自転車道場

フレームの精度と適正サイズ / 154

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ディープインパクト 2024/09/22 (日) 18:35:31

 skogenさん
クオリア44さんクロモリフレームの修正の話、ありがとうございます。
金属フレームの修正はいろいろな技術があるようですね。パイプの接続で局所的に高い熱を加える際にフレームが歪みますが、できるだけ歪まない手順と修正技術がフレーム作製には必須。中でも撓鉄はまさに職人技の世界ですね。

知りたかったのは、カーボンフレームとの精度比較だったんですが、そちらはいまだ不明。ざっと調べると熱可塑性CFRPは10μmオーダの寸法精度は出せそうですが、自転車フレームがどの程度を達成しているかは不明。

精度とか性能の議論は、製造工程途中のポイントごとの計測によって現象を説明し、検証するのが良く、最終の計測結果だけで議論する、という方法は強く意識して私は避けます。

世の中には最終の結果・性能だけで議論する人も多いのですが、その場合は少なくとも複数の手段を使った検証を行わないと、大抵の場合、自分に都合が良い結論を人は出します。複数の検証方法を採る、科学的な検証方法の「基本の『き』」です。

カーボンフレームがそういう生産管理になっているかどうかは分かりません。そうであって欲しいな、という願望。

あと、CFRPは繊維を積層しているため機械特性の異方性(例えば、パイプを曲げる方向で弾性二次モーメントが異なる)が高く、「重心のずれ」という表現はそういう特性を指しているように思います。たぶん、重量バランスとは違うんじゃ無いかな。

クイックモーションの話、次のスレで書かれている事と同じ話ですかね。
http://bbs.kakaku.com/bbs/-/SortID=19760764/
最後の方で、鶏 泰造さんが「基本の『き』」と説明されています。二輪車の動きの話ですが、私もとても勉強になった話題です。

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