鶏 泰造さん
ワイヤー切るのにペンチを使うのは、工具の目利きができる人以外はやめたほうがいいです。
ペンチの品質はピンキリで、電工系の現場で使うなら銅線が切れれば充分、土木で使うなら番線(軟鉄)が切れれば充分ですが、ワイヤー切るならピアノ線が切れるレベルでないと、きれいに切ることはできません。その点、ワイヤーカッターなら、少なくともワイヤーの切断を前提とした材料が使われていますから、よほどの安物でない限り大丈夫です。
>一度ワイヤーが可動すると引きは軽くなる。
これは、ある程度は仕方ないです。摩擦力には「静摩擦」と「動摩擦」があって、摩擦係数は静摩擦のほうが大きいですから。と書くと難しく聞こえますが、部屋の模様替えなんかで、家具を押して動かそうとしたとき、動き出すまでは大きな力がいるけれど、動き出してしまえばズルズルと押せる、というのと同じだと思ってくれたら、だいたいそんなところです。
ワイヤーの摩擦抵抗が大きいのは、屈曲部と出入り口です。Viperは外回しなので、出入り口部分がスムーズになっているかどうか確認して下さい。アウターを、フレームに沿うように手で押さえてみて、ゴリゴリ感が減るようなら、長さや配索が「究極」に達していないです。
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