ヘラーマンさん
やすりおさん、手放しできない状態からいきなり低速手放しは転倒する危険性が高いので無理しないでくださいね。
ちょっと混乱しているみたいですが、フレーム精度と重心のズレは結局の所はフレーム製作時の職人の技術の差と製造方法や工程によるものなので、もし厳密には違っていても本来なら別に考える必要はありません。なぜ分けるかといえばクロモリやアルミのときだと考えなかった左右の重心位置のズレ(不良)がカーボンだと感じれるほどになっているからです。
なのでカーボンと金属フレームでの違い、また不良品と認められるかどうかで意味を分けて書いています。
・フレーム精度=外観で計測及び判断できる各部の数値で狂いが大きければ返品交換可能
・重心=フレームの重量(重心?)バランスで狂っていても精度が問題なければまず返品交換できないもの
タイトリスタさんも低速手放し試されたみたいで、やすりおさんへのコメントにも書きましたが、転ぶと自転車もそうですけど自分も無事では済まないのでくれぐれも注意してくださいね。
>28kph程度から重めのギアでトルクをかけつつ手を離すと案の定ふらつきますが、
これはおそらくペダリングの左右差が大きいためだと思います。均等かつ全体的に薄くトルクを掛けられるようになると重心でているフレームは全くふらつかないです。
>思い切って手を離してみると意外と進むもんだなというのが感想です。子供の頃に手放し運転を競い合っていた頃のことを思い出しました。こかさない程度にもう少し頑張ってみます。
手放し運転って自転車乗る上でかなり重要だと思います。ハンドル掴んでると絶対にわからないことが色々感じ取れますし、遅く走るとペダリングの乱れがよくわかります。簡易的な3本ローラーの代わりといえば言いすぎかもしれませんけど、個人的にはそういった効果もあると感じます。
>加えて言うなら、操舵をする際にハンドル主導で曲がるタイプの人には重心やバランス云々はあまり関係がなく、
>骨盤や体主導で曲がるタイプではバランスは拘りたいファクターだと言えるのではないかと考えました。
これはすごい的を得ているなと感じました。ただ、重心が出ているフレームと出ていないフレームだと、とっさの動きの安全性もさることながら例えば長距離走った後とかの疲れも違います。しかし、これも常にハンドルだけでバランスをとっているのなら、その状態が普通なのでわからないかもしれません。
それと重心の感じ方でなんか勘違いされてそうなので補足します。
重心の狂いですけど、私の書き方が悪かったのかもしれませんが、別に極低速で走らなくても普通の速度でわかります。20km/h以上でてても大丈夫。重心の意味を体で理解できていれば普通に手放し走行するだけで走り出した瞬間から判断できます。
なぜ低速でといったのかは、前に書いたとおり低速の方がジャイロ効果が少なくなるため、重心などのフレームの影響がわかりやすいからです。道場長とかリッツさんみたいに分かる人はわかるのですけど、重心の概念が理解できない人用にわかりやすい方法を書きました。重心出てないとそもそも低速手放し自体できないのですが、道場長や皆さんの書き込み見るまでこれが意外と難しいことだというのが理解できてませんでした。これみてコケた方いたら本当に申し訳ないです。すみません。
重心を知るには最低でも手放しで車体をコントロールできることが条件で、重心移動だけで自由自在に自転車をコントロールできないと重心の違いはわからないと思います。あと重心出ていないフレームでの極低速の手放しは超絶な難易度になるので、くれぐれも無理して転倒しないようにしてください。重心出てないと最低でも20km/hぐらいは出さないと安定しないです。
あと遅い方がジオメトリの差によるハンドリングの違いもよくわかるのですけど、余計なこと書くと混乱するのでやめておきます。
それと、フェイントモーションと書いてますけど、本来フェイントが必要なのは直進安定性が強いとか曲がりにくい自転車ぐらいじゃないですかね?
自転車ってオートバイと違ってペダリングするため少なからす常に左右に重心移動させながら走っています。なので進入時にハンドルでやらなくても(ハンドル持たなくても)そういう体重移動の動作は可能です。ハンドルできっかけつくるのって進入角とか誤ってアンダーステアとかになったリカバリーの場合のように感じるのですが、そういう自転車に逆らう操作ってすごいスキルなのかもしれませんけど、たいてい不安定になっているのでそういう乗り方は私は怖くてできません。
逆にオートバイは体重と比べ重すぎるため、重心移動がハンドルによるきっかけがないと難しいのでそういう操作になるんだと思いますが、クオリア44さんが元々オートバイ乗りだと言うことで納得です。重心移動でのる自転車乗りではなくてオートバイ乗りの乗り方なんだと思います。私が見てきた中ではオートバイ乗りの方にフェイント入れた曲がり方する人が多いです。自転車だけしか乗ってない方はたいてい自然な曲がり方をしています。オートバイ乗りの方にはそっちの方が不自然なのかもしれませんが、ツールの選手とかエアロバー持っていても高速コーナーやテクニカルコーナーでもすごく自然な曲がり方しています。
あと私は自転車は、スキーとかスケートと似ていると思います。
スキーは斜面を斜めに降りている状態で曲がるときは抜重し、板をフラットにすることで板の先端が重力で回り込みその状態で内エッジを立てて体重かけて乗り込むことで、ストック使わなくても鋭く切れのあるカービングができます。これは自転車で手放しでコントロールして曲がっている状態に近く、無理のないコーナリングだと思います。逆にクオリア44さんのはまだ曲がる状態にないスキー板をストックできっかけ作って体重移動し急激なターン(スキーで言うずらし)をしているみたいに感じます。要は力でねじ伏せる感じかな。