ぎ出しは結構軽い。
耐久性、対パンク性:サイドを含めゴムがしっかりしているので耐久性はかなり高そう。それほど走りこんでいないのですが、ガラス片があるような砂利道とか走っても傷ひとつ付いてないです。
ミニッツSも対パンク性はいいです。しかし白のためかすぐさまタイヤ全域にヒビが発生し、かなり大きく進行してきたので1年半程度で交換。廃棄するときによく見たら1箇所トレッドが剥がれてケーシングが見えていました(汗)
総合評価:
メーカー推奨空気圧は75~85psiと狭く、なるほどスイートスポットの狭いタイヤです。
低いと転がりが悪くなり高いと硬くなる。確かに適正範囲ぐらいが適当でした。
(一応この範囲外でも問題なく使えます)
精度はビードの厚みが均一でなかったり、よれていたりと値段なりの品質です。ただし天ブリなどはないので使用上は問題はありません。
値段も安く、虫枚さんでも扱っているみたいなので、安くてソコソコ軽く耐久性の高いものが欲しい方はいいのではないでしょうか?乗り心地や軽さ重視の方には向いてません。
久々に小径のビードの硬いタイヤを扱うとタイヤ交換が下手になった気分になりますね。
一応プルミーノのノーマルリムに手だけで入れられますが、リムが浅いので手だけで外すのは大変そうです。
1~2 3~4 左は使いまわして伸びた後輪側、右は前輪で使い回しも問題なし
ヴィットリアラテックスチューブです。
銘柄:ヴィットリアラテックスチューブ(バルブ長51mm)
購入価格:\1245/1本(国内だとナチュラムが最安?)
実測重量:70.8g(4本の平均値)
乗り心地:ラテックス>R'Air>ブチル(ヴィットリアウルトラライト)
転がり:ラテックス>R'Air>ブチル
耐久性:ブチル>R'Air>ラテックス
扱いやすさ:ブチル>>R'Air>>>>>ラテックス
総合評価:
利点:
同じタイヤでも路面の凹凸を包み込むようなしなやかさで、乗り心地がマイルドになり転がりもアップ。路面との接地感が上がるのでグリップも良くなっているように感じます。
効果はタイヤの硬さにより大小があり、柔らかいタイヤほど効果が高く感じます。
例えばGP-4000sに入れるより、オープンチューブラー(VittoriaSC2やVeloflexMaster)に入れたほうが効果がよくわかる感じ。
欠点:
とにかく取り扱いが難しい。一旦伸びると縮まないので使い回しは殆どできません。
外径と直径が大きくなりチューブが余ります。マトモな形状を保っていたら上手い人なら可能。使い回ししたりして伸びる箇所が集中すると最後の画像のようになります。リムテープ側が伸びてますが、この辺はもっと長期的な検証の必要がありますね。
また一晩で1割以上空気が抜けるため毎回の空気入れが必須。
取り扱いの難しさを差し引いても、乗り心地と転がりのためだけに入れても価値はあります。
しかし、タイヤ装着のスキルはかなり必要で、チューブをリムの縁に触れさせず手だけで力使わずにタイヤ入れれるぐらいじゃないと、いつかバーストさせてしまうと思います。
バルブが曲がって装着してしまうようなスキルだとやめたほうがいいです。
※空気抜けの詳細です。TopazioPro2+Latex
前日21:00-71psi→翌日7:00-60psi→19:00-51psi→翌々日20:00-37.5psi