自転車道場

ピスト(固定ギア)で基礎を叩き直すプランの指南 / 21

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ディープインパクト 2024/08/13 (火) 09:21:50 >> 8

 クオリア44さん  

大袈裟に描いた現状と計測すべき寸法はこんな感じ。コレに調整代が最低でも計測値にプラス5mmは必要です。

ノギスで目視でシートステーを基準に平行になる感じで、ブレーキシューをリムに当てて測れば、おおよそは見当が付きます。
画像1画像2
BRS202 のブレーキシュー取り付け部は、こんな感じで剛性確保の為に分厚いので、ココの寸法差でもプラス2mmくらいを考慮しましょう。あと、手書き図でも描いた様に、ブレーキシューの取り付け角度が変わる筈です。この差でも最低でもプラス3mmくらい影響が有る。

私は変なフレームのピストを色々と持ってるので、このブレーキキャリパーのアーム長については色々と経験しました。ショートアームでは ほんの少し足りない感じが、適正なロングに交換すると大幅に寸法が足りないという事が普通です。

まあ、納得のいくまで検討してみてね。

ー 適正なロングに交換すると大幅に寸法が「足りていなかった事が判明する」ー と書かないと誤解するかもでしたね。

あと、ハンドリングがロードバイクよりもクイックに感じられた、そうですが、このフレーム、ボトルケージ台座がある事、エンド幅が130mmだった事、シュートアームのリアブレーキが使えない事、などから、そもそもロードバイクと生産設備、型をロードバイクと共用する商品で、エンド金具だけの変更で作り分けられてて、ジオメトリーはロードバイクに準じたモノ、で間違い無いと思います。

で、多分、本物の専用設計のピストフレームよりはハンドリングがピーキーじゃないと思います。
なので、特にリアセンターの長さを気にし過ぎる必要は無いと思います。

コレは本当に悪い意味で言ってる訳じゃなくて、私も本来のピストフレームよりも100mm 以上もホイールベースが長いピストを色々持ってるけど、それはそれで十分に楽しく走れる。誰かと競り合うのじゃ無ければ、フェイントモーションでいくらでもクイックに曲がれる。
まあ、気楽に楽しめば良いと思います。

一応、書いておくと、オランダの自転車はリアのみのコースターブレーキが主流であり、ブレーキが無い訳じゃない。あと、専用設計の街乗り用ピストは、極太のタイヤの装着が前提の特殊なモデルーと言っても私は何故か4台も持ってるーを除き、ショートリーチのブレーキが、チェーンの調整代を最大に後ろに引いても、ちゃんと使える様に出来ています。

リブルクロモリさんのフレームは、ロードバイク用フレームに無理矢理にストレートエンドをくっ付けた成り行き仕様の成り立ちの為、エンドの位置とブレーキのマウントの位置が適正である事を最初から放棄してるだけです。

でもまあ、ブレーキ穴が有るだけマシです。
街乗り対応のピストフレームの場合、アルミフレームでもカーボンフレームでも、リアブレーキの穴が無いモデルが珍しく有りません。

私のチネリ ビゴレッリもそう。ブリッジに穴を開けてブレーキを付けた。
ショートリーチだと使い難くて、BRS101のミドルリーチを付けてる。

因みに、アルミフレームでもカーボンフレームでも、シートステーを板で挟んでブレーキ台座を付けるのは、珍しくない。
私は個人的に好きじゃないけど。

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