自転車道場

自転車は何歳まで乗れる??

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 個人差があるので僕の経験でしか書けませんが、普通にまともに走れるのは60歳までかなあと思います。60歳を超えると全力もがきができなくなった。スタミナも落ちる。時間を気にして走るのがきつくなり峠もTIMEより足つき無しで登れればOK。瞬間的な判断が遅れがちになるので自動車と混ざって走るのが嫌になりうざくなってくる。自転車道なんて走らなかったのに60歳以降、国道みたいな自動車の多い道で自動車と競って走ることは避け、自動車のいない自転車道を走るようになった。

山の下りもブレーキ使わず下っていたけど身体の反応速度が遅くなり、路面穴や対向車が危なくなり、ブレーキを使い速度を落として下るようになった。走り方は60歳を境に大きく変わった。逆に言えば10歳~59歳までは同じスタイルで走行できた。60歳を超えると1年1年と衰えを自覚する、今年は特に筋肉も反応速度も落ちて正直ボロボロです。

 年金もらって悠々自適なんてウソ。65から何か始めたくても身体がついてこない。60歳は還暦という、身体が動くのは還暦まで、還暦過ぎたら隠居生活するしかない。もちろん80歳でも富士ヒルクライム挑戦している人はいる、体力と健康は個人差が大きい。

 僕は小学生から自転車競技を始め、人生を通し自転車に乗り続けてきた。練習量とスキルは十分ある。でも60歳で全力もがきで60kmが出なくなった。無理にやると後遺症が出る。老化だと思う。気管支を痛め、咳が止まらず今年の正月はひどい目にあった、咳は止まったけど自転車乗るスタミナがなくなり毎日乗れなくなった。今年のビワイチは例年より2時間遅かった。それでも完走はできたけど、いよいよビワイチやめる日が近づいてる気がする。20kmくらいなら毎日走れるけど100km走ると次の日はきつい。

 人間の平均寿命は延びたけど、気にせず自転車で走って行けるのは60歳まで、それ超えると時間もかかるし制限付きになる。もし自転車始めたいなら60歳以下でスタートした方がいいです。60歳超えると走ってるというより「何とか走ってる」と余裕がない。最近は峠でTIMEを見ない。昔は10秒早くなった、30秒遅くなったと一喜一憂してた、今その頃のベストタイムより10分以上遅くて見てもショック受けるだけ。
 一度ケガすれば、たぶんそのまま自転車やめることになる、だから過剰に安全に振って速度落とすし、消極的な走り、でも長く続けたいなら「転ばぬ先の杖しかない」

 結論 自転車は何歳まで乗れる?。100%の走りができるのは60歳まで、そこから先は安全過剰のポタリング走り、60超えると1年1年老化と衰えを実感する。300km走るのも70歳位が限界かなあと感じてます。独断と偏見の参考にならない話でした。

ディープインパクト
作成: 2025/04/25 (金) 21:37:36
最終更新: 2025/04/26 (土) 21:40:42
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tukubamon 2025/04/26 (土) 06:51:50

いや、参考になりましたよ。
私も60過ぎてからいつもの峠がどんどんタイムが出なくなって、60前と後ではだいぶ違うなと思ってました。道場長で60なんだから自分も60で当然落ちますよね。
あとはロングライドですが、200km/日走ったのは6年も前だ。今はできるのかな?
会社を退職してゴルフを再開しました。15年ぶりの再開で、当時のクラブは重くて振れない。第一飛ばない。メタメタでした。
同じクラブで20y以上飛ばなくなっている現実を受け入れ、それでやるしかない。ゴルフの場合は飛ばすだけじゃないので何とか向上できる余地がある。それが救いです。
まぁ、確実に言えるのは老後にとか、定年後にやろうと思っている事は、今やっておかないと出来なくなる。

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ディープインパクト 2025/04/26 (土) 08:37:45 修正

明日死んでも後悔のないようにと毎日1日1日を全力で真剣勝負で生きてきたので長生きしたいとか生きることへの執着はないですけど、死ぬ1日前まで自転車乗ってられたらいいなと思っています。
 60までは若い子ともがきあいなんかも出来て、抜かれたら抜き返して誰も前には走らせないとか、真後ろついて速度少しづつ上げさせ心肺限界まで走らせ、それからぶっちぎって遊んでたけど、今、電動アシストおばちゃんに登りで抜かれても「どうぞお先に」と見送ってる。なんか闘争心がなくなった。僕もようやく人間丸くなった?もうどうでもいいわ、面倒くさ。これ精神的な老化だろうなと思う。

 東海道自転車道ができたら(出来ることはないでしょうけど)もう1回東京大阪ノンストップランやってみたいけど、今の走りだと30時間位かかるかも・・・釜山ソウルは600km超えなのでノンストップランは僕には未知数の距離。集中力が落ちてるので自動車が走る国道を走ればたぶん完走できない(途中で何かにぶつかって終わりそう)

 競輪選手って引退後、自転車やめる人が多くて、僕の師匠も電動アシスト車乗ってるし、それでも乗ってるだけまだまし。自転車嫌いだけど金稼ぐ手段として、しかたないから自転車乗ってた、だから金稼げなくなったらすぐやめる。まあその気持ちは僕もわかる。神経すり減っていくし自転車にいいイメージは残らない。1日も早く自転車から離れたい、だから競輪やめたら自転車全部処分して生活の中から消し去りたい。

 自転車整備を全然やらない選手は引退後、自転車触ることないし、自転車屋の整備したひっどいママチャリ乗ってる。今は昔より選手寿命短くて、そういう傾向強くなってるように思う。自転車って面倒くさいんですよね。手間かかる、だから自転車乗る人減って当然。

 そして年をとると面倒くさいことをやらなくなる。こだわりがなくなる。
 ヘッドの調整を1週間かけて、もう少し軽くとやらなくなる??僕はまだやってるけど・・・
身体が軽く動かないと整備も長時間続けられないし集中力も出ない、だから自転車屋レベルの整備で「もういいわ」・・・ヤバイ!整備まで老化してどうするねん。

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ディープインパクト 2025/04/27 (日) 09:51:27

マリリンさんが示す、新しい自転車の道
去年、マリリンさんと高野山合宿 その時、横浜から輪行されてきたのがVektronというeバイク
https://ternbicycles.jp/ebike/
このeバイクなかなかの優れもので、初めて僕も見せていただき、高野山から奈良まで一緒に走らせて頂きました。高野山はとにかく坂がきつくて一度行けば2度といきたくないと思う修行の場ですが、この高野山を軽々と自由自在に走る。特に高野山には急な下り坂があちこちにあり、ロードでいくと間違いなく天国まで行ってしまう。ブレーキはいくら握っても効かない。その急坂の中でもトップクラスの不動坂を路面ウェット落ち葉散乱の条件で乗って下ってきたというので、何回も不動坂で極楽行きになりかけた経験を持つ僕としては、eバイクいいやん!と思ってしまった。

 マリリンさんは現在75歳、チネリスーパーコルサもお持ちで、自転車道場関東組ではピカイチのペダリング、フォームが美しい。去年100kmほど後ろつかせてもらったけどeバイクでもペダリングが崩れてない。マリリンさんの美しいフォームが維持されている、すごいなあ。アシストがペダリング邪魔してないんだ。

 あの高野山を気軽に登って行こうと思わせるeバイク、体力の衰えをカバーして素晴らしい。
 マリリンさんのスタイルは70歳超えてからの自転車との付き合い方のヒントをくれます。

 ターンは折りたたみ自転車作ってる会社ですが、こういう折りたたみのeバイクも品質高く使えます。
 チネリスーパーコルサを選ぶ人が買うeバイクですから、さすがです。
マリリンさんのフェイスブック Vektron出てます。
https://www.facebook.com/kazuo.kawagishi

 電動アシストじゃなくeバイクですね。僕も高野山、気合い入れずに登ってみたい。