これよくあります。自転車やっている人なら1度か2度は経験していると思います。
結論から書くとフレームが悪い場合と部品が悪い場合があります。
部品の場合はねじの締め込み不足や材質の強度不足、フレームとの相性があります。
フレームの場合はセンターが出ていない時、材質の強度不足、原因不明の場合もあります。
経験した人なら誰でも知っていると思いますが、振れ出すと止める方法がありません。
そしてこの現象は100%何度でも起こります。
もうこわくてダウンヒルを下れなくなります。
僕の経験ではタイヤをグリップのいいものに交換するのが防止に一番効果がありました。
逆に雨振りに下ったり、路面が凍っていたり、タイヤのグリップが減るような条件では、かなりの確率で発生します。
本当にこわい現象なので発生したら、すぐに停止するしかありません。停止しなければ、全く自転車のコントロールを失い、ブレーキもかけることが不可能になります。
対策は原因となっているフレーム、もしくは部品を捨てて他のものを使うしかありません。
整備でどうこうできる範囲は非常に限られていて99%どうにもなりません。僕もいろいろやってみましたが、結局捨てるしかなかったです。
通常は全く振りがでないフレームでも、サイドバックをつけ重い荷物を入れて走ると、全く押さえつけられないくらい振れてしまうことがあります。キャンピング車というのは荷物の積み方が非常に重要で、荷物の積み方を見れば、その人がどのくらい自転車で旅をしているかがわかります。重い荷物の上下を変えるだけで安定したり、どうにもならなくなったりします。そして共振がキャリアをポキッと折ったりします。僕は実際に折ったことがあります。この時、日東のクロモリパイプキャリアしかないと思いました。
キャリアで重要なことは頑丈なこと。絶対壊れないこと。それが旅の鉄則です。
キャリアが弱いと共振の原因になります。ミノウラ N-800は強いのでお薦めします。
ホイールバランスで起こる振りは、この破壊型振りとは少し異なります。
この原因は_toshiさんのいう通り、フレームその他部品の剛性不足およびセンターの狂い、ねじのゆるみ、材質、相性です。僕の経験では治すのは、ものすごく難しく、危険なので、その自転車はあきらめた方がいいです。いつの日か大けがします。
どうしても使いたいなら、グリップの強力ないいタイヤをつけて、路面抵抗が減る天候の時は絶対、山にいかないことです。100%共振は再現するので幸運が続いているうちに見切ることが後悔しないと思います。どんなにスキルを上げても共振に勝てることはないので共振を起こさない自転車に乗りましょう。