クオリア44さん
先日、フラットバーロードのFiji アブソリュート ミキストのハンドルをイーストンのカーボンからコントロールテックのカーボンのライザーバーに交換したら、テーパー形状の違いから、レバー類をずっと中央寄りに取り付け出来る様になったので、左右幅を3cm切り詰めてみました。
で、そうしたら、親指をハンドルの上に出して保持出来る魔法のアタッチメント、トグス、の取り付け内寸法が340mmになって、ドロップハンドルのブラケット部の内寸法と完全に同じになったら、感覚的にブラケットポジションの75%くらい同じ感覚で走れるようになりました。
たった3cm、というか3cmも グリップ位置が違うと、感覚的に大差があり、このアタッチメントは作りと質感の割に非常に高額で、興味はあっても購入に踏み切る人は少数ですが、これだけドロップハンドルの感覚を再現出来れば、むしろ非常に安いと思えます。
ずっと以前から使用しているトグスですが、新たな発見とも言えます。
私の場合は、エルゴングリップとも組み合わせていて、このエルゴングリップはバーエンドバーがグリップと完全に一体のなめらかな形状である事で、バーエンドバーを小指という薬指で挟んで握ったり、グリップ位置のバリエーションが通常のフラットバーよりもずっと多くて、疲労を軽減できます。
この様にロードバイク感覚で走れる理由の一つには、サドルからの落差をロードバイク並みに確保してある事もある筈なのですが、こんなポジションセッティングでトグスを使用している人は稀だと思うので、このアタッチメントの可能性を知らない人が殆どだと思います。
このコントロールテックのライザーバーは、バックスウィープ角がイーストンよりも大きめだった事も、ドロップハンドル感覚の再現に有効だったとも思ってます。
ちなみに、アタッチメント台座の丸パイプにしてるのがイーストンのカーボンハンドルの切り詰めた切り端ですが、本来のMTB用ハンドルとしては、イーストンの方が、パイプ内部がなめらかで精度も剛性も高くて、コントロールテックよりも ずっと出来が良い製品です。個別の管理番号の極小のステッカーが塗り込めてあるのは伊達じゃない感じ。
製品として出来が甘いコントロールテックのカーボンハンドルを後から買い足したのは、単に私がイーストンのカーボンハンドルを装着してたのを忘れていてのが理由です。
が、偶然にして、レバーが中央寄りに取り付け出来て、結果的にラッキーだっただけです。
25.4 mm のクランプ径のハンドルの方が、容易にハンドル幅を切り詰められるとは思いますが、オーバーサイズのカーボンハンドルの方が、確実に疲労が少ないと思います。
カーボンハンドルは、通常は高額ですが、海外通販のモデルイヤー切り替えの大幅値引きセールの時期ならば、嘘みたいに安く買えます。
トグスとエルゴンで1万円を超えるので、カーボンハンドルなんて凄く安く感じます。
ヘラーマンさん
クオリア44さん、トグスの紹介ありがとうございます。
ですが、何度か読み返してもこの商品が良いのか、微妙なのか、使い方を工夫したら使えたのかがイマイチよくわかりませんでした。私の理解力がないのかもですが「微妙な商品だけど工夫次第で使える」って感じに受け取れましたが合ってます?
>感覚的にブラケットポジションの75%くらい同じ感覚で走れるようになりました。
は親指をトグスにかけてハンドル握るとロードのブラケットポジション感覚で使えるということですかね?それか手首を縦にする特別な握り方があるのかな?
できれば標準価格(3000円ぐらい?)がいくらぐらいかと安く買えるとこの紹介と、バーエンドバーと比べての対費用効果やどういう角度でつけると一番使いやすいかなどを書いてくれるともう少し皆さんの参考になると思います。
私自身はフラットバーでは長距離を走らないので(あくまでも買い物用)、アップライトポジションでエンドバーどころかエルゴすらつけてないんですが、基本的にハンドルには体重をかけないので、ストレートグリップでも親指を上に出したりバーエンドをブラケットポジションみたいに縦に持って走っていますが20kmぐらいであれば何も不満なく乗れてます。
クオリア44さん
私のトグスは、カーボン製オープンクランプ、という上級タイプで、4400円もしますが、現在ではノーマルタイプはモデルチェンジして、クランプ部が軟質素材に変更された様ですね。
で、コレは本当にアメリカで製造されてるパーツで、こういうのは絶対に定価販売が崩れません。Paul の高級ピストパーツとかと同じ。定価で買うか諦めるのどちらかしかない。
そして、このアタッチメントは、別にフラットバーでロードバイクのポジションを再現する為のものじゃなく、グリップ方法のバリエーションを増やして疲労の分散を図る、という趣旨の製品ですが、エルゴンと組み合わせて、ドロップハンドルのブラケットポジションとほぼ同じ位置でグリップできる様にセットすると、ライザーバーを斜めにホールドして、ブレーキレバーに指を2本か3本かける事で、ドロップハンドルみたい肘を絞って縦にハンドルを保持出来て、しかも、この様なホールドで、フルブレーキングからコーナリング、加速までこなせるし、荒れた路面でハンドルが暴れるのを抑える事も出来て、ドロップハンドルのブラケットポジションみたいに全部コレで走行できちゃうので、ロードバイクのポジションを再現出来るという意味で、感覚的に75%くらい同じ、と表現したのです。
トグスの本来の使い方じゃないけど、ロードバイクと同じポジション、気分で走りたい時に、その様に出来る。新しい可能性がある。というわけです。
このようなアタッチメントが無いと、親指をハンドルの上に置いてのブレーキングは不可能だし、荒れた路面は怖くて走れないので、べつにロードバイクのポジションを目指さなくても、使用価値は高いけど、ロードバイク気分で走れるなら、それはそれで楽しい、ということです。
このトグスポジションのまま、60km程度なら快適に走れることは確認出来てます。多分、100km超えても大丈夫でしょう。
唯一無二のアタッチメントなので、高額だけど、その価値はあります。
多分、ニッチな製品なので、特許が切れても同様の商品は出てこない気がしてます。
ヘラーマンさん
ハンドレストみたいな感じ?
クオリア44さん、写真入りでの詳しい解説ありがとうございます。
>多分、ニッチな製品なので、特許が切れても同様の商品は出てこない気がしてます。
確かにハマる人には必須なのかもしれませんが、なくても困らない人の方が多い気がしますね。1000~2000円ぐらいなら誰でも試せそうですが、コピー商品すら出回ってないのがマイナーさを物語っていますねぇ。
ランドナーバーでギドネットレバー使用時に使うハンドレストが代用できそうに思いましたが、これも3000円近くするしハンドル経もちがうので自作するよりは買うほうが安そうですね。
Austerlitzさん
バーテープ、グリップ情報、とても参考にさせていただいています。
個人的にはバーテープの好みはFizikのクラシック2mmです。アマゾン格安バーテープは、ロードでは握りが甘すぎて使いたくないです。
最近はハンドルセンターから巻き始めて、下ハンドル部分も意図的に逆巻きにしています。こちらの方が力が逃げない気がするので。
>ハンドル周りのアイテムの情報交換
とのこと、どちらかと言えば道楽寄りアイテムかもしれませんが、個人的なお気に入りアイテムの紹介を。
・NITTO バーエンドキャップ
http://amzn.asia/gqVvhq7
・NITTO ボルトキャップ(トップキャップのねじ径によってM6かM8に変わります。リンク先はM8です)。
http://amzn.asia/7xY1P1d
このエンドキャップを装着するとハンドル先端に微妙に重みが加わるので、ハンドルの挙動が安定&軽くなるような気がする…のはプラセボかもしれません(汗)。
いちばんの使用理由はバーテープ付属のエンドキャップは質感いまいちなことが多くてあまり使いたくないこと。
固定力も(当然ですが)抜群なので、フレーム組んだ直後の試走などでバーテープ巻かずに走るときなどにも重宝します。エンドキャップなしで走るなんて考えられない。
ボルトキャップは完全な見た目優先の道楽です(笑)。
シルバーでヘッド周りがまとめられているのなら、個人的にはボルトキャップはこれ一択です。
16fumiさん
ボントレガーなので入手しにくいかな
ボルトキャップ良さそうですね。
汗でよくボルトを錆びさせてしまうので、使えそうです。
バーエンドキャップの振動吸収で思い出したのですが、これ使った事ある人いますかね?
バズキル
https://www.cycle-yoshida.com/pc/syousai.php?SYOCODE=00220118
マシューズハーモニックダンパー技術を使ってるそうで、どういう原理なのかわかりませんが
ヘラーマンさん
バズキル一時期話題になってましたけどすでに販売終了してますね。
現在買えるショップはほとんどありません。在庫持ってる通販ショップはサイクルヨシダくらいかな。もし試してみたければ早めに買っておいたほうがいいですよ。
今となってはアルミフレーム時代の産物かなと思いますが、高周波の振動はさっと収まるので微振動にはそれなりの効果はあったとは思います。乗り心地そのものをかえるほどではないようですが、振動が減ることでハンドルが安定するという人もいました。
でも現在これだけ振動の収まりが速く乗り心地の良いカーボンフレームやカーボンハンドルまで増えた今、つけなくても十分じゃないかと言うのが世の中の流れなんだと思います。
リッツさん紹介のNITTO バーエンドキャップも付け方次第では若干似た効果あるかもしれませんね。バズキルはバーテープを一緒に巻き込んでしまうと効果ないのも、バーテープの巻き方にこだわりのある方には向かないところですね。
16fumiさん
ヘラーマンさん、ありがとうございます。
バズキル 何となくキワモノだと思ってましたが、ちゃんと効果のあるアイテムでしたか
自分のバイクがフレームとハンドルがアルミで、長距離乗ったとき、少し手がシビれるので、どうかなと思いました。
ただ、そこまで酷い症状でも無いので、バーテープの種類や巻き具合を調整すれば解決しそうなんですけど
自分が好きなのは、薄手のテープでハンドルも太くならないのが理想でなかなか難しいです。
バーテープを巻いた回数は、やっと5回に到達
まだまだ道場レベルには程遠いですが
最初の頃の出来を思えばだいぶマシになったかなぁ
ヘラーマンさん
ShockStopサスペンションステム
バズキルはあくまでも3000円なので、効果ゼロではないけどちゃんと効果のあるアイテムかと言われれば微妙な気はします。多分16fumiさんのシビレだとバズキルでは解消しきれない気がします。
対費用効果を考えると
1・空気圧調整
2・チューブ交換
3・ゲル入りグローブ
4・ハンドル(カーボン)交換
5・フレーム交換
こんな感じかと思います。タイヤはお気に入りあると思うので省きました。
現状空気圧どれくらい入れてるかわかりませんが、余裕がある場合はフロントの空気圧をギリギリまで落とすとかなり改善されると思います。タイヤも現状23cなら25cにするとさらに空気圧を下げれます。バーテープは現状薄いなら効果あるかもしれませんが、手を置く時間が長いのはブラケットなので、そこも考える必要があります。結局の所、根本の原因を改善しないとあまり意味がないので、お金かからない空気圧から試してみてほしいです。
あと、2の乗り心地のいい軽量チューブやラテックスへの交換は金額は比較的安いけどパンクリスクがあるので、誰にでもお勧めはできません。
最後にオールアルミ仕様でやることやり尽くして本気で悩んでいるならこんなのもあります。値段は高いですがスペシャライズドルーベのフューチャーショックに近い感じかと思います。フューチャーショックには乗ったことありますが、吸収性はすごく良いのにコーナリングやダンシングしてもそんなに違和感なく乗れます。値段考えるとカーボンハンドル買いたくなりますが、ミニベロとか突き上げきつい自転車だとなかなかおもしろいアイテムだと思います。
レッドシフト ShockStop サスペンション ステム 19,950円
http://www.worldcycle.co.jp/item/nob-k-shockstop.html
16fumiさん
ヘラーマンさん、診断ありがとうございます。
自分的には振動を口実に 5のフレーム新調 をしたい所ですが笑
いくつか上げてもらって怪しいのは1かな?と
タイヤは2.3世代前のコルサ23cをr-airで使ってます。ホイールはレーシング3です。
バーテープは以前はアクリルのバーテープを使ってましたが素手だと滑るので、フィジークのタッキーに変えました。
体重62kgで、フロントの空気圧は7.1です。少し高いですかね?
思えばこの空気圧、ホイールを新しくする前の数値だったので再度調整してみたいと思います。
タイヤもそろそろ寿命なのでストックしてあるルビノプロ3に戻してからやってみます。
軽量チューブは突き刺し以外のパンクが多くて厄介ですね。気持ち良くパンクしてくれれば諦めもつくのですが…
アルミに乗っていると、いつまでもカーボンへの邪念というか怨念が付きまとって困ります笑
一度、友人のシナプスに乗らせてもらったのですが
正直なところ驚く様な感動は無かったです。
落差があまり出てなかったせいなのか、Qファクターが違ったからなのか分かりませんが
たしかに乗り心地はかなり良かったんですけど、力が逃げてる様な感覚もあって馴染みませんでした。
交換し終わって乗った自分のバイクの振動が、やたら凄かった印象だけは強く残ってるんですけど笑
ステム拝見しました。こんな物もあるんですね!?
しかも購入履歴を見ると結構売れてる
二万円ですか…
一昔前の自分ならママチャリが買えるやん!!と一蹴してたところですが、今なら何となくその価値が分かってしまいます
ヘラーマンさん
>体重62kgで、フロントの空気圧は7.1です。少し高いですかね?
これ単位はBARか気圧ですよね?だとしたら100psi以上入っているので入れ過ぎです。世間一般ではロードは7気圧が標準みたいに言われていますが、これはプロが入れてる空気圧(7~7.5気圧)です。こんなに入れるとタイヤ伸びて太くなってしまうので、一般レベルだとそこまで入れなくても大丈夫です。
コルサ(ルビノプロでも)なら4~5BARも入れれば十分乗れますので、心配ならとりあえず6BARから0.5BARずつ下げてみて、腰砕けに感じるところで空気足したり微調整してみてください。シビレは多分これで解消されると思います。
R'Airは乗り心地良くて軽いんですがゴムの厚みも均一じゃないので、どうしても当たり外れが出てきますよね。外れ引くと擦れとか経年劣化で弱いところから穴があいてきます。ラテックスも耐久性を考えると常用するには高すぎるので、最近は別の軽量チューブを模索中です。
16fumiさんが7気圧入れたアルミバイクでそれほど振動を感じていないなら、かなり剛性が高いフレームじゃなければ「力が逃げてる様な感覚」になるかもしれませんね。良いフレームなら剛性も必要な箇所は十分にあるんですけど、アルミにそれだけ乗れているならもう少し歳取ってからでもいいかもしれませんね。
Austerlitzさん
16fumiさん
ボルトキャップ、参考になったようでうれしいです。
もしも使用される場合ですが、つけていれば錆が完全に防げるかというとそうではなく、やはり汗や水などはどうしても浸入してきます。なので、時折は外して錆などないか確認してください。あるいは装着部分にグリスを塗布するなり、ご自身の楽なように運用なさってみてください。
* 余談になりますが、僕はContinental Grand Prix 4000S(23C)×R’AIRで、フロント5BAR、リア6BARで運用しています(体重おそらく65kgくらい)。もう少し空気圧を落としても乗れるのはわかっているのですが、リア5.5BARになると腰砕け感があるので6BAR入れています。
ただし気温が高い今の時期なら、前後とも0.5~1BAR落として使っています(冬場やヒルクライムする場合は逆にもう少し上げます)。
何度も洗濯して使ってきたバーテープもよれよれになったので新品交換
今日は気合い充実してバーテープ巻き日和。僕が使ってるのは
Bazookaバーテープ ホワイトB¥806
https://www.amazon.co.jp/dp/B004N852L2
耐久性あります。新品時は金粉の模様が見えますが古くなると模様が消えホワイト一色になる。せっけんで洗濯すると真っ白に戻るので汚れた時はせっけん洗いで復活。
さすがに5年使うと端が破れたりします。裏に両面テープ付き。
ロードバイクは骨折完治するまで乗ると足痛くなるので来年まで乗れませんけど、少しづつ準備。速く乗りたい!ついでにクロスもSTIを黒からシルバーに交換、バーテープは位置が決まったら新品交換する予定。しばらくはお古で位置を試行錯誤。
クロスのハンドルも位置が決まったのでバーテープ巻き。今回ロードと同じ白テープ。
バーテープ巻きは「滝に打たれて精神集中」みたいな感覚。心洗われる。心機一転!