自転車道場

ロードバイクと坂道 / 20

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ディープインパクト 2024/09/12 (木) 19:31:39

ホイールの回転秒数、変速のスピード、チェーンの軽さ、ギアの自然なつながり、ひとつひとつは些細なことかもしれませんが、それら全てが「疲れ」につながります。

 ここでギアを軽くしたいと思った時に出来ず、1秒2秒遅れてから軽くなる、その1秒2秒が疲れを倍増します。ハンドルの回転重さは肩こりに直結、ヘルメット重量は首のこりを起こす。そういう原因ひとつひとつを潰していくしか快適な走りを作り出すことは出来ません。

 8速と9速の差は500km走れば相当な疲れの差になってきます。10速と11速も同じ。

 人間の身体はデリケートで微妙な少しの差で故障もするし「疲れないようにすることも出来ます」自転車はその積み上げなので丁寧に繊細に快適な走りが出来るように仕上げていってください。

>やはりそうでしたか…鍛えます。
この答えは無し、鍛えて解決できるなら、そもそもこんな質問すら出てきません。
鍛えず、笑ってなまけて走れる自転車作りましょう。

 僕は足の悪いおばちゃんに、その人の家の前の坂を笑って楽に登れるママチャリを改造して作ったことがあります。電動アシストより軽いと言って坂を自力で登った時は感動でした。

 あれもこれもという八方美人ではなく「家の前の坂を楽に登る」そのために必要なことは何か?
焦点を絞らないと全部中途半端になり何の解決にもなりません。今回ヒルクライムに必要なギアと書いているので前22×後25、部品は減らした方が軽量化できるので36みたいなヒルクライムに使わないギアはいらない外しちゃえ。ギアの飛びで疲れが倍増、走行困難になるほど→ならクロスレシオ(1段飛び)しかない。
 そもそもMTBのクランクはQファクターが広すぎて力が逃げる。BB幅やQファクターが何ミリなのか不明ですが力を集中するために広げるべきではない。だからクランクとペダルが重要。

 このマイパラス501に使われている部品と各部のサイズが不明なので具体的にどの部品をどれに交換し、どう整備すればいいということは書けませんが自転車を製作するというのは幅を1mm狭くしたり、力を逃がすコンビネーションを改善したりの緻密な作業の連続。

 RDもターニーのような力が逃げるのではなく最低クラリスくらい入れた方がいい。
 チェーンの重量やチェーンの張りをなめない方がいいです。

 マイパラス501は僕も所有していますからフレームの性能などは知っています、そのままの状態で26×1 3/8タイヤのままでも5%位の坂は登れます。中途半端なQファクターの広いMTBクランク使うより、最初についてた鉄クランクの方が力は逃げないと思う。

 軍手変速みたいな自転車整備をなめた中途半端な覚悟では永久に何も得れません。
 22tだけでは平坦走る時に困る、36がいるというならFDつけて変速できるようにする。チェーンカバーが邪魔でFDつけれないというならカバー外せばいいだけ、走行する時にFDとカバーとどちらが必要なのか??カバーなんて洗濯バサミでズボン絞れば必要ないでしょう。

 そういう「出来ない言い訳」考える暇があるなら、手を動かし実際にやって結果を出していきましょう。
 
 首が痛いとか「痛いことはやらない方がいいです」人がこういう乗り方しているからとか一般的にこの部品の組み合わせとか、そんなことはどうでもよくて、自分が楽で快適な自転車を作りましょう。回りとか常識とかに囚われる必要は全くない。部品もいくつも買うとお金もったいないので手持ちの部品で工夫できれば買う必要ないし(どんな部品を持っているのか全くわからないのでアドバイスはできませんが)とにかく目の前にある部品と自転車を最高の状態に整備し、それでもダメなら新しく部品を買いましょう。まずどういう自転車をめざしているのか?何がしたいのか?そこが不明だと全部ドブ捨てになる可能性が高いので絞った方がいいです。

 軍手変速とかチェーンカバーがあるからFDつけれないとか聞くと「本気で自転車やる気あるのかなぁ」と思ってしまいます。出来ない時は「やらないだけ」、やる気があるなら必ず出来ます。

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