自転車道場

ママチャリの整備 / 148

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ディープインパクト 2024/07/24 (水) 20:44:43

 クオリア44さん  

画像は、私の最近組んだ車体です。
日本には正規輸入されなかったFuji アブソリュート ミキスト1.0をベースに、フレームとフロントディレイラーを残してパーツを総交換。
コンポは、デュラエースグレードのフラットバー用シフターに最後のトリプルのアルテグラ、TRPのシクロクロス用の削り出しミニVブレーキをAvidの無段階可変レシオのレバーで引く。ホイールは前がマビックキシリウム エリート、後ろがコスミックカーボンSLR。タイヤはヴェロフレックスの23cのオープンチューブラー構造のコルサ。
シートポストは3Tのトップグレードの超軽量カーボンでサドルも軽いタイオガ スパイダー、ステムはチネリのピスト用30度130mmで充分なハンドル落差を確保。超軽量のアルミハンドルを切り詰めて、エルゴンのグリップとトグスのハンドルアタッチメントで親指をハンドルの上で保持するロードバイクに近いポジションを実現。
ボトルケージ穴がフレームに無いので、プロファイルデザインのリヤマウントボトルケージ台座で装着。
前後の泥除けは、ダボ穴で固定するタイプの汎用品。カゴは、アクセサリー台座を2連装してダミーハンドルを支持して、そこにOGKのクロスバイク用のカゴの上部マウントを固定して、本来はVブレーキ台座から出る下部のブラケットを廃止して、ママチャリ用のステンレスのカゴ足で固定。

こうして、超軽量で完全にロードバイクと同等の速度が出せるママチャリが完成した。

が、やっぱりコレはママチャリとは言えないと思う。700cのタイヤを使ってる時点で、ママチャリじゃあない。
まあ、ママチャリに700cを履かせる改造は楽しいだろうけど、邪道だし、安物ママチャリに定番の構造のフレームに点付け溶接されたシートクランプにシートステーを繋ぐ危ういカタチが私は大嫌いで、コレこそがキャリパーブレーキの装着を難しくしてる。BRIDGESTONEのママチャリはキチンとシートステーがシートチューブに直接溶接されて、シートクランプは別構造なので評価してるけど。

ところで、私がこの車体を組んだ理由は、車両規則の運用が甘い、あるママチャリレースにコレで参加して快走して楽しむ為に既に完成形の大改造フラットバーロードにママチャリ偽装を施した為だが、流石にやり過ぎで、賞典外扱いになった。想定内ではあったけど。
画像1

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