RIZLAQさん
2年半ほどロードに乗っていてトータル15000kmほど走りました。
主に週末がメインで、100km~130km位を走っています。今のところの最長走行は約170kmほどです。
それでもって、今更なんですが、尻痛が悩みの種です。距離20km越える前に痛みが出始めます。
パッド付きレーパンは使用しています。
ワセリンやシャーミークリームも使っています。
サドルも5つほど試してきました。
サドルの高さや前後位置、水平角の調整も試行錯誤しています。
体の柔軟性が無いため、ハンドル高はサドル高より1.5cmほど低い程度で高目かもしれません。
平地巡航時は下ハンを持って走るようにしています。
現在コンパクトクランク&10sの11-28スプロケを使っています。
平地走行時、34x17から50x24、34x15、50x21、34x14(ギア比2.00~2.43)あたりを使うようにしています。
34x15(2.267)が今はメインで使っています。
34x14(2.43)をメインに使って走ると尻痛も軽減し楽になります。
軽めのギアでクルクル回すとペダルに掛かる体重が減って、より体重がサドルに乗ってしまい
骨盤立てて軽めのギアでクルクル回すと、坐骨が稼動する脚の支点のごとくサドルに突き刺さるような感覚になり余計につらいです。
尻痛は何時かは慣れるだろうと期待しつつここまで来ましたが、なかなか痛み無しで走れるようになりません。2年以上前のロードバイクのクチコミの投稿(投稿No.9380400)で、
凹二郎さんの投稿に
>回すペダリングのコツは?///
●股関節だけを使って走る
筋肉は使わない(というか意識から外す)
どんなきつい上り坂もすべてその走り方で通す
けっして筋肉(とくに前側のふともも筋肉)は使わない
1ヶ月ぐらいそんな走り方をやっていれば誰でも回転力がついてきますよ
上達すれば大臀筋が痛くなってくるからわかります
ケツよりもふとももが痛いあいだは まだマスターできていません
という投稿があり、これとディープさんの軽いギア比でクルクル回すというのを意識してずーと走ってきました。ケイデンス120近くなるあたりでお尻が跳ねぎみになるので、まだペダリング下手なのは
認識しているのですが、ペダリング技術が上がると尻痛は無くなるのでしょうか?
でも、その理屈が今ひとつ想像できません。
あるいは、何か私は間違ったことをしているでしょうか?
こんな状況ですが、何か気づいた点やアドバイスいただければ幸いです。
よろしくお願いします。
ヘラーマンさん
坐骨が突き刺さるように痛いってのはサドルが合っていないのではないでしょうか?
私も貧脚で回転で漕ぐタイプ(95~105rpmぐらいを常用)ですが、パッド無しでも20kmで痛くなるってのはないです。パッド付きだと100kmぐらいは全然大丈夫です。
それと私もサドルによっては坐骨が痛くなりますが、そのサドルの形状はエラが張ったようなタイプでお尻全体で支える感じではなくて、エラの部分と坐骨が一番にあたり、そこで体重を支えるように感じます。(セライタリアSLRkitcarbonioです。)それでも、お尻が慣れたのか100kmぐらいは大丈夫で100km超えてくるとすごく痛くなってきます。ただ、厚めのパッドのレーパンを履くとかなり解消されましたので、まだ試していなければ厚めのパッドのレーパンなども試してみてはいかがでしょう?
それと私の場合は、細めのサドルだとお尻全体で支える感じになり、坐骨は痛くなかったです。サンマルコのコンコール(ライトでも普通のでも)なども未使用でしたら試してみると良いかと思います。あとは革のBrooksなどは最新のロードには似合いませんがレーパンいらずで快適でした。B17とか・・
また、試してみた5種類すべてのサドルを書き込んでくれると他のサドルマニアの方などの回答が得られやすいと思います。
凹二郎さん
股ずれのことでしょうか?
股ずれは股とサドルが擦れることから起こる現象です
そして股とサドルが擦れるということは股とサドルが接触したり離れたりを繰り返しているということです
股とサドルが常にピタッとくっついていれば股ずれはずいぶん軽減されます
回転力が弱いときはサドルの上でケツが跳びますからこれは常に股とサドルが接触したり離れたりを繰り返しているということになります
これではたまりません
すぐに股の皮が擦り切れて剥けてしまいます
回転力をつけるには三本ローラーに乗るのが一番です
股はサドルにむしろ押し付けるようにしてください
けっしてこの支点は1mmたりとも動かさないぞくらいの覚悟で回すんです
踏むのではなくふとももを自分のおなかに叩き付けるように引き上げるんです
陸上のもも上げと同じです
背骨は曲げてはいけません
ヘソを前に出しサドルに押し付けるような感じに背骨をまっすぐに伸ばします
手放しのときには骨盤は垂直 上ハンのときは45度 下ハンのときは30度ぐらい前傾した状態になりますが常に背骨はまっすぐ伸ばした状態です
骨盤を立てると背骨が曲がって懐が空いてしまい おなかとサドルの密着が甘くなるので支点がぐらつきます
骨盤を立てる乗り方なんてのはドしろーとのエンゾ乗りでんがな(w
さあそれでは3本ローラーに乗りましょう
ミュージックはマイケルジャクソンをONにしましょう
これが1分間120回転ぐらいの丁度いいリズムです
リズムに合わせてタッタカタッタカ回しましょう
股の皮が剥けて治ってを2~3回繰り返したころにはあ~らふしぎ
みちがえるような堂に入ったフォームでくるくる回している玄人っぽい自転車乗りに変身~ ♪
レッツ トライ!
RIZLAQさん
ヘラマンタイトンさんありがとうございます。
サドルの遍歴はこんな感じです。上から購入順です。使用は前のものにもどったりもして使用しています。
SELLE SANMARCO PONZA ----- 完成車についていたもの。一般市場では販売していないとのこと
SPECIALIZED AVATAR GEL Saddle ----- 柔らかそうで、穴あきを試してみたかった
Velo HIGH PERFORMANCE ----- 硬い方がいいのかと、ためしに。
Prologo Nago PAS Gel Saddle ----- なんとなく
Fizik Arione CX Kium Saddle ----- 割と万人に向くとの評判から。穴あきでなくても問題はなさそう
Fizik Life Rondine Saddle ----- 柔らかいとの評判をみて 現在これを2500kmほど使用中
凹二郎さん
勝手にお名前を出してしまい、ご本人から回答いただきびっくりしております。
ありがとうございます。
上のヘラマンタイトンさんへの返信にも少し書いたのですが、
確かに骨盤を立てて軽いギアでくるくる回すと坐骨が突き刺さるような痛みで、長時間はたえられません。
そこで、凹二郎さんがまさに仰るような乗り方を走行時に併用しながらどうにか100km超でも走行できている現状です。
ですから、現状の痛みとしては坐骨が突き刺さるようなという表現はチョッと違ってきて、摺れて痛いといった方が近いです。
ただ、股ずれというとどうも太ももの内側のイメージが沸きますが、実際の部位としては坐骨よりやや内ももよりの尻、って感じです。
幸い3本ローラーは持っておりますので、冬に入って外での走行がつらい時には、仰るような練習をしてみたいと思います。春には200km超のツールリングを予定しているので、どうにかお知恵をお借りして対処法を探ろうかと思った次第です。
サイレンス・スズカさん
右上から、リーガル、CAAD9の付属、アリオネ、ロールス、VELO、Viperの付属。座面が広い順。
RIZLAQさんはじめまして、サイレンス・スズカと申します。m(_ _)m
私自身、今までお尻やお股の痛みに悩まされたことは皆無であんまし参考にならないと思いますが、以前、高千穂 遙さんという小説家がお尻の痛みについて書かれた文章を思い出しました。
この人、業界でも結構有名な自転車乗りで、自転車小説(ヒルクライマー)なんかも書かれている人なのですが、以前、結構太っていて、自転車で痩せたはいいけれど、そのせいで、お尻の皮がたるんでしまい、自転車に乗ると常にお尻の痛みに悩まされていたんですって。で、その人が試したサドルの数ってのが……100個を越えるとか越えないとか……(^^;
なんか、その甲斐があって、遂に唯一無二のサドルに出会えたみたいですよ。
えーっとRIZLAQさん……今まで5つ……1つは完成車に付いていたサドルですから実質4つですか…………なんかちょっと少ないような(^^;
お尻の痛みに悩んだことのない私でも今まで、10~15種類くらいは試したことはありますね。まあ、試した数が多いから良いってわけじゃないですけれど、ちなみに私はいろいろ試した結果、10年前にロードを始めたときに買ったサドルが一番フィットしておりました。まあ、これもいい経験だったのですが……(^^;
そんなわけで、RIZLAQさんも、唯一無二のシンデレラのガラスの靴を見つけて下さい。
もっとも、いちいち買っていたらお金も大変なので、なるしまフレンドに行くと、会員登録すれば10種類前後のテスト用サドルを無料で貸し出しできますよ。これが結構便利なんです。ちなみに私の試したサドルの大半がコレです。(^^)v
http://www.nalsimafrend.jp/tachilog/2011/07/-v.html
もし、RIZLAQさんがなるしまフレンドのお近くにお住まいなら是非におためし下さい。
また、なるしまの近くにお住まいでない場合でも、近くに貸し出し用サドルをおいてあるお店があるかも知れませんので、そういったお店を探してみる価値はあるかと思います。
あと、あんまりサドルには詳しくないのですが、試してるサドルがことごとく座面が小さいサドルを選んでいるような気が……(ーー;)定番のサドルはアリオネくらいですね。
ためしに、座面の広いサンマルコのリーガルとかセラ イタリアのSLRとか試してみる価値はあるような気が……あ、これもナルシマの貸し出し用の中にありますね。^^
ちなみに穴あきサドルってお股(特に蟻のと渡り付近)が痛くなる人には効果がありますが、座骨周辺が痛くなる人には、そこに体重が集中する分逆効果だと思うのですよ。普通のサドルを試したほうが良いかも知れませんね。
それから、レーパンのパットの相性も結構あるかも知れません。私はパールイズミのレーパンのパットが一番しっくりきます。^^
もしかしたら、RIZLAQさん、レーパンのパットの相性が悪いかも知れませんので、そういうのもいろいろ試してみるのも面白いかも知れません。
RIZLAQさんにとって、最高かつ最善のひとつが一日でも早く見つかるよう、幸運をお祈りします。
ディープ・ インパクトさん
ありがとうございます。
優秀なコーチに見て貰うなんていうのは無理ですので、数年かかるのですかね(^^;
これは、私が感じていることと真逆ですね。引いてお尻ふわっってなってみたいですね。
時間がとれず、チョッとだけ意識して3本ローラーに乗ってみたのですが、そもそもケイデンス120なんて1分もつづきませんね。
もうすぐ50歳の体力がた落ちの状態ですので、ゆっくりやっていきます。
サイレンス・スズカさん
はじめまして 回答ありがとうございます。
お尻の痛みに悩なれない方もけっこういらっしゃるんですよね。うらやましいです。
中部地区ですので、なるしまは無理です。
車で行ける範囲でも10件ほどスポーツバイクのお店は回ったことありますが、貸し出しのシステムのあるお店はないですね。1件、Bontrager というメーカーのサドルを坐骨の幅をはかってサイズを見つけて、1週間貸し出すということをやっているお店があるようです。
近くは無いですし、結構いい値段のするサドルなので躊躇しています。
Fizik ArioneとRondineを使ってみて、穴あき必要性は消えたように思っています。
レーパンとの相性も考えていて、今のところCastelliのビブショーツ(パッド薄め)が一番痛みが少ないようです。パッドが厚いものは逆に摺れ具合がひどいような印象があります。
凹二郎さん
レーパンは厚いのは生地がよじれるのでかえって股ずれしますよ
肌と生地との隙間がなくピタッとしているほどいいです
股ずれは肌と生地との摩擦から生まれるものですから
その意味でいうと余計なクッションなどないほうがいいし サドルも細いほうが理屈的にはいいのです
まあ そうは言っても自転車乗りにとっては股ずれは大なり小なり切っても切れない職業病のようなものなのである程度は受入れたほうがいいです
私も1年ぶりとかに乗ると今でも股ずれしますもん(w
レースやってるわけじゃないのだから 股が痛くなったら上ハン持ったり手放ししたり尻の位置や角度を変えながら乗ればいいだけの話です
気にしない 気にしない
それよりも正しいペダリングで乗るほうがずっと自転車の楽しさが味わえるので気持ちいいと思います
その気持ちよさを自分のものにするためにも是非3本ローラーに親しんでください
股がただれてケツの皮が剥けて血ィ流しながらでも それを上回る気持ち良さがあるのでやめられないようになれば みんな立派な自転車馬鹿になれます(w
すぎ-のりさん
便乗質問よろしいでしょうか?
いつもこの縁側にて自転車について勉強させて頂いている初心者です。よろしくお願いします。
凹二郎さんやディープ・インパクトさんがここで仰ってるペダリングはビンディングペダルが前提ですよね?(引き脚を使うとあるので)
通常のフラットペダルの場合は、引き脚を使うことができません。何を意識すればよいのでしょうか?
以前、凹二郎さんが仰っていました『●股関節だけを使って走る』を意識してペダリングをしておりますが…、なかなか上達しません。
それとも、フラットペダル止めてビンディングペダルにした方がよいのでしょうか?
凹二郎さん
これは面白い課題なのでお答えします
フリーホイールで しかもフラットペダルで引き脚(掻き脚と言ったほうが近いかも)が可能か?
答えはイエスです
名人芸の領域ですね
競輪選手の中に運動靴でママチャリを片足で回す名人芸のできる人がいました
その人は手放しでハンドルを90度切った状態の前輪に両足をのせて左右に小刻みに動かしてバランスを取りながら(玉乗りをしているような情景を思い浮かべてください)うどんを食べるという芸もできました(w
私にはそんな曲芸はできませんけどね
シューズは自転車の一部なのでビンディングかクリップバンドを初心者のうちは必ずして 基本のペダリングを覚えたほうがいいです
熟練してくると回す乗り方が身についているので運動靴とフラットペダルでも応用がききます
本来は自転車はシングル固定ギアでシューズもバンドで固定して乗るのが一番やさしいのです
シングル固定に乗ると踏み下ろしたペダルが惰性で上ってくる感覚や力のベクトルが上下から回転に変わる感覚などが直に伝わり クランクを回すということがいかに慣性モーメントを利用した運動であるかということがよく解ります
この慣性モーメントの感覚を感じ取りにくいフリーホイールやフラットペダルは上級者用の難しい自転車なのです
この順序が一般的には逆になっているのはひとえに「足を着く」ためです
自転車は足を着くためのものではなく乗るためのものですから補助輪無しで転ばないようになった時点でシングル固定ギアから始め 上達してからフリーホイールに移るほうが理に適っています
まあとにかくこういう理を頭の隅に置いたうえで練習してみてください
ぼ~っと何も考えないで練習するよりもペダリング技術は早く身に付くと思います
自転車は練習すればどんどん面白さが増す乗り物なのであせらずじっくり続けていってください
すぎ-のりさん
凹二郎さん、ご回答ありがとうございます。
「シングル固定ギア」+「シューズとペダルを固定」が一番やさしい…、少々驚きのご回答でした。
フリーギアとフラットペダルに慣れている私としては、常にクランクを回転させ続ける必要がある固定ギアは怖い感じがしますし、とっさの際にペダルから足を離せないビンディングペダルも…慣れないと怖い気がします。
でも、これがフリーギアとフラットペダルの弊害なのですね。ディープ・インパクトさんが仰る“絶対ペダリング”が身につかなくなるのですね。
凹二郎さんのご意見を参考にして
ビンディングかクリップバンドをして、シューズとペダルを固定する方向で検討します。
そして、固定ギアは無理なので…、例え下り坂でもクランクを回し続ける!慣性走行などしないでクランクを回し続ける!コーナーでも慣性走行せずにクランクを回し続ける!を念頭においてペダリングの練習をします。ありがとうございました。