自転車道場

ラピッドファイヤー型シフトレバーのメンテナンス / 10

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ディープインパクト 2024/08/21 (水) 15:34:20 修正 >> 2

 うーむ。。。さん
なにか書こうかと思って忘れていたのを思い出しました。
STIが空打ちになって変速出来ないとき、シフトケーブルを強く引っ張りながらSTIを操作すると復活します。というか、少なくとも私のケースではそれで復活しました。

空打ちになる場合には幾つかケースがあるように思います。
(1)リターンが上手く動かず大ギア⇒小ギアの変速が上手く行かない。特定のギア間の変速だけ可能 
⇒グリスの固着、ゴミや砂を噛んだことでの動作不良と思われる。

(2)レバーがいきなり硬くなり変速が出来なくなる。更なるレバー操作を試みて、そのまま動かないケース(馬鹿力でも動かず、壊れそうで挑戦できないレベル)、および空打ちの症状に変わるケース、その場では治るケースがありました。
⇒フロントで発生。ST-5603(フロントトリプル)でしばしば発生。7803では数回? 6703では経験無し(まだそんなに使っていないけど)。フロントダブルおよびリアでは経験なし。
⇒ギアのかみ合わせが上手く行かず、レバー操作をしたところギアの変形でその力を受け止め、回転が止まって堅くなったように感じた。(感触からの想像)

どちらにせよ、シフトケーブルを引っ張って強制的に動かすことで一時しのぎ的に回復させることが可能でした。ケーブルを引っ張りながら、STI側からシフトアップ、シフトダウンを繰り返し、レバー内部の各部を強制的に動かします。レバーが動かせなかったケースでもシフトケーブルを引っ張ることで動くようになったし、どのケースも何度か繰り返すとスムーズに動くようになりました。

その後、メンテしないと結構頻繁に再発します。清掃、脱脂後に油漬けの刑に処して以降は大丈夫です。そういや同じことを2-3回した記憶があると言いましたが、もう一回やったとなるとST-7803しかないですね。

おっと。
上記(1)はリア側だけで経験した症状です。
従って、リア側は5600、6600、7800のどれかで発生していますね。

 あとフロントは6603も持っていました。
 そうすると、油漬けの刑はやっぱりどれでやったか分からない。。。

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  • 11
    ディープインパクト 2024/08/21 (水) 15:36:48 >> 10

     鶏 泰造さん
    画像1画像2画像3
    経時劣化でカバーが割れちゃいました(切り落としてから撮った写真です)。 分解して指針を撤去し、開いた穴を両面テープで埋めて、エポキシでコーティング。 クリップでつまんで養生し、乾いてから黒色のタッチアップペイント塗りました。

    シフター本体の話ではないのですが、タイミング良く上がってきたので、ここにつなげます。

     下駄代わりに使っているMTBの前シフトインジケーターのカバーが割れてしまいました(SLXのSL-670)。部品を検索してみたら、インジケーター無しでただのカバーだけのものもあったので、それにしようかと思ったのですが、部品代150円で送料が800円ぐらいだったので、「インジケーター無しでいいなら、切り落として穴を埋めてもいいんじゃない?」と考え直しました。

     インジケーターは2本の小ねじ(プラスドライバーの0番)で留まっているだけなので、外すのは簡単。工作用の弓のこで水平に切り落とし、両面テープを重ね貼りして穴を塞ぎ、エポキシで密封しました。

     インジケーターの機能はなくなりましたが、そもそもチェーンリングはダブルで使っているから、変速したら覚えているし、忘れても下を向けば見えるので、運用上の問題はまったくありません。

     カバーが割れちゃった際には参考にして下さい(簡単です)。

    ブレーキ握って大レバーを内側に振ると、車載状態で注油できます。
    画像1
    5600STI左(フロント)の空打ちが発生しました。

     知人が09年に買って、10年ほど軒下保管していた機体を私が一昨年に譲り受け、オーバーホールして乗っているものですが、そういえばSTIレバーはカバーを交換しただけで、メンテした記憶がありません(ちゃんと動いていたので)。

     ブレーキを握って大レバーをフルストロークさせると変速メカ部分が見えるので、ここから注油。何度か変速操作を繰り返したら、無事、復活いたしました(ついでにリヤも注油しました)。