小杉むさしさん
確かにディスクブレーキは始末が悪いです。ぼくは一応自分で組み立てて整備もしてるけど、はっきりいって相当めんどくさい。普通の人は年に1度くらい自転車屋にもっていくのが現実的かもしれないですね。でも普通の人が年に1度自転車屋にいくなんてできるのかな。
リムブレーキはワイヤーもパッドも見えてるんで、何が原因で何が調子悪いのかとか見えるのが助かるし、ちょっと調子がおかしいときにいじる気になれる。
ディスクブレーキが調子悪かったりすると、絶望的な気分になります。基本調整いらずなのがディスクだからトラブルは少ないですけど、もしものときに、いったんオイル抜いて、フレーム中通しのオイルラインを外に出して、また入れてとか考えると気が遠くなる。
でも乗ってるときのこと考えるとリムブレーキには戻れません。ラクだし安全ですよ。理由はよくわからないんですが、ディスクブレーキに変えてから、尻が持ち上がったりタイヤがロックしたりすることが減りました。ブレーキ自体はよく効くのに。
あと峠を登ったり下ったりしながら遠くまで行くときに、ブレーキで疲れなくて済むのは助かります。時速60キロの下りで止まるのもリムブレーキだとちょっと怖かったし。
なんか電動のシフトと似たような位置づけかもしれないですね。日常の足に電動シフトを使うのは充電の手間とか、部品が高いこととか考えるとバカバカしいし、調子が悪くなったら中身が見えないのでどうしたらいいかわかりにくい。でも競技をしたり、エクストリームな挑戦をするときにラクができるから欲しくなる。
電動シフトがそこそこ定着しているような感じで、ディスクブレーキも定着するんじゃないですかね。いわゆるマニアックな使い方をする人たちに…
とは思いますけど、今回はネジ込みアクスルのせいで、タイミングが悪かったら死んでたかもしれないような目に遭いました。ディスクブレーキのせいでよけないトラブルの厳禁を抱えることになるってのもありますんで、とっても微妙です。