★702と709を乗り比べよう★
とのお誘いに乗っからせていただいたリッツです。普段使いにM-709を考えていたので、喜び勇んで出かけました。ATOKさん、わざわざお越しいただきどうもありがとうございました。また、ぶらっくま師範代、702での出動、どうもありがとうございました。さてさて不肖リッツのインプレッションを。
【M-709】
ATOKさんが書かれているように、11速(105)、タイヤにプリモコメット(20 x 1 1/8-26C)、リムにAREX RIMS R-390。
709に初めて乗せていただいたときの印象は、「素直」、「気持ちいい」。
かなり安定感がある。あまり速度は上げずにまったり走ったので、高速域でどうなるかはわかりません(笑)。ただ、まったり走ったときはかなり気持ちいい。フレームはかなり頑丈そう。そのせいか振動を拾う感じ。走りは気持ちいいものの、乗り心地自体はそこまでよくないかも? スポンジグリップで吸収させたいところ。
ちょっとした登りを走る。ギア比のこともあるのか登りでくんくん進む印象。
ATOKさんが「力が逃げる」と書かれたが、そこまでは感じませんでした(多少はありますが)。個人的にはホイールベース、チェーンステー長さ、シート角の違いを感じます。ただし、あくまで702との比較の上という注意書きが必要かも。
【M-702】
…というか今回試乗させていただいたのは702というよりも『くまさん号』(爆
ホイール(プリモコメット 20 x 1 3/8-37C)、リム(銘柄不明)、ハブ(4600Tiagra)と、ちょっと709との構成が違うのだけれど、ATOKさんの書かれているように、フロントホイールを交換しただけでまったく印象が変わる。26Cだとおもしろくなくなり、37Cのほうがおもしろい。
…と、ホイール周りだけで言及したけれど、そのほかの部分にもいろいろとくまさんの手が入っているので、僕にはこれを702として見ることができない(笑)
以前にもどこかに書いたけれど、くまさん号はくまさんのためだけに存在している感じがするので、僕にはちょっと扱いづらい。誰かのお手馬に乗った騎手の気分って、絶対にこんな気分。
というわけで、702の印象は「じゃじゃ馬」。
反応は速く機敏。タイムラグなく、入力した分が出力としてして跳ね返ってくる。下手したら、誘導さえしてくる(実話)。サドル(ミラノ)とハンドル(スポンジグリップ&バーエンドバー)のこともあって、乗り心地よい。嫌な振動が来ない。
ついでに、702と709のフレームを比較したら、ダボ穴の有無、エンド処理、チューブ太さなど、まるで違った(702のほうが細かいところに手が入っていた。ただ、ボトルケージのねじ穴がないのは痛いし、リアエンドも709のほうがよい)。709が702の後継車かといったら、それは違うと言わざると得ない。性格が異なる。
さて、もし僕が買うなら?
702が欲しいです(爆
ただし、それはフレーム単体として見たときで、販売車=完成車で見るならクランク長などのこともあり、709のほうがいいかも。僕が家族で共用するという用途なら709を選択するかもしれません。
702のよさを引き出すためには、相応の技術と愛情が必要かと思います。それに応えてくれる自転車であるのは間違いないですが(709がそういう自転車ではない、ということではないのでお間違えなく。709もいい自転車です)。709も702もともに市場にあって、どちらかを選ぶということできたらとても幸せだったのだろうな、と感じます。
ともあれ709と702を比較して乗れたというのはとても楽しい、有意義なことでした。
ATOKさん、くまさん、どうもありがとうございました!
それではぶらっくま師範代、僕などよりもずっと鋭いインプレッションお願いします(笑)
というか少なくとも、ATOKさんのリポートだけで僕の言いたいことはすべて言い尽くされていました(爆