自転車道場

ブレーキの整備 / 14

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ディープインパクト 2024/07/31 (水) 23:15:03 修正

 Moon Fragmentさん
道場長さま、自転車道場の皆様はじめまして。
いつも有益な情報交換を拝見し参考にさせていただき、古いクロモリロードをコツコツ整備して楽しんでおります。
ブレーキの整備でキャリパーを分解するたびに、前回使用したグリスやオイルに汚れが混ざり良い状態ではないなと感じており、できるだけ使用量を少なくしたり、露出しない部分にだけ注油するよう心がけたりと試行錯誤しておりました。が、

>ブレーキには油は使いません。
という道場長の言葉に、目からうろこが落ちました。
可動部分にはオイルかグリスが必要という固定観念から、油を使わないという選択は自分ひとりの試行錯誤では決して出てこない方法でした!早速実践し、納得のブレーキフィーリングを目指したいです。

ここからが質問なのですが、
>ブレーキ本体の3枚の部品を横に平行に隙間も均等になるように、ナットを締める時に調整します。そして最後の平行を微妙に調整するのがDのねじです。ブレーキ本体を手で握って開け閉めしてみれば軽さが変化するのがわかります。もっとも軽くなったところが、そのブレーキの最終整備点です。

私は、ブレーキ本体の3枚の部品の2箇所の軸の締め付け時、ガタが出ず抵抗なく動くギリギリの一点を探してナットで固定するという作業をしていたのですが、その一点(×2箇所)を正確に固定できれば平行がでているということなのでしょうか?
もしくは私が探していた、ガタが出ず抵抗なく動くギリギリの一点という概念がそもそも間違いなのかと、キャリパーを眺めながら思案しております。

申し遅れましたが、私の整備しているキャリパーはBR-5501です。(古くってすみません)
よろしくお願いします。

道場長さま、ご返答ありがとうございます!
今日仕事もそっちのけでキャリパーとにらめっこし、組みつけては試しばらしては組み付けを繰り返しておりました。
おっしゃるっとりABCの平行を出すとブレーキの握りが軽く引っ掛かりのないしっとりとした引き応えになり、もしかしたら開眼できたかも!とニヤニヤしておりました。

安全に関することなので、念のため私の作業内容を確認していただければ幸いです。
・ABCを仮組み後、まずAとCの接続部分のボルトを調整しスムースに動きガタが出ないところで固定
・次にAとBの接続部分(真ん中のボルト)を調整。BパーツをAとCのちょうど真ん中にくるよう調整しネジを固定(この時点ではバネが利いてないのでBパーツはガタが有り。
・バネを装着し、もう一度平行の調整。
・Dのボルトで微調整

こんな感じで安全上問題ないでしょうか?
あとネジにはグリスをということですが、今回のキャリパー組み立てののネジ部分もグリス塗布するという解釈でよろしいでしょうか?

すみません、先ほどの作業内容を訂正します。
試走してみたのですが、すぐにブレーキのガタを感じました。
ブレーキが軽く感じたのは、ガタがでるほど締め込んでなかったからだと思います。
道場長がおっしゃるABCの隙間を同じくらいにする、という調整は今の私にはまだ解釈できてないようです。
とりあえずは隙間のことは置いておき、まずはガタが出る寸前の締め込みを基準に修行を積みたいと思います。
そう簡単に開眼できる訳ないですよね。
画像1画像2画像3画像4
分解中(汚いオイル汚れ) ABCの隙間は諦めました。 なんとか完了
昨夜の挫折から一夜明け、再び今日ブレーキと格闘してみました。。

このスレッドで討論されていた、ブレーキ整備とオイルの関係を自分なりに解釈し、ミシンオイルで可動部の汚れを落とし、ウエスで充分に拭き取って組み付けました。
もちろんボルト部分へのグリスも忘れずに。
3枚のパーツの間隔を同じに組み付けるというのが、どうしても私には理解できなかったので、とにかくガタが出ずスムースに動く一点を見つけることに集中しました。
(パーツリストとだいぶにらめっこしたのですが、BR5501の場合、ABC間の間隔を調整するのはワッシャーの厚さを変えるしか方法が無いような気がします。)

組み付け後のブレーキは、整備前と比べ格段に軽くスムースになりました。
本当の合格点の軽さを体感したことが無いので、どこまでできたかはわからないのですが…。
今度、お店で売ってるロードのブレーキを握りに行ってきますw

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    ディープインパクト 2024/07/31 (水) 23:18:42 >> 14

     kakip.さん
    画像1画像2
    ぶら下げてみた 計ってみた
    ブレーキ整備(6800)のその後です。
    しばらく通勤で使いましたが、整備前と比べてかなり軽くスムーズに動くようになりました。
    (汚れとベアリングの当りが、かなりキツめだったからと思います。)

    やはり全体に動きが軽くなったのは、組み付け調整したおかげでしょう。
    おまけで塗っておいたフッ素パウダーは、こちらの想像通りの働きをしてくれています。
    (ヌル・・・っというフッ素系独特の感覚はまだまだ大丈夫そうです。)
    この整備後はほんとに小指でもブレーキレバーが引けるようになりました。

    ここまで軽いと戻りが心配ですが、クラリス(2400)でしっかり戻ります。
    (ブレーキレバーを離せば「カッツ」と戻ります。)

    そこでこの組み合わせの今後の参考にと思って、ブレーキの引きを計ってみました。
    (バネ計り無いので、ペットボトルに水入れて吊ったモノを計りました。)
    後輪ブレーキ面が当るまでは683gでした。アルテグラ軽いです。
    (前輪はこれよりも気持ち軽いです。)