鶏 泰造さん
スポーツバイクは約35年で10台ぐらい乗っていますが、スポークが折れたのは、BD-1のリヤ1本だけですねぇ。南米の極悪路地帯をキャンピング装備で2000kmぐらい走ったこともありますが、そのときも平気でした(チェーンは切れかかったし、トーストラップは切れましたけど(^^;)。
スポークって、折れるときは一発破壊ではなく疲労破壊のほうが多いんじゃないかと思います。場所はエルボーかニップル側のねじ部かどちらか。ハブ穴の形状とエルボーの形状の相性が悪いとか、ニップルとリム穴の据わりが悪くてニップルがハブ穴のほうを向かず、つねにストレスがかかり続けているようなケースで起こりやすいのではないかと思います。
パンクしたまま走り続けたとしても、スポークより先にタイヤがダメになるんじゃないかと思いますけどね(^^;。
BD-1の場合、小径であるためスポークの角度に無理があるのと、♯15番で組まれていたのが原因ではないかと思います。コーナーを曲がるとき、後輪操舵のようにリヤがよれるので「サスの剛性がないのかな」と思ったら、どうやら犯人はホイールで、曲がるたびにホイールがよれていた模様。それが蓄積して疲労破壊したようです。♯14番で組み直したら、嘘のようにしゃっきり曲がるようになりましたし、5~6年経ってもスポークは折れていません。
他人が折った例では、一見、フレは取れていても、テンションがバラバラで特定のスポークにストレスが集中しているというのが多かったような気がします。
安い実用車では、ハブ穴の精度とか、スポークの品質の問題という可能性も高そうです。
2011/11/1 16:47 [191-1290]
鶏 泰造さん
もうひとつ思い出しました。
コースターブレーキ+700Cのホイールでお散歩自転車を組んだとき、半年ぐらいでリヤのスポークが1本、エルボーから折れたことがありました。これはたぶん、ハブに制動がかかるから、制動時にスポークにかかるテンションがリムブレーキより大きかったせいじゃないかと考えてます(実用車のバンドブレーキも条件は同じですね)。鉄ハブで穴の精度もイマイチだったし。
それから、スポークのテンションが緩すぎても、ストレスの出入りが大きくなって、スポークが疲労破断する可能性が高まることも考えられますね。
2011/11/1 17:24 [191-1291]