自転車道場

フレームの精度と適正サイズ / 129

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ディープインパクト 2024/09/22 (日) 18:03:44 修正

クオリア44さん
カーボンフレームは、その製造方法が金属フレームと全く違っていて、の精度を正確に測定する術が全然無い以上、Bassoのカーボンフレームが精度が良いだろう故に良く走ると言う分析は、どう考えても完璧に幻想です。

で、Basso のカーボンフレームは、間違いなく、と断言出来る程の確率で、製造はイタリアじゃなくて、カーボンフレームとしては当たり前の中国か台湾の提携先の企業で行われています。

その事情は殆ど全てのカーボンフレームと同じなので、特別に精度が高いだろうと思える根拠には成り得ません。

ここで、私がアジア生産だと断言出来る根拠としては、もしイタリアで製造されていたら、多分、差別化でブランドイメージの構築に有利な筈なのに、公式サイトに全くその記述が無いから。

で、イタリアで開発してると言う記述とイタリアで評価の高い釜で製造してるとの記述がありますが、この様な書き方は、イタリアで製造してると誤認させる意図が透けて見えて、個人的には全く信用ならないメーカーだと思います。

そもそも、こんな値段でイタリア製造でコストが合う訳が無い。
あと、実は本国で生産してると言う説明すらも、自転車メーカーの場合は全く信用出来ません。

間違った情報を公表するのは、中国とか国家ごと詐欺師の国以外では違法ですが、付加価値の大半が本国で発生していれば大丈夫なので、塗装前の非常に安い工場出荷額のフレームを中国から持ってきて、凄いコストをかけて非常に美しい塗装を行えば、本国生産だと言い張れるのです。

昔、キャノンデールが長らくアメリカ生産だと自慢していましたが、その末期は仕上げの塗装工程だけしてただけと言われていますし、カナダ製だと言い張る非常に美しいMTBパーツのレースフェイスも、カナダでアルマイト加工してるだけだと言われています。

確か、Bassoも大昔は多分、本国で製造してと言う記事を私も読んだ記憶がありますが、どう考えても現在では違います。

ついでに、FELT がドイツのメーカーで全品検査をしてると言う宣伝も、精度と言う点では一切意味を持ちません。

単にカーボンシートの積層の具合を点検してるだけかもしれないし、仮に精度の検査と言っても、公差を見込んだゲージを当ててるだけかもしれません。数値で管理しているかどうか?全く不明どころか、こういう風に殊更に強調して自慢する場合は、実需は真逆と言うのが詐欺的商品の手口です。

かつて合法ドラッグと言って売られてた薬は、もちろん、怪しいモノだったし、近年では自慢してた燃費数値が全て捏造だった三菱自転車の燃費不正とか。

あと、FELT は、もちろんドイツで生産してはいないし、現在ではドイツで開発すらしていない可能性が高いし、ドイツの会社であるかどうか?も全く不明です。

値段からして、ODMと呼ばれる開発ごと丸投げの体制に可能性が非常に高い。

とにかく、カーボンフレームの実際の精度を知る方法は皆無だし信用出来る情報も無いので、気にしても仕方ないと私は考えます。

そもそも、カーボンフレームの精度を公式に自慢してるのは、私に知る限り、トレックだけだったと思います。それも私が記憶してる昔の事でしたが。

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