自転車道場

タイヤ&チューブスレッド / 125

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ディープインパクト 2024/08/18 (日) 23:22:23

skogenさん
BBの整備の方で書いたんですが、ビットリア ウルトラライトチューブからR-AIRに変えてみたのでこちらにも記録で書いておきます。重量はウルトラライトチューブ(バルブ長 42mm)が92gぐらい、R-AIRが66gぐらい。ウルトラライトチューブは2015年6月に購入。以前のものに比べてやや重くなったとのこと。

R-AIRはバルブ長34mmで、RS21に装着すると、Topeak JoeBlow Sport IIで空気を入れるにはぎりぎりの長さです。薄いブチルゴムのチューブということで、ラテックスチューブの注意書に準じて、装着は慎重に行いました。ホイールはRS21、タイヤはルビノプロ3。空気圧は5.2barです。

漕ぎだしてすぐに感じた固さも、4,5kmの走行で消え、転がりの良さ(フラットな走行感)が増しました。巡航速度にも乗せやすくなったと思います。
以下、浅知恵です。

チューブで乗り心地が変わるかどうか、実は半信半疑だったんですが、変わるもんですね。

まず、軽くなったことの効果。30gの軽量化でも円周部の重量750g(RS21とルビノプロ3の場合、リム530g+タイヤ220g)に対して4%の差になります。慣性モーメントによる運動エネルギーが等しい場合、4%の重量差は到達速度で約2%の差に相当します。(人が同じ回転エネルギーをホイールに与えるとき、到達速度30km/hの場合は0.6km/hの差になる)

もう一つ考えられるのは、5気圧とか7気圧でクリンチャータイヤのサイドにぴたっと押さえつけられている訳ですから、タイヤと一体化して乗り心地を変えること。

トレッドで生じる振動成分は、タイヤ内の空気からリムには伝わり難く、多くはタイヤのサイドウォールに沿って、空気中の音速の5倍ぐらいの速度でゴム中を伝わると考えられます(音速の違いはここではあまり関係ないですが)。チューブはタイヤのサイド部の形状や固さ(振動の伝わりやすさ、変形のしやすさ)に影響を与え、乗り心地に差が出るんだと想像してます。

タイヤの空気圧は5barを中心に0.2barの増減で印象が変わりますね。体重、前後の荷重バランスで中央値は変わるでしょうが(私の体重は冬場で66kgです)、私の場合、前輪は5bar+αが小石をぱちんと弾く下限で、4.8barだと小石を弾きませんが、5.2barだと弾きます。ルビノプロ3の道場長の推奨空気圧、5barって絶妙な値です。私は下限値に少し足した5.2barに落ち着きそうです。

ちなみにR-AIRはネット上ではバーストしやすいという評価が散見されます。
こちらでラテックスチューブの注意点を読んでいなかったら、私もチューブを雑に扱っていたかも知れません。チューブはこういう風に扱うんだという心得として、とても助かりました。

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