自転車道場

下り坂でのハンドルの共振 / 14

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ディープインパクト 2024/08/29 (木) 09:00:39

 六丁峠さん
六丁峠(の鬼)です。当鬼もブルブル現象になって転倒しそうになったことが何度かありますが、いかんせん高速領域で発生するので非常にこわいです。こけたときの被害が大きく、下手すればあの世行き(こちらの世界ですが)です。当鬼の経験から対応策をご紹介しますので参考になれば幸いです。

・いつ発生するかわかりません。ただし、いきなりブルブル即転倒というわけではありません。
・発生するときはペダルを止めて後輪荷重で姿勢を低くして下ハン持った状態でもなります。
 最初にちょっとした道路の継ぎ目をきっかけにフロントが小さく揺れます。
 次の瞬間にいきなりハンドルがブルブル揺れだし、あっという間にフロントブレーキがかけられない程大きくなります。無理にフロントをかけると瞬間転倒しそうです。

・仕方がないのでリヤで止めにいきますが、そんなに急に減速できないのでブルブル状態との闘いで揺れるハンドルを全力で固定しますが止まるまで収まりません。結果、運が良ければ停止、悪ければ転倒です。

・この現象は同じ条件、スピードで何度でも起きます。すごく怖く、今でもこの速度領域までは持っていけず下りが遅くなり、レースなどでは致命傷となります。

・対策としてはまず、この条件、スピードを出さない。ですが機材によって異なりますのでなってみないとわからないという恐怖があります。
・どうしても逝かなければならないときはペダルを止めずにギヤを一番重くして回転させるとペダルのジャイロ効果で発生しませんが、53×12で120RPMで70km/hまでは耐えられますが100km/hだと150RPMでこれはちょっと不可能です。

・現実的な方法としてフロントを軽くあてぎきさせて、継ぎ目などのブルブルのきっかけとなりそうなときはブレーキをかけるのが一番です。ただし、カーボンリムですと発熱が心配ですがフロントなのでまだマシかと。リヤでは効果ありません。
ただし、これでもなるときはなりますのでご注意を。

・いずれにせよブルブルはなるときはなります。きっかけを予知するのとあてぎきの両方で対応するしかありませんでした。こわいのはツーリングで仲間とおなじ速度で下っているとき発生するときですが危ないとと思ったら迷わずブレーキングすることです。
以上ご参考になれば幸いです。

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