自転車道場

リムの話 / 65

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ディープインパクト 2024/09/10 (火) 09:25:26

 貧脚いわたさん
おそらくだいたいskogenさんの見方で合ってると思いますが、それで十分かどうか、重要なところをカバーしているかどうかはわかりません。経験的に、太いスポークと低いテンションは折れやすいのです。

失敗するのも道楽… でも、パーツがダメになってお金が飛んでいって、なのにホイールは良し悪し以前に完成さえしない、となるとさすがに気力が尽きてしまうと思うので、私なりにちょっとだけ。
「いったん高いテンションをかけはじめたら、ニップルを緩めてはいけない」という有名なルールがあります。
初心者がロードの後輪を組むときに、このルールを守ることは不可能です(前輪なら時間をかければ可能です)。
初心者は、ニップル1個あたり5回は緩めます。
高いテンションでニップルを締めたり緩めたりを何回も繰り返すと、ニップルのネジがかじって、スポークとのあいだの摩擦がどんどん増えていきます。スポークをペンチで掴んだりして力づくで回すにも限界があります。だからニップルを緩めてはいけないのです。でも初心者は、緩めないことにはホイールが完成しない。最後には、ダメになったニップルを全部捨てて、一から組み直す羽目になります。
そんなわけで、ディープさんの流儀には反しますが、ニップルのネジにグリースを塗ることをお勧めします。ネジのかじりの進行が遅くなります。ホイールが正しく組めさえすれば、すぐにトラブルの原因になることはありません。

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