venomoさん
ルビノプロ4 ルビノプロ4側面
ルビノプロ4 G2.0 23c 短期レビュー
8ヶ月ほど前にお試ししていたルビノプロ4は装着して1ヶ月で全周に渡ってひび割れが生じ始めました。一部は表層の剥がれもあり。
小石も詰まるので爪楊枝で取り除いたりしていたのですが、あまりに面倒になったので寿命まで見届けずに廃棄しました。
ルビノプロ3との比較だと、センター部分の5mm幅のコンパウンドが硬めのものに強化されつつ、サイドはしなやかめの材料になっている印象。乗り心地はコシがあり軽量な割に潰れた感じがしないでしっかりしてました。特に可もなく不可もなし。
ただこの異素材重ね合わせの結果、異なる伸び特性のゴムの継ぎ目がやたらとひび割れやすいです!
ちなみにザフィーロプロ4もルビノプロ4と同じくG2.0世代なのですが、ほぼ同じ箇所で全周縦ひび割れが生じます。まあ、設計思想が同じ(センターは硬め、サイドは柔らかめ)だから継ぎ目が弱いってことでしょう。パンク自体はしてないですが気分が悪いので1500km程度でお蔵入りとなりました。実質4ヶ月ぐらいしか使わず。一本3700円もしたので貧乏性には痛いお買い物でした。
シラクサンド
IRC シラク サンドCX 32c 短期レビュー
グラベルが好きなのでシクロで定番のIRCタイヤを試してみました。
https://ircbike.jp/product-list/cross/serac-cx-sand/
ダイヤ目のみのトレッドでノブはありません。ゴム自体の変形でグリップする感じで、舗装路では空気圧を上げているとほぼスリックタイヤを履いてるのと変わりません。転がり抵抗は小さくて好印象。
でも、あえて30c以上の幅のタイヤを履く理由って、グリップや耐パンク、耐久性含めた悪路走行性能なんですよね。
私がよく行く10mm-30mmの角ばった石が転がってるような路面にはあまり向いておらず、石で弾かれてグリップはあまりしませんでした。石が多い地形ほど大きめのノブがあった方がスリップしにくい印象を受けています。
あと32cなのに公称260gという超軽量・薄タイヤなので耐久性は低く、使い始めて1000kmでサイドカットだらけになりました。パンクやバーストはしていませんが、サイドカット箇所にコブができてきたのですぐ交換。これも1本5000円ぐらいしたのにあまり使わずに廃棄したので貧乏性な私には痛いダメージでした。
シラクサンドは砂地用というだけあって、海岸近くの砂が浮いてるようなコースなら向いていると思います。ですが、山や林道、川の近くを走るような方には耐久性が足りてないのでオススメできません。
現在はグラベル用にはビットリアのTerreno Mix31c/33cを履かせています。乗り心地は重いですがノブがしっかりあるので瓦礫でも安心感あります。また半年後ぐらいにレビュー載せます。