>ロード12速は競技機材、『競争する人でドンドン進んで行ってください』というスタンス
でも過去の11速シリーズを並行して販売し続けてくれるわけではなく、105も7000シリーズは廃番、アルテも8000シリーズは廃番、11速で乗り続ける人は中古を探して乗り続けるしか方法がなくなっています。
シマノは新しいのを売るために旧型は市場から全て無くし消耗品の補充ができないようにしてきました。現在デュラ、アルテ、105は12速シリーズしか新品は購入できません。ハブの販売がないということはハブが壊れた時は交換ができないことを意味します。
完組ホイールを見ればよくわかります。最初にやったのはナローリムの市場からの撤去、すでに市場にはワイドリムしかなく、ナローリム車輪は壊れた時が捨て時。次がハブ、今後スルーアクスル規格以外のハブは全て市場から撤去、クイックハブは中古市場で探すしかなくなります。ディスクがつかないリムブレーキ用ハブを使っている人は105、アルテ、デュラは新品部品交換はできません。
競技だけどうぞと笑ってられません。シマノは過去のシリーズの補充部品を供給しません。通常商品廃番後5年位はメーカーに供給責任があると思うけど、シマノは廃番する前に補充部品の供給をやめます。9000デュラがそうでまだ新品で売っていたのに34のチェーンリングだけ注文しても販売終了になってました。この時は唖然でした。SDGSには作る責任というのがありますが、シマノは全くそんな責任は感じていない。
ナローリムの完組ホイールも大量に販売してきたのにリムの注文は一切できず、どこからも買えません。ディスクブレーキユニットやDi2のバッテリーなども突然廃番にして互換性のない新製品だけ発売し補充部品も市場から一掃し、今売ってる12速シリーズで2年後に使えるのはあるのかな?と思います。157mmや148mmエンドのフレームもいつまで、そのハブが売られ続けているのか?シマノの今までの補充部品を供給しない歴史を考えると、そこに乗っかるのはかなりのリスクがあります。
シマノの好き勝手にさせている限り、商品寿命は短く短くなり、ユーザーは地獄の商品購入サイクル=シマノ奴隷への道を進むしかない。これからは11速で乗り続けるのも茨の道です。
自転車は本来は環境負担が少ない乗り物ですが、こんなに短期間で使い捨てにされると一番環境負荷が高い乗り物になります。競技しない人でも地獄のシマノ奴隷サイクルは関係ありますよ。