skogenさん
人が乗らずにホイールを回すとこの状態
まさか、このために買ったりはしません。^^;
以前から所有していました。クロモリ固定ギアに乗って、トレーニングで漕ぐだけだったので、カーボンバイクでは乗ってませんでした。で、カーボンバイクに乗れない日が続いた時に、試しにセットして乗ったところ、リアがずれるのに気づいて、今回の検証に至りました。
どこかの機械を使ったりすると、こういうところでは公開できない結果になりますし、趣味の自転車実験はキッチンサイエンス(身の回りの道具で完結させる実験)で終わるのが良いですね。ローラー台だとぎりぎりキッチンサイエンスかな。
カーボンもクロモリも人が乗っていなければリアタイアは真ん中を通るのに、カーボンバイクは人が乗って漕ぐと右に流れるのが分かります。荷重が掛かると、リアエンドが左右非対称に変形しているのだと思います。
厳密には、カーボンバイクとクロモリを比べると、人が乗車していない状態でもわずかにずれがあります。ローラー台のセンターラインとローラー軸が完全に垂直に調整できていないと、真のセンターとのズレは分からないです。つまり、クロモリバイクは0.05度左にずれていて、カーボンバイクは0.05度右にずれている、というのが初期状態で、人が乗車してもクロモリバイクはずれないけれども、カーボンバイクは0.3度右にずれる、ということかも知れません。
まっすぐ走らないと分かると気持ち悪いので、その後、右に流れる自転車のリアホイールの取り付けを調整して(ホイールの取付角を左右にずらして)、人が乗車してもタイヤが左右に流れないようにしました。
結構、微妙ですが、シングルスピードのホイールをリアエンドにまっすぐ収めるように取り付けた事がある人だと、そう難しくはありません。タイヤをチェーンステーとシートステーの真ん中からちょっとずらし、ホイールが少し斜めに収めて、乗車して調整します。(乗車して右に5mmずれるなら、乗車してない状態でホイールが逆の左側に5mmぐらいずれるように調整すれば、大まかにはローラー上で人が乗っても真っ直ぐ進む自転車になります)
結果、ホイールはチェーンステーとチェーンステーの真ん中から1,2mm左右にずれています。なので、ブレーキのセンターは取り直しになります。
いま、リアエンドに0.2mm厚のアルミ板を貼って、ホイールをストンとエンドに収めればまっすぐ走る状態になるように調整しようと試みていますが、これが難しく、まだ終わっていません。アルミ板を貼るリアエンドの面の組み合わせがいろいろあるので、難しい。真っ直ぐ走るズレを覚えておいて、クイックを締める時に手で調整した方が楽かなって、考えている所です。
あ、そうだ。真っ直ぐ走る状態にして、ブレーキのセンターを再調整。ホイールをはめる時は、ブレーキを効かせたままでホイールを左右にずらして取り付け。チェーンステーとの隙間は手で調整。これだと、少し簡単になりますね。手が4本ぐらい要りそうですが。。。