skogenさん
実は真面目に考えてなかったので、ちょっと説明を試みます。25cが良いとは限らないと直感的に考えてしまう理由についてです。
以下、長いですが、タイヤ以外の特性を無視して、タイヤの幅で全て解決・説明済となるはずは無い訳で、当たり前の話をくどくどしております。。。^^;
まず、
25cのタイヤ:バネ係数は下がり、ダンピング係数は上がる
23cのタイヤ:バネ係数は上がり、ダンピング係数は下がる
と考えます。
※バネ係数が下がるのは鶏さんが書かれている通り。ダンピング係数が上がるのは非可逆圧縮・膨張するゴムと空気の体積が増えるから、と考えました。ただし、タイヤの変形は接地形状の変化を伴い、複雑なので、ダンピング係数は逆に変化する可能性もありそうです。
バネ係数が下がると固有振動数は小さくなります。
なので、25cのタイヤの方が固有振動数は低い周波数側に移り、速く小さな振動は減衰し、車軸には到達しません。
これは良さそうですが、ダンピング係数が大きすぎると自転車のフレームは体と一緒にゆっくりと上下動してしまう可能性があります(ダンパーがガンっと大きめに動くと元に戻るのに時間が掛かる)。重心の上下動が生じている訳で、自転車の走行にとってはロスになる。逆に、23cのタイヤで細かな振動が生じても、フレームと体が追従しなければ重心の上下方向の移動は生じないため、走行ロスにはならない。
なんか、そういう事を考え始めると、バネ係数が小さいのが良いことなのか、ダンピング係数が大きいことが良いことなのか、分からなくなってきます。
フレーム、体、ホイール、スピード、走行距離は時代とともに変わっているでしょうから、実際に乗ってみて、路面の状況に合わせて走ってみないと分からないんじゃ無いかと。
で、期待せずに(本心は期待しながら)乗った感じでは、私の環境では25cは悪く無い、というのが今の感想。分不相応な機材を使って何も変わらないと悲しいので、強い自己暗示を掛けていますが、今のところ魔法は解けてません。^^;