クオリア44さん
ヘラーマンさんがいう極低速の手放し走行でしか検知できないとする走行特性の左右差とは、違法な囮捜査で捏造される冤罪みたいなもので、実際の運用では、そんなもの、有ろうが無かろうが関係無い事だと思います。
まあ、そんなものが感じられるとしたら、おそらくは人の操作が起因となる現象に過ぎない幻でしょう。
実際のところ、私は手放し走行の安定性なんて全く興味がありません。
ここ最近の私の目指す技術的なテーマとして、骨盤ごと回し込むスムーズなペダリング、というのがあって、コレは車体を僅かに左右に振りつつ、ハンドルを押し込むのと引き脚を完全にシンクロさせる事をイメージしてますが、ハンドルの操作も重要なポイントになるので、手放し走行なんて全くどうでも良いのです。で、コレが上手く出来ると、意のままにコーナリングがコントロールも出来ます。
そして、私はこの、出来るだけ車体を振らない脚の上下運動だけのペダリングよりは車体がブレる というかブレさせるペダリングでもケイデンス220rpmを超えるのをYouTube で見た事があるので、ソレを目標にしてます。現状、全く届きませんけど。
直進性とは実は非常に微細でスムーズなコーナリングの連続が無意識に行われている状態の事でもあり、たとえ本当に僅かな走行特性の左右差があろうとも、コーナリングが完璧にコントロール出来れば、問題なく走らせる事が出来ると考えています。
私はジオメトリーが極端に違う多数の車体を気分で乗り分け、時にポジションセッティングを少しずつ変更して、その変化を楽しんでいますが、走行特性なんて、ハンドルの位置、サドルの1mm単位のセッティング変更で激変します。で、時には意図的に違和感を承知で過敏なセッティングにしたりしてますが、結局のところ、車体本来の特性差を含めて、どうとでもコーナリングをコントロール出来ますし、車体ごとに大きく違う走行特性こそが楽しいと思っています。
で、それらを全て許容する技術の中心にあるものを、追い求めてます。
フォークが凄く寝ててホイールベースが相当長い車体もフェイントモーションとリーンインの組み合わせでグイグイと意図した通りに曲げる事が出来るし、逆にフォークがかなり立っててホイールベースが多分 世界で一番短い サーベロS1のXSサイズもピシッと真っ直に走らせる事も出来ます。
別にそんなに難しい事じゃない。
走行特性は、みんな違って みんな楽しい。と言うのが私の考え方ですね。
もっとも、過剰に所有自転車が多い私だけの特殊な事情だとは分かってはいます。