自転車道場

安物買いのいい部品たち / 204

370 コメント
views
4 フォロー
204
ディープインパクト 2024/08/27 (火) 21:18:18 >> 181

一番注意することはバルブを折らないように入れること。
画像1画像2
写真1のようにバルブに直角にポンプを入れます。この直角のまま固定して動かないように空気を入れます。左手親指でタイヤを押さえ他の指でポンプが直角から動かないように固定します。親指は空気を入れながら空気圧を確認しています。左手の役割は空気圧管理とポンプの固定です。

右手は写真2のように持ち指で押すのではなく手のひらで押します。握力は必要ありません。押すときは脇を締め、肘も直角固定で振り子の運動のように動かします。卓球のラケット振るような感じ。

空気入れのこつは最後の10cmを速く思いっきり押しきること。最後の瞬間が大事。他は気を抜いてやっていても差が出ません。空気を入れれない人は、この最後の瞬間を押し切らずに逆に力を抜いています。最後の一番空気圧がかかったところで空気を押し込まないと空気は入りません。

空気入れの性能よりも空気入れのスキルの方が、空気が入るかどうかを左右します。
だいぶ前に書いたことですけど旅先で大学のサイクリング部が空気が全然入らない、ポンプが悪いと10人位の部員が全員やって困ってたことがありました。女子部員がポンプが悪いから仕方ないなあと見守ってましたけど、そこで僕がそのポンプを借りて、パンパンに入れてあげました。空気ポンプの性能はイマイチでしたけどスキルがあれば入れることは可能です。そこにいた部員全員がびっくりしてましたけど、空気入れは自転車整備の最難関整備なので気合い入れて修行しましょう。

こういう固定直角入れポンプは少し角度を動かすとバルブを折るので気をつけてください。

なれればフロア型ポンプより直角型の方が速く簡単に入ります。
しかし初心者はフロア型使った方がいいです。
昔は空気をこうやって親指で圧力みながら入れてたので圧力計などは必要ありませんでした。僕は今でも指で見ていますけど・・

昔のポンプはぐっと押さえないと空気が漏れたので、左手の固定はかなり職人技でした。
僕は今のレバー付きのものより、昔のレバー無しシリカ&カンパアダプタポンプの方が楽に速く入ります。こういうレバーってなんか邪魔くさいです。

あと61Sは120psiしか入らないのと、作りが性能低いので、このタイプはトピークのスピードマスターをお薦めします。160PSIのものを買った方が楽です。
http://topeak.jp/pump/ppm03400.html

通報 ...