ヘラーマンさん
道場長、詳しい回答ありがとうございます。
カーボンフレームは本当に博打だと感じています。かなり前に道場長が言われてましたけど、Viperからなかなか乗り換えられない人がいるというのは本当だと思います。Viperみたいに重心がでててきっちり走るものから重心が少しでも出ていないカーボンフレームに乗ると、違和感がありすごく気持ち悪いです。別スレでも冨左衛門さんのコメントで「おれ自転車乗ってる!」感がと言われてましたけど、カーボンでも重心がキッチリ出ていれば一体感はクロモリ以上に感じます。
道場長が不良率0.1%といってたことがあまりにも少ないのでホントかな?と思いましたけど、重心は70%狂ってるという回答で納得です。よほど狂っていないと返品できないので、重心ズレがウェイト調整である程度対応可能と知れただけでも書き込んで良かったです。
おそらくクオリア44さんにはそう言われると思ってました。納得させることは難しいし、私も重心ズレの原因が何かはわかっていないので、理解してくれなくてもいいのですけど。
クオリア44さんは8台もロードをお持ちなので、その中に完璧に精度がでているクロモリもあると思います。それに手放しで乗った直進性や安定性と他のたくさんあるカーボンロードの直進性、安定性はどうですか?
多分クロモリは完璧にど真ん中に乗れている感覚だと思いますけど、多数あるカーボン車は全部同じですか?それぞれほんの少しずつかもしれませんけど重心バランスが左右で違うことはないでしょうか?
それをカーボンは非対称だからとか軽すぎるからとかドライブトレインに重量物があるからとか、頭で考えすぎて自分で自分を洗脳して納得させていることはないでしょうか?
自転車というのは遅い速度ほど不安定になるので、できるだけ遅い速度(自分がペダリングできる限界の遅さ)で手放し運転を試してみてほしいです。私がペダルを回し続けた場合、ロードでは10~11km以下で走ることは難しいですが、私のVENTAはその限界速度で手放し運転できます。クロモリViperでも15~16kmが限界だったように記憶してます。
ロードに乗る人全員が重心にまで気にするようになれば、かなり高額になりそうですが、例えばこのフレームは「アルテグラの重量で重心がとれるように最適化されています」とかいったフレームが発売されるかもしれません。
それと最近のカーボンフレームは内部のバリもきれいに整形されていて、ほとんどないものが多いのですが、それでも左右の重心がおかしいものがあります。対称フレームでこのぐらい精度出てたら鉄ならまっすぐ走るはずなのにと思っても走らないものがあるんです。この狂いがどこの精度の差か、また重量バランスの差なのかどうかもわかりませんが、手放しでどこままでも走れる方なら手放しで乗れば重心がズレているのは誰でもわかると思います。逆に手放ししなければ全くわかりません。
結局の所、私の精度が完璧というのはフレーム単体の測ってもわかるかわからないような細かい数値のことじゃなくて、私の大したことないレベルでも組み上げて乗ったときに完璧な直進性と安定性とコントロール性能を出せているということにつきます。答えの出ないことをごちゃごちゃ考えるより自分の最高の整備して、無心で自転車乗って最高に気持ちいいのがどのフレームかというだけで判断してもいいのではないでしょうか?