skogenさん
習作その1 「ママチャリとは呼ばせない」 だってオッサンが乗るんだから おまけの習作その2 「くまさんとカニ、または過大な加速度」
うちのM-709ですが、駆動系もほぼ仕上がりました。
リアディレーラーを外して、あれ?これってハンガーが要るんだ、ってこれまで
皆さんの書き込みを理解できてなかったことが判明(落第かも、、、涙)。
ディレーラーハンガーの納期は1ヶ月。。。とりあえずディレーラーを戻して、乗れるようにしました。
シフターは10段用ですが、ディレラーがターニーだと一番ローになる側が1つ使えなかったものの、9速としては使えました。(写真はシフターをラピッドファイアに変える前に、レボシフトのままで撮ったものです)完成はハンガーが届く10月初旬なので記憶が新鮮なうちに、現状で課題提出です。
まず、今回の自転車に使ったパーツです。(リアキャリア関係は除く)
10s Tiagra系で組みました。フロントはディレーラー無しです。
リアキャリア付きの自転車には乗りたくないというかみさんのご宣託で、当初の目的が変わり、かみさんへのプレゼントへの習作としての自転車と考えて仕上げました(よーするに、自己満 ^^;)
【アマゾン】
星スポーク14-208ST シルバー(72本,ニップル付) 3320円+送料 ペダル MKS-XP 1080円 Vブレーキ BR-T4000 前後 2672円 ブレーキレバー BL-T4000 左右 2128円 フロントハブ HB-4600 2243円 リアディレーラ RD-4601-SS 3727円 シフター SL-4600 10S 右のみ 4390円 サドル Velo VL-3129 2127円 アルミ軽量ハンドルバー HL R80 1512円 HERRMANS HPSリムテープ 648円 NUVO アルミスタンド NH-KF69AAJ 1876円(このスタンドはリアに荷物を積むには安定性が不十分)
【Wiggle】リアハブ FH-4600 3447円 クランク FC-4650 170mm (50/34) 8108円 BB SM-BB4600 1617円 チェーン CN-6701 2413円(関税・通関料・VAT 無し)
【ウエムラサイクルパーツ】タイヤ シュワルベ Durano 2本 5400円 チューブ シュワルベ 7A-SV 2本 1944円
【ヨドバシ】グランジ シートポスト SL シルバー 1940円 ディレーラーハンガー Y52U90320 (RD-R552) 361円
【楽天】スレッドステム HA-C80-2 シルバー 1123円+送料 (コラム長30cmは選択ミス。M-709には20cmでOK)
【東急ハンズ】自作リア泥除けステー(真鍮パイプ 3mm径) 299円
(注:共締め側のパイプ曲げ加工は難しいので、圧着端子を使ったほうが楽かも)
【所有パーツ】カセットスプロケット CS-5700 10s 11-28T
【廃品利用で自作予定】ハンドルグリップ:鋭意検討中ハンドルのエンドキャップ:ワインコルク
合計(税込):52,591円也 こうして見るとCS-5700が10速だったために、他の10速部品たちを呼び寄せた訳で、M-709の主要部品で残るのは、フレーム、リム、泥除け、前カゴ、リアシフト用のアウターワイヤーだけになります。かもめハンドルものんびりで良かったのですが、駆動系とのミスマッチが大きく、次の自転車用ということで、取り替えました。
カスタム後の走りについては、回転系はとてもスムーズに、安定に、真っ直ぐにずーっと走る感じですが、車体の重さはちゃんと感じます。ポジション出しも済んでおらず、スピードは出してませんから、その辺はパス。小さめのフレームは体の動きとの関係を理解しやすく、乗っていてほんと楽しいです。
費用については18,000円の自転車に何をやってるんだ、と思われるかも知れませんが、ものは考えようです。このカスタマイズには少なくとも30時間を要していて、私の時給を1万円として(おいおい^^;)、工具類の償却費を含めると40万円ぐらいの自転車になります。それを7万円で手に入れることが出来る訳です。格安!
Tiagraで仕上げられた市販の自転車は十数万円ですからそちらと比べても安い。
これ、冗談では無く、お店で売っている一定品質のパーツを使った自転車の値段って、そういう人の手間賃を入れると決して高くは無いと思います。完成車の値段は高いですが、買った後の調整やメンテナンスを無料(これ極めて日本的)でやってくれる自転車屋だったり、全ばらしをして、ベストな状態に仕上げ、加えてポジション出しもやってくれる本物のスポーツサイクルショップなど、そういうコスト込みの自転車の値段だと思えば納得できます。
逆にそういう何かが無ければブランド品のロードバイクの価格はボッタクリと言うことなるんでしょう。
今回の作業で最も時間が掛かったのはホイール組で、同時に一番面白く、没頭できる作業でもありました。リアホイールで必要な、左右のテンションのバランスでオフセットを決める作業は、テンションを揃えるだけで済むフロントより遥かに難しかったです。振れ取りのちまちまとした、でもとても知的で緻密な作業はうまく行くと快感ですね。迷路に入り込むと、ドヨ~ンとした気持ちになりますが。
回転系のパーツ交換に比べると、駆動系のパーツ交換は自己満足なところも多く、振り返ると私には8速で十分だったと思います。ギア比に問題が無ければ6速のままでも良いでしょうし、165mmのクランクは太く重い頑丈なものだったので、そのまま使っても大丈夫だったと思います。
そのまま乗る場合、いじる優先順位としては次のような感じでしょうか。
・ハブの玉当たり調整・ペダルの交換・振れ取りとスポークテンションの調整(フレームに装着した状態でOK)・タイヤ(走る目的ならば)※この先は沼にはまる可能性大! 要注意!!
・ハブの交換・BBだけスクエアテーパーのカートリッジ型に交換
#丘を下ったりする人はブレーキ交換の優先度が高いかも知れません
今回は自転車を一通り作り上げた感じで、整備・改造に必要な作業やコストに関する経験と知識を得て、大変に勉強になりました。特にホイールに関する考え方がかなり変わり、ほぼ1年前にロードバイクを買った頃から、一歩前進できたように思います。そして、自分だけの一台が手に入った、というのが最大の成果ですね(だから自己満だって ^^;)。
秋はこの自転車で食べポタ&ワンコポタの予定です。
という訳でロードバイク2年生のskogenでした(落第すれすれ、だが小学校に落第は無い ^^;)。
#「お~い、俺のこと忘れるなよ~」とまだ見ぬフロントディレーラー君の呼ぶ声が聞こえ。。。修行は続くのであります。
予定より3週間も早くディレイラーハンガーが届きました。この手のマイナーな小物の納期案内は大まかなんでしょうね。ヨドバシでポイントを使った購入なので実質ゼロ円、送料無料です。
前スレで道場長が紹介された写真を参考に、正爪を塞ぐ位置にハンガーを取り付けて、RD-4601を装着。取り付ける角度とか、少し試行錯誤がありましたが、大きなトラブルもなく装着完了。リアキャリアを固定するためにチェーンステーに巻いているサドルバンドとチェーンが干渉しましたが,そこは簡単に修正できました。
ホイールの着け外しは、ちょっと面倒ですが、リアエンドに余裕があるM-709だと、できなくは無いです。
ターニーだとトップ11Tのスプロケットにチェーンが落ちなかったのが、RD-4601だとちゃんと10速全部を使えるようになりました。手動架け替えフロントインナーでも10速を使うことができ、初期調整完了です。
意外だったのは、Tiagra ラピッドファイア 10速の変速がスムーズなこと。
レバーは少し重いですが、以前に乗っていた10速105(5700)STIよりもスムーズで、11速105に近い感じで、スチャッ スチャッと変速が決まります。M-709の長いアウターワイアーをそのまま使っているので、スムーズな変速は期待してませんでしたが、これはちょっと嬉しい。一点豪華主義で買ったUltegraチェーンの性能が良いのかな。これで予定していた部品の取り付けと初期調整が終わりました。
まだネジ類の締め込みが全体に弱いと思うので、少し走ってからぐいっと締め込みトルクを上げて、BB、ヘッドパーツ、ハブの玉当たりなどを整備予定です。