skogenさん
ちょっと理屈を。
パニアバッグにすることで
・荷物そのものが揺れない(荷台は揺れている)
・振り子の腕の長さが短くなる
・重心が下がり、安定性が増す
という効果があります。
似た例で分かりやすいのは天秤棒ですね。天秤棒そのものはゆらゆらと揺れていますが、荷物が揺れないのでかなりの重量を運ぶことができます。
同じようにキャリアの軽い荷台そのものは揺れているはずですが、荷物が揺れている訳では無いのでハンドルの揺れとして戻ってきません。(軽いマッドガードが揺れても感じにくいのと同じ)
パニアバッグを付けたキャリアは二重振り子になり解析が難しいですが、単純化すると固有振動数は高い方と低い方に分かれます。高い方は自転車では揺れとして起きにくい。低い方で振動が起こると困ったことになります。しかし、揺れの振動数はゆっくりとした蛇行に近いところに落ちるはずなので、問題になりにくいんでしょうね。
荷台が揺れるという問題を本質と考えて解決するには、キャリアの補強しか無いので、カゴを使うには補強するか、支柱の長さを変えて固有振動数を変えるか、出前機みたいなサスペンション機構を入れるという方法になります。
以上、理屈でした。
天秤棒は日本では見なくなりましたね。東南アジアに行くとまだ見ることができます。中国だと重慶の棒棒かな。棒棒鶏と関係あるのかな。担担麺は天秤棒から来てるようですが。
私はキャリアそのものの改良をもう少し粘ってみます。
(鉄のキャリアにすれば解決するんでしょうが。。。)
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