自転車道場

タイヤ&チューブスレッド / 436

466 コメント
views
5 フォロー
436
ディープインパクト 2024/09/10 (火) 23:02:15

 うーむ。。。さん
>道場にいる先輩方でもママチャリのローラーブレーキ?
>なにそれ、知らんねぇ、って意見が割と多かったのは驚きでしたが、
趣味ですからね、、私の場合はママチャリは所有したことなく、レンタサイクルを何回か使ったことある位なので。

>実験目的で、色々やるのは面白そうですが、ブレーキなのでほどほどにしたほうがいいですね。
真面目に検証するには結構大変です。安全を考えるには単にグリスを詰め替えて試すだけではなく、障害系の試験も必要で、公正妥当な範囲でそれぞれの方策を考慮しなければなりません。そして製品はそれに応じて設計し、部品を選定します。

障害を考え方を簡単に紹介すると、例えば自動車のブレーキの場合、オイルが漏れ効かなくなったときに備えて2~4系統になっていて、サイドブレーキは別系統が多いです。(例えば油圧は右前輪と左後輪、左前輪と右後輪を組みにして2系統、サイドブレーキはケーブル式など)
電気製品の電源の障害では、なにかパーツが壊れたときには切れる場合、短絡するどちらかの場合が多いですが、短絡は避けて切断する部品を使用し設計する(さらにヒューズも追加)
ソフトウェアでも例えばセキュリティが厳しいシステムで通信を制限するには、怪しい通信を遮断する(ブラックリスト)ではなく、通信してもいい相手だけを指定する(ホワイトリスト)など。

ローラーブレーキの場合は分かりませんが、長い下り坂をブレーキを掛けておりた場合、グリスが変質した場合、長期使用した場合、ケーブルが錆びてスムーズに動かない場合、パーツが摩耗や変形で正しく接触しない場合、上手く動かなかった場合などがぱっと思いつきます。それらが問題起きないように、問題が起きてもすぐ危険を及ぼさないように設計します。

BBやハブベアリングなどのグリスであれば問題があってもそんなに深刻な(命の危険を及ぼす)事態は考えづらいですが、ブレーキだと容易に想像できるので、私なら家族用は純正、自分用は試してみるかもといった次第です。まぁ自転車のブレーキの場合には前輪ブレーキが主ブレーキで後輪は副の関係になりますけど。

>滑らせるために使うんじゃなくて?って。
厳密に言うと、制動するところで滑らせるために使っているようですね。
効き過ぎるブレーキを和らげる形で。

>鉄道のブレーキの話は特に面白そう。
鉄道でも油を使っているんですよね。急カーブでキーキーうるさいところがありますが、あれはレールと車輪の出っ張ったところ(フリンジ)が擦れる音です。うるさいだけでなく、接触するとせり上がって脱線の原因となります。(20年くらい前に多数の死傷者を出した日比谷線脱線事故がこのパターン)
その防止に、定期的にレールに油を塗り、車輪との摩擦を減らします。踏面ではなく側面ですが、少しは踏面側にも回りそうだし、車輪にもつく。感覚的にはブレーキが効かなくならないかなと思ったんですが、実際に使われていることから分かるようにそうでも無く、問題なくコントロール出来る範囲のようですね。

通報 ...