自転車道場

タイヤ&チューブスレッド / 283

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ディープインパクト 2024/08/19 (月) 11:11:53 >> 281

うーむ。。。さん
Continental Grand Prix 5000 TL入手しましたので、今のところの感想をレポします。
まだ70kmを2回、140kmほどですが、結論を先にに言うと「ちょーーー好み、これ以外考えられない、大絶賛」です。やや重い弱点はありますが、もうちょっと軽くなれば他のタイヤは炒りません。
これまで使ったことがあるTL/TLRタイヤはFusion2/3(たくさん)、 Soyo ExWing(4本)、 Schewalbe Pro One TLR(4本)、 IRC Formula Pro RBCC(先代4本+現行2本)、 Vittoria Corsa Speed(2本)。MTBも6本。
なおここ数年怪我や体調不良、さらには過労などが続き3年連続で年間走行距離1000kmを下回っているので、走行インプレについては話半分で。
下でのインプレでF/Rと分けて書いていますが、もちろんモノは同一です。

【構成】
ホイール:Campagnolo Shamal Ultra 2-way fit 15c。走行まだ500kmくらい。

【価格】Bike24.co.dkで約5000円。
ドイツものはやはりドイツが安いです。本日価格42.01Euro=5,309ほど。送料別途、送料19.99Euro=2528円と高めだけどそれでも安い。今回は別の買い物のついでなので感覚的には僧侶ゼロですが。

【重量★★★☆】ほぼカタログ値。
25cでF:304.5g R:304.5g (カタログ値:300g) シーラント無し。
ライバルとなるCL製品の重量は25cでだいたい200g~280gですから、チューブがないことを考慮してもやや重めでしょうか。
2本の重量は0.1g精度で同一でした。普通は数10gでバラツキがあってもおかしくないです。それを考慮して☆追加。

【重量バランス:★★★★★】秀逸
タイヤバランスを取るためのおもりの目安はF/Rとも0.5gです。経験上、他社ではだいたい3-8gが多く、記憶にある最悪は15g (Fusion3)です。
組み合わせたShamalもバルブ付き単体で0.3(F)/0.5(R)と優秀なので、一番バランスが悪くなる組み付けをしても1gに収まります。
私がおもりを付ける場合、1gを越えてから、1g単位でおもりを付けるので、バランスが最悪な組み付けをしてもおもりは不要。

【組み付け:★★★★】難しくない。
難易度は高くありませんが、私にはタイヤレバーは必要でした。(私は組み付けは下手くそなほうです)
新品タイヤ表面にある油のせいでつるつる滑り、そこで手間取りました。新品だと多かれ少なかれ滑りますし、ビードワックス付けるとさらに滑りますが、それよりも良く滑りました。まあ困るほどでもない。
TL/TRLではIRC Formula Proが一番、Schewalbe Pro Oneが次に嵌めやすかったですので、3位。

【空気入れ:★★★★★】シーラント無しでも超絶簡単
F/Rともビード上げ段階でシーラントも水も石けん水も使わなくても全く空気漏れがありません。長さ15cmくらいの最小クラスの携帯ポンプでのんびりとビード上げをやりましたが、全く漏れがなく、チューブに入れているような感覚で入れられました。
IRC Formula Proでは、僅かに空気が漏れたかも程度でこれより上はないと思ったのですが、GP5000には負けた。。。なお私は100回以上チューブレスタイヤをはめてますが、練習がてら全て携帯ポンプでビードを上げています。小型ポンプで全く問題ないのはGP5000TL、IRC Formula Pro RBCC、ちょっと忙しいのがSchwalbe Pro One。
Fusion2/3はビードに癖が付いて直すのに数日放置が必要なものもあったし、そうでないものも多かれ少なかれ漏れがあり、長めのフレームポンプが必要なこともありました。

【空気漏れ:★★★★★】シーラント無しで1週間後も乗れる
シーラント無しで、タイヤの仕様上MAXである109psiまで空気を入れて10日間で70psi(F)/65psi(R)。1週間でもまだ乗れる空気圧ですね。Fusion3のうち品質が良いものやFormula Proでも結構持つものがありましたが、それよりも持ちます。シーラントは必要性を感じませんので、入れていません。

【乗車感覚★★★★☆】
グリップ、接地感は強め、もっちりで、ブレーキを掛けても、カーブで自転車を倒してもきっちりグリップしてくれる安心感があります。
軽快感はあまりなく、やや重さを感じますが、その感覚とは逆にスピードが落ちる感覚はなく、転がり抵抗は少ないようで不思議な感覚です。他社タイヤに乗った後だとGP4000Sと似ていると思ったのに、GP4000Sの後に乗るとだいぶもっちりと変わったと感じます。
トレッドゴムの厚さ、それによるクッションは感じられ、空気圧をmaxの109にしてもポンポン跳ねる感じはなく、路面の荒れや段差のショックも思ったより吸収します。その後80当りまで徐々に減らしていっても空気圧による走行感に変化の変化が少ないです。乗り心地が良くなったとも抵抗が増えるとも感じにくい。私は車も自転車も空気圧は(乗り心地が許す限り)高めが好きなので、どちらかというと高めで乗りたいかな。もうちょっと乗り込んで決めます。

【結論★★★★★】
最初に書いちゃったのでコピペしますが「ちょーーー好み、これ以外考えられない、大絶賛」です。やや重い弱点はありますが、もうちょっと軽くなれば他のタイヤは炒りません。
ただ走行感は他のタイヤとだいぶ違うので、スピードを出す方だとVittoriaとかと走り方が変わるかも知れませんし、軽さや軽快感を重視する方、グリップはほどほどのタイヤで滑らしながらコントロールする方(自転車でもそういう走り方はあるのかな?)はあまり好みでないかも。

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