自転車道場

ロードバイクと坂道 / 50

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ディープインパクト 2024/09/12 (木) 19:59:49

>リベンジするときは、ストラバ稼働させてデータを取りますし、ドラレコも常時録画しますので、無編集動画アップします。
×やりません。そんなことしてる暇があるなら、走り込みした方がよさそうですね。

 走り込みって何??今やってることは走り込みじゃない??
自転車はカンナ掛けと同じで技術も知識もなく、ただ走るだけでは全く上達しません。特に坂のぼりは「職人技」僕はピスト固定ギアで坂を登るのを習得するのに3年かかった。毎日どうすればいいと頭で考え解を求め試行錯誤。
 六甲山をタイヤ引いて登ったりバカなこともやってます。人が何といおうと自分で実際にやって結果を出す、その積み上げが自転車であり人生です。1日や2日で結果が出るものなんてありません。中途半端を繰り返しても何にも残りません。今回もデータアップしたから出てきたことがあり、速度とか時間にこだわってるんだとわかりました。

 ナマケモノ走法はピスト固定ギアで10%を越える坂を上り、足の力が残ってなくて、その時に自転車は立ってられるのか?走り続けることができるのか?そのギリギリの極限状態でわかった走り方です。だから自分の力を全て使い果たし、その状態で自転車を走らせれば誰でも体験できます。「力を抜く」と表現していますが、本当は抜くような力がなく「力無し」走法。ボロボロの力が無い状態で自転車は走り続けることができるのか?3倍のギア比で10%の坂を登れるのか?やってみれば結果が出る。

 自転車は自分で倒さない限り走り続けます。意識が飛んで目の前の風景が現実か空想か判別できないような状態になっていても「立って走り続ける意思」がある限り倒れない。

 坂は登る前に登れるか登れないかが決まっています。登れない時は自分で倒している。僕が500km1日で走り、目の前の坂が上りなのか下りなのかわからない状態になり、驚くほどの速度で箱根を一気に登り、自分の限界は「脳が行動する前に決めている」のに気づいた時。
 なんだ坂なんてなめきって登れば簡単に登れる、ナマケテ登ればいいんだ、ナマケモノ走法だ!と極意がわかった。

 登る前からダメだダメだと呪文のように頭にすり込みしていたら、それだけで疲れます。速度とかケイデンスとかどうでもいい、その坂を楽しめるかどうか?ワクワクウキウキできるかどうか?
もう嫌とか苦しいとか思うなら最初から行かない方がいい。苦しむために自転車乗ってるわけじゃないです。回りの風景を見て楽しんで登れるようになったら「降りることはなくなります」

 目の前の壁のような坂を見るのではなく木や動物や遠くの山を眺め、自転車オモロイなあと思えるかどうか、坂を登れるかどうかは坂に行く前に決まっています。自分の頭で「この坂は登れない」と決めつけている限り、その坂は登れません。

>行きたい所が、ことごとく坂の上しかなくて行けないから。
そんなん日本全国坂だらけで、どこも同じ。だけど僕の経験では一番きついのは平坦向かい風。坂は変化があるので楽。

>私が普通の人よりも
普通の人なんてどこにもいません、他人と比較する必要はない。

>普通であろうとして、体に鞭打って体調を壊しまくっていた
「普通」みたいな幽霊追っかけるのやめましょう。
僕なんて生まれてから今まで体調いい時なんて一度もない、回りには僕は元気の塊みたいにイメージされているけど、いつでも最悪。東京大阪走る時も朝から土砂降り、身体だるくて、こんな状態で東京まで走るの無理、とにかく行けるとこまで行って見るとスタート。スタートしない限りゴールもできない。

 体調なんて壊れてるのが普通。毎日限界追求して動いていたら身体なんてまともなわけがない。小学校の時は鉄棒でろっ骨3本折って、それから痛みがイメージとして残り胸を風が通り抜けるだけでズキズキした(30年位は残った)中学は膝壊して松葉杖3ヶ月、そんなボロボロで東京大阪走った。風邪ひいた、お腹痛い、調子悪い、やめる口実はいくらでも浮かぶ、最悪だけどスタートする。スタートできるかどうかが最大の難関です。人間の力なんてそんなに差がない、差が出るのは心。できないと思うより「できる」と思いましょう。

>坂好きのヘンタイは
変態上等!命を賭けて戦っている人間を笑う奴は一度も命を賭けて挑戦したことがない人間。傍観者で笑う奴より真剣勝負で正々堂々こっぱみじんに散る人間の方が素敵!

 世界選10連覇して中野さんが一番ピンチだったのはシングルトンとの戦いだった。わざとぶつかってきて転倒させケガでレースできないようにしてきた。中野を倒せば*億出すと欧米の本気の戦い、実際に中野さんは転倒させられ、ろっ骨を骨折していた。しかしばれるとドクターストップで負ける。だから表情には出さず走りきった。

 僕はろっ骨を骨折した経験がある、その時の中野さんの痛みは想像できる。今なら日大アメフト部みたいな汚い戦術、それだけ自転車本場の欧米がなりふりかまわず本気になってきた戦い。最悪の状態で結果を出すのがプロ、最高の状態で結果を出すのがアマ。普通なんてない。ボロボロの状態で結果を積み上げていくのが「生きる」ってこと。他人みたいな幽霊気にせず自分との戦いに全力集中しましょう。普通に生きている人なんて一人もいないよ。僕も今日もボロボロ、でも高野山登ってくる、ボロボロにはボロボロのやり方がある、力が無ければ力が無い乗り方をすればいい。それだけです。

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