鶏 泰造さん
ラピッドファイヤーシフターの不具合は、ときどき発生しますね。
私が経験したのは「空打ち」です。大レバーを押し込んで戻したときに、内部のリターン機構が戻ってこなくなったようで、もう一度、押したときに空振りするようになりました。
カバーを開けてみたら、白いグリスから油が抜けて硬くなっていて、潤滑不良を起こしているようでした。そこでスプレー式のパーツクリーナーでグリスを落として、グリスが付いていたところに少し硬めのオイルを差して、細いドライバーの先にグリスを載せて給脂したところ、ちゃんと動くようになりました。メンテしてから3年ぐらい経ちますが、今のところ再発はしていないです。
グリスを使ったのは「最初に付いていたから」であって、定期的に注油するならオイルだけでもいいのかも知れませんね。
タイトリスタ!さん
>世の中の”一般的な”自転車のりとは、自転車に対してはこんな認識なのかなぁと思う
それ、ほんとそう思います。
私は街で自転車を見かけると、タイヤとチェーンを見るクセが付いてしまっているのですが、ペチャンコのタイヤと赤く錆びたチェーンで走っている人の、なんと多いことか(泣)。ちゃんと空気を入れてチェーンに油を差すだけでも、自転車って凄く軽く走るようになるのに、それを知らない人にとっては「自転車って疲れるし、すぐパンクする」という程度ににしか感じられないのではないかと思います。
先日、ロードバイクで信号待ちしていたら、タイヤがペチャンコの自転車に乗った小学生がいたので、「少年、ちょっと待て。タイヤがペチャンコだから、おじさんが空気を入れてやる」と、ハンドポンプで空気を入れてあげました。あれでタイヤに空気を入れることの大切さを知ってくれたらいいなぁ。
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タイトリスタ!さん
>鶏 泰造さん
>ラピッドファイヤーシフターの不具合は、ときどき発生しますね。
>私が経験したのは「空打ち」です。大レバーを押し込んで戻したときに、内部のリターン機構が戻ってこなくなったようで、もう一度、押したときに空振りするようになりました。
嗚呼まさにそれ、今のクロスバイクで経験しました。当時は自転車の知識もさしてありませんでしたし、古かったこともあり原因究明する前に新しいのと交換してしまいましたが。何せ8年ノーメンテでしたから当たり前と言えば当たり前ですね、私の当時の自転車への意識の薄さがよくわかりますね(苦笑)
そうかぁ、捨てずに分解調査してみれば良かったなぁ。
鶏 泰造さん
確かにパークリを使ったあとは、潤滑油が全体に回るように注油する気配りは必要ですね。
そこは気をつけているので、私は今のところトラブル無いです。
クオリア44さん
私は、6800と9000のシフターで空打ち症状が出て、もちろん、オイルを入れたりして試してみましたが、直らず、仕方なく交換しました。
6800は同じモノに、9000はその時点で廃番だったので互換性のあるR9100に。
私は所有台数が多いので、それぞれ 大した距離は走っていません。
で、今、気になって調べたら、やっぱりグリスの固着が原因らしいですが、分解は大変なのでショップでもシマノに送って分解整備を行う場合が多いらしいです。
でも、費用が1万円近いみたい。
交換したR9100のシボ付きブラケットカバーの握り心地は素晴らしく、満足していますが、その時点でシマノで対応出来る事を知っていれば、多分、分解整備を依頼したと思います。R9100のシフターは4万円を超えるので。
tukubamonさん
私の5600STIは手入れもせず12年24000kmを越えました。
その間、グリスもオイルもやっていません。
今のところトラブルもなく、「芸術的変速」には及ばないと思いますが、使えています。
道場長の言うように、このまま廃車まで乗るか、コンポだけ入れ換えるか、になるでしょうね。
自転車の買い換えの件は、自転車に限らず詳しく無い人は壊れた=買い換えになるんじゃないてすかね。典型的なのは車
昔の車だと10万kmも走るとタイミングベルトだとかウォーターポンプか交換になり、車検が高いですよと言われて買い換える。
何て言うことも多かったと思います。
最近の車だとハイブリットバッテリーの保証が切れますよ。で買い換えかな?
信頼できる工場があると車も永く乗れるのですが、ほとんどの人は難しいかな。
うーむ。。。さん
昔、ST5600でそんな症状になりましたよ。
その時はいろいろ試しましたが、結局あらゆる隙間からブレークリーン(パーツクリーナーと同じ?)をぶっかけ、とにかくグリスを全部落とし、そのあと水洗浄・乾燥を経て、CRC556・スプレーグリスで機械全体を湿らして復活しました。
ただこの方法は余りお薦め出来ないです。古いグリスを全部取る割に、細かい所まできちんとグリスが届かない可能性があります。(それを見込んで556をまぶしてからスプレーグリスを吹き付け、希釈して細部に届かせる技を使いました。それが上手く行かず不調になることもあるのは先刻承知の上)
その後不都合なく快調に動いていましたが、旧モデルになって安価になったST-7800に交換したので、1年くらいかな?長くは使っていません。
>結局あらゆる隙間からブレークリーン(パーツクリーナーと同じ?)をぶっかけ、とにかくグリスを全部落とし、そのあと水洗浄・乾燥を経て、CRC556・スプレーグリスで機械全体を湿らして復活しました。
やっぱりドロップ用STIは、そのくらい洗浄と油かけが必要なんですね、ある程度予想はしていましたが、フラットバーSTIとは違います。グリスって結構害が大きくて、新品でいきなり空変速になったSTIを何個か知っていますが、たぶんこれもグリスを洗い流してミシン油差せば復活しただろうなと思っています。しかし初期不良交換できるので、そんな面倒なことはしませんでした。
ラピッドファイヤーでも、これ壊れた全然変速が出来ない、レバーがスッポ抜けるというのを分解すると、グリスが固まって悪さをしています。グリスが固着する前にミシン油させば簡単に復活しますが固着した後では、全部溶かして掃除しなければなかなか復活は難しいです。
同じような症状はカセットフリーも同じで、ここもグリスなんか詰めたりしていると固着して動かなくなってきます。僕はミシン油以外は差しません。音なりの解消にグリス詰めろなんていう人がいますが固着して固定ギアみたいになるので(音も一瞬は静かになりますがすぐうるさくなる)カセットフリーもミシン油以外は使わない方がいいです。
グリスってみなさんが考えている以上に弊害が大きいです。気をつけて。
サエバダーツさん
道場長、貴重な情報ありがとうございます。
ラピットファイアーのシフター内部整備って
どうするのかわからなかったので、ありがたいです。
sl-r440に不具合が出たら使わせていただきます。
うーむ。。。さん
なにか書こうかと思って忘れていたのを思い出しました。
STIが空打ちになって変速出来ないとき、シフトケーブルを強く引っ張りながらSTIを操作すると復活します。というか、少なくとも私のケースではそれで復活しました。
空打ちになる場合には幾つかケースがあるように思います。
(1)リターンが上手く動かず大ギア⇒小ギアの変速が上手く行かない。特定のギア間の変速だけ可能
⇒グリスの固着、ゴミや砂を噛んだことでの動作不良と思われる。
(2)レバーがいきなり硬くなり変速が出来なくなる。更なるレバー操作を試みて、そのまま動かないケース(馬鹿力でも動かず、壊れそうで挑戦できないレベル)、および空打ちの症状に変わるケース、その場では治るケースがありました。
⇒フロントで発生。ST-5603(フロントトリプル)でしばしば発生。7803では数回? 6703では経験無し(まだそんなに使っていないけど)。フロントダブルおよびリアでは経験なし。
⇒ギアのかみ合わせが上手く行かず、レバー操作をしたところギアの変形でその力を受け止め、回転が止まって堅くなったように感じた。(感触からの想像)
どちらにせよ、シフトケーブルを引っ張って強制的に動かすことで一時しのぎ的に回復させることが可能でした。ケーブルを引っ張りながら、STI側からシフトアップ、シフトダウンを繰り返し、レバー内部の各部を強制的に動かします。レバーが動かせなかったケースでもシフトケーブルを引っ張ることで動くようになったし、どのケースも何度か繰り返すとスムーズに動くようになりました。
その後、メンテしないと結構頻繁に再発します。清掃、脱脂後に油漬けの刑に処して以降は大丈夫です。そういや同じことを2-3回した記憶があると言いましたが、もう一回やったとなるとST-7803しかないですね。
おっと。
上記(1)はリア側だけで経験した症状です。
従って、リア側は5600、6600、7800のどれかで発生していますね。
あとフロントは6603も持っていました。
そうすると、油漬けの刑はやっぱりどれでやったか分からない。。。
鶏 泰造さん
経時劣化でカバーが割れちゃいました(切り落としてから撮った写真です)。 分解して指針を撤去し、開いた穴を両面テープで埋めて、エポキシでコーティング。 クリップでつまんで養生し、乾いてから黒色のタッチアップペイント塗りました。
シフター本体の話ではないのですが、タイミング良く上がってきたので、ここにつなげます。
下駄代わりに使っているMTBの前シフトインジケーターのカバーが割れてしまいました(SLXのSL-670)。部品を検索してみたら、インジケーター無しでただのカバーだけのものもあったので、それにしようかと思ったのですが、部品代150円で送料が800円ぐらいだったので、「インジケーター無しでいいなら、切り落として穴を埋めてもいいんじゃない?」と考え直しました。
インジケーターは2本の小ねじ(プラスドライバーの0番)で留まっているだけなので、外すのは簡単。工作用の弓のこで水平に切り落とし、両面テープを重ね貼りして穴を塞ぎ、エポキシで密封しました。
インジケーターの機能はなくなりましたが、そもそもチェーンリングはダブルで使っているから、変速したら覚えているし、忘れても下を向けば見えるので、運用上の問題はまったくありません。
カバーが割れちゃった際には参考にして下さい(簡単です)。
ブレーキ握って大レバーを内側に振ると、車載状態で注油できます。
5600STI左(フロント)の空打ちが発生しました。
知人が09年に買って、10年ほど軒下保管していた機体を私が一昨年に譲り受け、オーバーホールして乗っているものですが、そういえばSTIレバーはカバーを交換しただけで、メンテした記憶がありません(ちゃんと動いていたので)。
ブレーキを握って大レバーをフルストロークさせると変速メカ部分が見えるので、ここから注油。何度か変速操作を繰り返したら、無事、復活いたしました(ついでにリヤも注油しました)。