鶏 泰造さん
フリー側のスポークに2mm短いのを使えば、センターはあらかた勝手に出てくれると思いますけど、同じスポーク長さで組んでらっしゃるみたいですね。
そういうときに私は、頭出し(ネジ山が見えなくなるところまで全部のスポークを締める)した後、フリー側だけ先に4回転締めて、ざっとセンターを出してしまいます。スポークのネジピッチは0.45mmなので、2mm短いスポークを使うのとほぼ同じ感じになります。
そこからは、ニップルを均等に締めることを基本に、必要に応じて縦振りをメインに横振りも取ります。
ある程度テンションが上がったら、ここでセンターを正式にチェックします。出ていなければ、寄せたい方向のニップルだけを締めます。あとは必要なテンションになるまでニップルを締めていけば良いですが、テンションが上がってニップルが正規の位置に落ち着く過程で振れが出ることもありますから、そのへんをチェックしながら仕上げていきます。
以上、私が実践を繰り返すうちにたどり着いた”鶏流”ホイール組みですので、道場長の流儀とは違うかも知れません。
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