自転車道場

フレームの精度と適正サイズ / 159

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ディープインパクト 2024/09/22 (日) 18:42:11

クオリア44さん
私が意図的なフェイントモーションでコーナリングを行うには、いくつかの理由があります。

リーンインにコーナリング中にもペダリングを止めないスタイルと組み合わせると、コーナリング速度が明確に稼げ、コーナー立ち上がりの加速が相当楽になります。
せっかく頑張って乗せた速度を最小限の減速で、あるいは減速無しでコーナリング出来ます。
逆に言えば、疲労を最小限に出来ますし、ホビーレースならば、状況によっては後ろに付いてる人を一気に引き離すことも出来ます。

あと、フェイントモーションを使わない場合に比べて、同じ速度程度でいいのならば、コーナリングラインの自由度が圧倒的に増して、例えばコーナー途中で急に現れた半端ない路面の荒れを回避する方法の選択肢が増えるので、実は速いのに安全でもあります。

そして、私みたいに、ここで「四つ足ペダリング」と呼ぶペダリングで走行してる場合、通常のペダリングとフェイントモーションはシームレスで繋がるので、走行してる本人的には操作に全く不自然なトコロはありません。

で、私の場合のフェイントモーションはハンドルの逆操作を先行させて コーナリングのきっかけを作るのじゃなくて、腰で車体を回し込む動作とシンクロさせて行うので、別に何も無理な操作をしてる訳じゃ無いのです。

多分、後ろで見ててフェイントモーションで曲がっていると分かる人の乗り方は、脚の上下動作だけでペダリングをして、コーナリングでペダリングを止める いわば「普通」の乗り方をする人のコーナリングだと思います。

私のフェイントモーションは、リーンインとコーナーで止めないペダリング、それに「四つ足ペダリング」の複合技術なので、分かり難くて 少し違うと思います。なんにせよ、技術の引き出しが多い方が安全です。

ラリーカーがコーナーの遥か手前からフェイントモーションでドリフトしてコーナリングしてるのは、側から見れば非常に危ない事をしてる様ですが、アレはああやって走った方がコントロールの幅が大きくて安全だからです。

見た目と本質は違うものです。そして、日常的に馴染んでいないとフェイントモーションは急には使えません。慣れれば、フェイントモーションでのコーナリングは安全でしかも速いというメリットしかありません。で、この操作は体重移動とハンドル操作をシンクロさせる事で最小限の動作で効果を発揮します。

非常にスムーズに走っている様に見える人でも、実はこの技術を意図的に、そして効果的に行っている可能性があり、ソレはこの技術が使いこなせる人にしか判別出来ないと思います。

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