鶏 泰造さん
10速の資産を生かそうと魔改造を開始したのですが、興味本位でR7000のシフターとRD-R7000の組み合わせの車体に10速スプロケの付いたホイールを入れてみたら、ケーブルアジャストボルトを少し緩めただけで、けっこうまともにシンクロしました。トップ側2枚のダウンシフトが少し敏感になりますが、あとはギヤ鳴りもしないし、最初から「こういう仕様です」と言われても、納得してしまうくらい(^_^;)。
ちなみにチェーンも11速のままで試しました。10速と11速では、スプロケの厚みもチェーンの内幅も同じなので、問題なく使えるようです。てゆか11速チェーンのほうが、音が静かだし変速も滑らかなような気も。
逆に11速スプロケの付いたホイールを5600コンポのフレームに入れてみたら、調整だけではどうにもならないレベルでした。
よもやそんな使いかたをするかたはいないと思いますが、まあトリビア情報ってことで。
(ケーブルのアジャストだけで試せるので、興味のある方は、やってみて下さい)
で、肝心の魔改造ですが、ST-4700+RD-R7000の10速運用です。公式には互換性は謳われていませんけど、この世代からRDの引きしろは10速も11速も共通になったということで、試してみたら、まったく問題なくシンクロしました。ST-4700の品質も操作感も、ST-R7000とほとんど変わらないです。価格を見たら、むしろST-4700のほうが微妙に高いくらい(タキザワのカタログで25,901円 vs 25,795円)なので、内部部品の精度や材質は同等なんじゃないかと思います(と気付いたので試す気になった)。
あ、11速コンポで10速スプロケを試すときには、くれぐれも11速までシフトしないようにして下さいね。
試しにやってみたら、ガチャガチャ言うもののチェーン落ちには至りませんでしたが、調整の仕方や個体によっては、チェーンがスポーク側に落っこちて面倒なことになりますから。