ATOK103さん
FH-5700展開図 FH-5800展開図 FDとチェーンの干渉 シートステーで固定する泥よけ
★11速化★
本日,FH-5800でRDを11速すべて使えるようにしました。
今までは,トップギアの時,チェーンがシートステーに詰まっていました。スプロケとシートステーのクリアランスが足りないせいです。したがって,そのクリアランスを大きくすれば解決するはずです。
解決策としては,
①リアハブのロックナット外面内側にワッシャを挟む
②リアハブのロックナット外面外側にワッシャを挟む
の2通りが考えられます。
②は,表面つるつるのワッシャを挟むと,ロックナット外側のギザギザとリアエンドとの摩擦力が失われ,リアハブが動く可能性が高まりますので,できればやりたくないところです。
そのように考えて,①を実行するため,1枚1,100円もする特注のワッシャを注文したのですが,サイズの計測ミスで,特注ワッシャがフリーボディのシールリングに干渉してしまい使えず,やむなく,②を実行するために,ギザギザ付きのワッシャを注文していました。
ところが,本日,FH-5700の左右のロックナットユニット(Y3TA98040,Y3TA98050)を購入してあり,そのユニットにはワッシャが含まれていることを思い出しました。FH-5700も5800も,心棒の直径は10mmであり,ロックナットの大きさもだいたい一緒です。FH-5700のロックナットユニットに含まれているワッシャを使えば,FH-5800のフリーボディのシールリングに干渉することもないのではないか,ということに思い至りました。
早速実行。
FH-5700(図1)の赤丸で囲んだワッシャを,FH-5800(図2)の赤矢印の部分に挟むだけ。FH-5800は右ロックナットを緩めると,ホイールの左右の中心がずれてしまいますので,その調整は必要です。ワッシャの厚さは0.5mmでした。
これで,トップギアでも,チェーンがシートステーに詰まることはなくなり,11速全部使えるようになりました。ふぅ~。
ただ,右側だけ0.5mm長くなっています。センターを出すためには,FH-5700の左ロックナットユニット(図1の⑧)のワッシャも抜き取って,FH-5800(図2)の⑧の2つの部品の間に挟むべきなんでしょうね。でも,後述のとおり,これ以上リアハブの長さを長くしたくないので,そのワッシャは挟まずに,様子を見ています。
なお,以前,上記②のために厚さ2.5mmのノルトロックをロックナット外側に挟むと書き込みましたが,★★それは危険だと思われます★★。FH-5800のロックナット外側の出っ張り(リアエンドに挟み込まれる部分)の長さは4.5mm程度しかありません。そこに,厚み2.5mmものワッシャを挟むと,ロックナット外側の出っ張り部分の長さが十分でなくなり,リアエンドから脱落する危険が増えると思われます。クイックで十分締め付けていれば大丈夫なのかも知れませんが,危険は回避した方が良いかと思い,わたしはノルトロックの注文は取り消していました。
★インナーチェーンリング時のチェーンとFDの干渉★
チェーンガード代わりにFDを取付け,それならばと,左シフターも取り付けてFDと結線したのは,前の書込みのとおりです。
FD自体はスパスパと変速しています。
だけど,インナーにしたとき,トップから6段目ぐらいで,チェーンがFD後方最下部に接触します(図3)。FDを下げることができれば,チェーンとFDが接触することはなくなるのでしょうが,FDとアウターチェーンリングとの隙間は1mmくらいなので,これ以上FDを下げることはできません。
ミニベロであるがためにBB下がりがマイナスであることから生じる問題であり,解決不能でしょうねぇ。
★純正泥よけ復活★
純正泥よけは,リアハブに共締めになっています。リアハブをクイック化したので,できれば共締めは避けたいところです。それで,FLINGER GDS008という,シートステーで固定するタイプの泥よけを購入しました。
ところが,取り付けてみると,シートステーに固定する部品が大きく,それがチェーンと干渉してしまいます。
結局,純正泥よけを復活させ,クイックで共締めすることになりました。
クイックはエンド金具用の135mm対応のものを使ってはいますが,泥よけのステーを共締めすると,長さに余裕がありません。そのため,リアハブにこれ以上ワッシャを噛ませて,長くすることは控えたい状態になっています。