ヘラーマンさん
ハブの両サイドの0.5mmワッシャー ハブ左側の5.6mmカラー 新たに購入する1.6mm小型丸ワッシャー 1.5mmオフセット調整後
私も今年、R390でプルミーノ用のホイール組んだので、注意点を書いておきます。
32Hというのはシマノのハブ使うなら、これ以外無いというのがわかります。特に小径の場合。昔は24Hとか28Hとかありましたが、現行ハブだとデュラのみで、プルミーノだと下に書く問題から11段のハブは事実上使えません。クラリスで組んだほうがマシ。
問題点は以下です。
9段(8段も同じ)化する場合は、プルミーノ現行フレームだと、リヤトップ位置で100%フレームにチェーンが干渉します。これを解決するためには、ハブの左側に付いている5.6mmのカラー&0.5mmワッシャーをワッシャー数枚(1.6mm×4など)に変更し、左右の枚数を変えることで、フリー位置をハブセンター側に数mmオフセットする必要があります。
この量はフレームにより違いますが、現行フレームだと、1~1.5mm程度はオフセットする必要があり、私の場合は8段でチェーン幅も広いので1mmでは足らず、約1.5mmオフセットさせました。0.5mmでいい場合は、もともと左右についてる0.5mmワッシャーの移動でOK。
FH-4600の場合だと以下の感じです。SORAやクラリスとはワッシャーの数が違うので注意!
左:1.53mmワッシャー3枚=4.6mm(ノーマル0.5mm+5.6mm=6.1mm)
右:1.53mmワッシャー1枚+0.5mmワッシャー1枚=2.0mm(ノーマル0.5mm)
結局は現物合せで調整しないとならないので、ワッシャーの左右の量を調整後、ホイールセンターを取りなおしします。最初にハブの状態でスプロケ付けて、フレームにセットしてチェーンかけてみれば、どのぐらいずらせばいいかはわかります。
ワッシャーは買いやすいものだと、JIS規格の小型丸ステンワッシャー10x18x1.6で、モノタロウで買えます。私は色合わせのため黒染めを買いました。
こういう改造は、相性が出るのが当たり前と思って改造を楽しんでください。
失敗した分が自分の経験になります。道場の情報あつめると簡単にできる分、あまりスキル上がらないです。
画像は、FH-4600ティアグラハブで
FH-3500とかFH-2400だと右側の0.5mmワッシャーがないので、5.6mmカラーの厚みが違うかもしれません。それとFH-RS300は展開図が出回っていないので、現物を分解計測して構造を確認してください。クラリスみたいに右のワッシャーがない可能性高いです。
仕上り状態はこんな感じです。これでも余裕は1mmないです。
クランクは私なら相性を考えて、9速のノーマルクランク52-42Tか52-39T使います。34Tは小さすぎて使いにくいと思います。ティアグラ4500のノーマルクランクなら、中古でも程度のいいのが安く買えそうな気がします。他にもシフターとFDの相性とか出るかもしれませんけど、フロント2枚ならそれほど難しくないと思うので整備楽しんでください。