ヘラーマンさん
キャリパーの抑え方
引きしろ(ワイヤー)調整方法
微調整ネジ
ぼららすさん、それでは調整しましょう
スペシャライズドのDOLCE SPORT EQですね。
これはリヤブレーキのワイヤーがフルアウターで内蔵なので、軽くするためには整備の難易度高いです。それとハンドルの真上からの写真がないので想像ですが、多分ハンドルに這わせているところからすでにかなり引きが重くなっていると思います。このハンドルサイズだと何も考えずに普通に這わすと大抵そうなります。
そこから改善するのは難易度高いので、とりあえず引き代を大きく取れるように改善しましょう。
最初に1つ目の画像のように指で両側から押さえた状態で
2つめ画像の①~④の手順で、ワイヤーを止めているネジを六角レンチで少し緩めて、ワイヤーの位置をずらしてください。完全に緩めるとネジが外れてしまうので、少しづつゆるめましょう。
緩めるとキャリパーが開放方向にバネの力で動くので、シューとリムのスキ間が開いた状態(4mmとか)でワイヤーを仮締めしてください。とりあえずは軽くでいいです。
この状態でSTIのブレーキレバーを引いてみて、ひきしろを確認して下さい。
道場長か私の画像程度になっていればだいたいOKです。
この状態で①のネジを本締めしてください。馬鹿力はいりません、ワイヤーがずれなければOKです。
本締め後、STIのレバーを引いてもう一度確認してください。本締め後でも3枚目の微調整ネジでクリアランスを微調整できます。
出来上がったら、下ハンドルから馬鹿力でブレーキを引いてワイヤーがズレないかを確認して下さい。ずれたら最初からやり直しです。ずれなければOK!
最終的には好みがあるので、微調整は走行しつつ良い所に決めてください。
注意)リムとのスキ間は、あくまでもSTIのレバーの可動範囲を決めるものなので、必ずしも5mmとか4mmになるわけではありません。レバーの効き始めと最大の力で握った時に、ハンドルとレバーが当たらない位置にしてください。
あと6800と9000は、バネのテンション調整ネジがあり少しですが調整できます。5800は省略されていたと思います。
2015/1/21 15:42 [191-15448]