うーむ。。。さん
>真っ黒でギトギトのチェーンは土・砂・泥で金属を削りギアもチェーンも寿命が縮みます。
いやこれほんと、スペインを800km走った時、整備の手間を減らすためウェットのオイルを差し、乾燥した土埃の酷い大地を走ったら、土埃がオイルにくっついてギトギト。その結果、丈夫な9速Duraチェーンが800km走っただけで規定の3倍以上伸びました。(正確にはチェーン清掃をサボった後半の400km程度での摩耗がほとんどだと思う)
そうするとざっくり100kmちょいで新品9速Duraチェーンが寿命を迎えたことになります。
砥石で油研ぎをした感じですかね。ここまで効率的に研げた(笑)のは、油に混ざる土埃の地質にもよるのでしょうが。それを以前紹介したときに、ディープさんにはその油抜きの技も教えて頂きましたっけ。以後そのようなところは走ってないので試していませんが、次回は試そうと思います。
で、ローラーブレーキなんて持っていないのでなにこれ?と思って調べてみましたが、(なので以下の情報の信頼度は低いです)シューとしての摩擦材が存在せず、グリスが潤滑だけで無く摩擦材としての役割も兼ねているそうです。そうすると、制動力の調整はグリスの性質にも影響を受けるし、走るとグリスが消耗するし、グリスが消耗するとブレーキが鳴るようになるのでしょうね。で、そのまま走り続けると摩耗を想定していない部分も摩耗して修理不能になるっぽい。まぁママチャリなのでそんなにスピードは出さないでしょうが、ブレーキが効かない奴はたくさんありますよね。
このブレーキの摩擦材にもなるグリス、ということから通常のグリスと要求される仕様が異なる可能性があるので、正体を正確に理解しない限りは純正を使う方が無難でしょう。今の私がいまこの板にある情報だけで家族が乗る自転車のブレーキのグリスを選択しろと言われたら、純正一択です。
自分用ならいろいろ試しますけど。
純正部品は必ずしも最高や最適、あるいはコスパが良いとは限りませんが、設計時点での考慮点を全て網羅した製品になっています。
エンジンオイルの話も出てきましたが、メーカー純正オイルは製造自体は自社ではなく世界中の各社と共同して設計して、あるいは使用を厳密に定めて、他社が作ったものを仕入れて自社のブランドで販売しています。一部高性能車だと車種ごとの専用オイルもありますね。
ホンダやトヨタの純正オイルも、多くの缶には日石や出光やカストロールなどの製造メーカーが記載されていると思います。
レース用とかだとわざわざOEM製品として専用の缶を作って使うなんてことはしないのではないかと。
あとプロのレースだとスポンサーとかチーム編成とかのビジネス上の都合で特定ブランドの製品を使うように指定されている場合もあるので、そのケースかも知れません。そのあたり自転車も同じですね。